【ロスト使い向け】ロスバレの本質と赤ロストの立ち回り徹底解説!
こんにちは、ふとん(X ID:@game_futon)です。
好きなデッキタイプはロストバレットでロストアビス発売後から愛用しています🥰最近は勉強期間ということで悪リザードン🔥と緑黄ヤマト🏴☠️、緑ウタ🎤を使っている私ですが
今回ははるnさんの公開された赤ロスト動画を詳しく解説していきます!
はるnさんも動画内で話されていた通り
赤ロストはプレイングで勝敗が変わる要素が大きいと感じているので
花選び等の選択によるメリット/デメリット(裏目)
を中心に解説していきます!
私自身大きな実績を残した経験もなく1人のロスバレ使いの1つの考え方程度に捉えて頂けると幸いです🙇♂️🙇♂️
デッキリスト
昔話をするとEレギュの赤ロストはミラゲが0〜1枚でロストスイーパーを多投し最速でロストマインを打ちつつHPの大きなポケモンは最後にかがやくリザードンで倒すというコンセプトでした。
現在は全体的に種ポケモンのHPが高くなっており主にテツノカイナ等の登場により序盤から250ダメージを出したい場面が多く中盤から積極的にかがやくリザードンやガチグマでサイド2枚取りに行く動きができるよう構築が遷移している印象です。
ロストバレットの本質
赤ロストに限らず青ロストもロストバレットの本質は
ダメージの総量で勝つ💪
です。
ロストバレットはロストマインのおかげでダメージ効率が非常に高くゲームを通した総量で勝つことを意識することが重要です。
例えば悪リザードンexが対戦相手の時、極端な話ヒトカゲ(70)-リザード(90)-ピジョットex(280)-リザードンex(330)の合計770ダメージを相手にサイド6枚取られる前に出せれば勝てるわけです。
当たり前のことではありますがこれを意識してプレイするか否かで各ターンに行うゴールの振れ幅を正確に認識することができます。
Kゲッコウガ型ロスト(青ロスト)の強み
青ロストはKゲッコウガのドロー特性を活かしてデッキの安定性を高めているためテツノカイナを始め様々なアタッカーを採用することができ
・自由枠が多く環境に合わせて構築できる
・相手のケアしなければならない要素を増やせる
といった強みがあります。
Kリザードン型ロスト(赤ロスト)の強み
赤ロストはKリザードン/ガチグマの低コスト大ダメージによりサイドを2-2-2(1-1-2-2)で取る性能が高くロストマイン,火炎爆どちらでもよい盤面も作りやすい、サイドレースの権利(カウンターキャッチャーの権利)を常に握る立ち回りがしやすいため
・花選びによる動きの上振れ下振れ幅が小さい
・ケア不可能な盤面を作りやすい
と言った強みがあります。
赤ロスト対戦動画解説
冒頭にも添付しましたがはるnさんの動画内での盤面を解説していきます。
アクロマの実験後の花選び中です。
手札にアクロマの実験はなくサポートはハッサクを持っています。
相手の手札が2枚で少し渋そうであり自分の手札に入れ替え札が1枚あるためロスト4までは確定で貯めることができる盤面です。
手札にボール札は無いため
この番の花選びを整理すると
・アクロマを取った場合は入れ替え後に花選びして番終了(ロスト4→次の番に手札干渉されなければロスト7まで確定)。
・ボウルタウンを取った場合は入れ替え→花選び(釣竿/緊急ボードでボード選択)後にボウルタウンで3体目のキュワワーを出してボード逃げ後に花選びして番終了(ロスト5→次の番ロスト6まで確定/手札干渉されなければ手札にエネがあるためロスト7まで確定)
になります。
また、アクロマを取った場合は「ボウルタウンをロストしてるのに展開も何もせず花選びして番終わる」ことになりボウルタウンをとった場合も「アクロマをロストしてる」と相手に見える情報だけで自分の手札がそこそこ強そうに見られるため手札干渉が飛んできやすい盤面(見え方)になります。
ボウルダウンを選択後に相手が上振れて攻撃できたとしてもボード付きキュワワーを前に出せる上にハッサクが使用できロストマインまで打てずとも赤ロストはKリザでサイド2のポケモンを倒すコンセプトのため悪リザードンexにおとぼけスピットをする価値が高くサイドレース上は追いつけていることがわかります。
動画内ではボウルタウンを選択後ウッウを出しておとぼけスピットでヒトカゲを気絶させています。
この番におとぼけスピットをする裏目は多く
・相手のエーススペックがわかっていない
・キュワワーが2体しか出せていない状態でカウンターキャッチャーの権利を握られる
・次の番のサポートが確定していないためロストが7まで貯まらない可能性が高い
・ロストスイーパー込みでロスト7まで貯まった場合でもボウルタウンが場から離れるため攻撃できる可能性が下がる
ロストが7まで貯まらない可能性が高いについてさらに解説します。
この番はるnさんは相手の動きが渋そうなためおとぼけスピットを複数回打てる(サイドを複数取れる)と考えてのウッウ選択だと考えられます。
しかし、次の番相手が何もできずにウッウで攻撃しサイド2枚目を取れた場合もロストは4枚のままゲームが進行しその次の番にナンジャモ+悪リザで攻撃された場合
・手札が4枚しか無い
・アクロマが2枚(トラッシュ/ロスト)見えている(アクロマを引ける確率が低い)
・ボード逃げ込みでもロストは6枚
・ウッウは1枚採用で倒された想定のため悪リザードンにおとぼけできる可能性は低い
というようにウッウで2枚サイド先行できたとしても悪リザードン側が捲る要求は低くゲーム全体を通してロスト側の動きが弱くなる可能性の方が高いです。
ナンジャモでは無くアンフェアスタンプだった場合はさらにヤバいです…😵💫
先攻2ターン目にアンフェアスタンプからリザードンexに進化されウッウを倒されました。
花選びとキチキギスの逆手に取るでアクロマを引くことに成功し現在アクロマの選択中です。
アクロマの実験によりロストが10枚まで貯まり、手札に超エネルギーも持っているためロストマインまで確定している盤面です。
赤ロストはKリザードンを複数回使うコンセプトのため青ロストに比べてネストボールの価値が高く入れ替え一枚でロストマインが確定しておりベンチにキチキギス、手札にはハッサク,プライムキャッチャーまであるため次の番に3エネ火炎爆でピジョットを取れる可能性は非常に高いです。そのため私だとポケモン入れ替えとヒスイのヘビーボールをロストすると思います。
ネスト/ヘビボをロストした場合は入れ替え札が残るため花選びの試行回数を稼ぐことができ山札に残り1枚のアクロマを引きやすくなるといったメリットも考えられます。
アクロマの実験でネスト/ヘビボをロストしネストボールでヤミラミを出しています。
後攻2ターン目でボウルタウンをロストしておりヤミラミを出すためにネストボールを要求されています。
ヤミラミを出す裏目を解説します。
・手札からボールがなくなり次の番にKリザードンでピジョットexを取れる可能性が下がる
→手札にツツジまであり次の次の番に手札干渉される可能性を下げたい
→前の相手の番でマッハサーチ→リザードン進化しているため手札にボールが無いことがほぼ確定しておりベンチ展開するために次の番マッハサーチを使用される可能性が高い(手札干渉される可能性が"比較的"低い)
→総じてKリザードンで攻撃する価値が非常に高い
と考えます。
もしベンチ展開されなかった場合はフトゥーのシナリオを警戒する必要が低くなりより立ち回りやすくなります。
ヤミラミを出すメリットとしては
・手札干渉後に攻撃できる可能性が上がる
・相手の盤面にピジョとリザしかいないため次の番相手はポケモンを展開してくる可能性が高く展開してきたポケモンを気絶させやすくなる
が挙げられます。
ネストボールでヤミラミを出した後ロストマインで攻撃しています。
ダメカンをヨマワルに6個,ピジョットに3個のせて残りの3個をどこに乗せるか考えている場面です。
私だとリザードンに3個乗せますが動画内ではピジョットに追加で3個(合計6個)乗せています。
ピジョットに6個乗せるメリット
・ピジョットがデヴォリューション圏内になる
→次の番手札干渉された場合に当たりが増える
・ピジョットが火炎爆/ブラッドムーン圏内になる
が挙げられます。
ピジョットに3個,悪リザードンに3個乗せるメリット
・ピジョットが火炎爆圏内になる
・次の番HP70のポケモンを展開された場合次のロストマインで7個、残り5個を悪リザードンに乗せることで悪リザに乗ったダメカンが8個になりかがやくリザードン圏内になる
→ネストボールでヤミラミを出す動きに一貫性ができる
ヨマワルに6個乗せて気絶させるので残りのサイドは4枚です。
単純計算ではピジョットとリザードンを気絶させれば残り4枚取れることになるので手札干渉される確率まで考えると複雑にはなりますがデヴォリューションではサイドは1枚しか取れないため勝つために必要なターンが1ターン伸びておりゲームプランとしても火炎爆を通すプランの方が通しやすいと考えます。
ロストマインをした次の相手の番にカウンターキャッチャーでキチキギスを呼ばれ倒されました。
この番、ハッサクで引いたマシマシラをベンチに出しています。動画内でも話されている通りマシマシラの特性を使う可能性は低そうですがマグマの滝壺からダメカンを2個を飛ばして相手がもしヒトカゲ/ポッポを出してきた場合はロストマインで2枚取れる可能性ができています。しかし、ここでは特性を使う可能性が低いマシマシラを出したこと自体は問題では無くベンチを埋めていることが最も大きな問題です。
相手は先攻3ターン目のマッハサーチを攻撃する直前に使用しており何を持ってきたか分かりませんがリザードンでピジョットが倒されそうなターンの直前で持ってきたカードはナンジャモかツツジである可能性が高くみえます。
そこで、次の番手札干渉された後に残りサイド2枚取るためには悪リザードンを取るのが最も早いルートであり手札干渉された次の番はロストマインまで確定しているため手札干渉後の火炎爆を撃つ確率を高めたい盤面です。
そのため、ベンチが埋まっていなければ夜のタンカ等からキチキギスをだし逆手に取るをした上で火炎爆の準備をすることができるためベンチの枠が埋まっていると山札3枚分火炎爆を撃つ確率が下がっています。
手札干渉はされずヨマワルがサマヨールに進化してKリザードンを倒されました。
ツツジを打った後にロストマインでサマヨールに9個、残り3個をどこに乗せても変わらないということで悪リザードンに乗せていました。
(この3個は対戦に影響あります)
残り3個が対戦に影響を与える可能性を解説します。
相手のKリザードンに残りの3個を乗せることで残りHPが130になります。
動画内ではロスト側がミスで炎エネを山札に戻していますがミラゲ等で炎エネを逃げエネとして使用し、Kリザを出して滝壺を使用→アドレナブレインで2個を相手のKリザに乗せると残りHPが110になります。
残りHPが110になるとおとぼけスピットやロストマイン圏内に入るため有効活用することができます。釣竿で炎エネを戻していなければ要求はさらに下がります。
後攻2ターン目のロストマインで悪リザにダメカンを3個乗せていれば後4ロストマインの残り3個を悪リザに乗せて滝壺火炎爆で取れる可能性もあります。
おわりに
先述の通りロストバレットは総量で勝つデッキタイプなので目先のサイド1枚ではなく
ゲーム全体でサイド6枚取り切る/取り切りやすい選択を取る
ことを強く意識してプレイに一貫性を持たせることで勝率を高められるデッキタイプだと感じています。
重ねてにはなりますがロストバレットは人それぞれ考え方の違いもあるので本noteは私個人の1つの選択肢程度と捉えていただけると幸いです🙇♂️🙇♂️
最後まで読んでいただきありがとうございました😭
それではよいロスバレライフを!!
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