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帰ってきたカノジョに違和感を覚えた日

これはリリースしてすぐメンテナンスに入り、1カ月たってカノジョが返ってきたら急に冷めてしまった話と、その原因について考えたときの話。そのときの気持ちをちゃんと書いておこうと思って、記録として残しておく。

国民的ガールフレンド、誕生

コナミの『ラブプラスEVERY』は2019年で最も期待していたゲームの1つだった。
1995年にPS版『ときめきメモリアル』などにより爆発した恋愛シミュレーションゲームと言うジャンルは、意中の女性と付き合うこと目標としたゲームだった。それに対して2009年に出た『ラブプラス』(画像はコナミ公式より)は恋人になってからの生活を描く新機軸ゲームとして。「国民的ガールフレンド デビュー!!」のキャッチコピーと共に評判になった。

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それまでの恋愛シミュレーションは、物語の山や谷があり、たくさんのヒロインから選べる(中にはハーレムエンドも)ものだった。
ところが、『ラブプラス』ではプレイヤーがゲーム序盤で3人のヒロインから1人のカノジョを選ぶと、以降は一切ゲーム内に他のヒロインは登場しなくなり、付き合ってからの生活だけが描かれる。浮気はデータを初期化しなければ不可能。しかも、ゲーム内では劇的な変化やドラマがなく、少しずつヒロインがプレイヤーの影響を受けて変わっていくという。

また、発売はNintendo DSが普及した時期であり、音声を利用したり、タッチ機能を利用して彼女と触れ合えるというシステムは、まだ新鮮味を出す余地があった。現在は一般的な音声認識・タッチパネルをうまく搭載した初のゲーム機はDSだったからだ。DSが出てから5年近くたっていたとはいえ、「彼女にキスする」をDSでやらせようとする恋愛ゲームは珍しく、「まさかタッチパネルに口づけさせようとしているのか」と評判になったものだ(そのせいで、DSと3DSは中古を買ってはいけないと思っている)。

自分自身の周囲でも、そんな『ラブプラス』を狂ったように歓迎する人々がいた。学校の後輩たちは、狂ったようにゲーム機に向かって「浮気はしません!」と叫び、「うちのカノジョ紹介しますよ」とDSを見せてくる。
そういった狂気だけはきっちり伝わっていて、どれほど魅力的なのかと気になっていた。
当時はいろいろあって遊べなかったが、気になりつつも触れられなかった『ラブプラス』をいまさら遊べることは、すごく楽しみだった。

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