「Better Days: The Story of UK Rave」見ました
Youtubeに上がってたAmazon Musicによる「Better Days: The Story of UK Rave」見ました。おもしろかったです。
イギリスでのレイヴの登場から最盛期、そこからレイヴが規制されるようになり、今のコロナ禍の状況についてのドキュメンタリー。
いろんな属性の人が混ざり合ってダンスミュージックが鳴り響く空間の中で、人間の根源的な楽しみの1つであるリズムに合わせて踊ることで、音楽とと空間の雰囲気により高められた感情やエネルギーがきっかけで一体感を感じることができる瞬間がやってくる。
しかし、イギリスでのレイヴは法律により規制され、今では政府はソーシャルメディア上でレイヴについて調べるアルゴリズムまでも持っている。
コロナ禍によりDJなどレイヴに関わる人たちにとっても大変な日々が続いているが、過去の歴史から閉塞感のある時を経た後には信じられないようなアートや音楽が生まれることがあるという内容。
知らない人同士がダンスミュージックというつながりで一晩中盛り上がることにより、時に信じられないような感情やエネルギーの爆発を体感できるのがレイヴの楽しみだと思う。
この爆発に必要なのは優れたダンスミュージックと参加者の雰囲気で、雰囲気がいいと時に信じられない高みまで盛り上がり、それは「あの伝説のレイヴ/パーティ」と呼ばれるようになる。
最近はHMDを被ったVR空間でレイヴが行われているけど、生身の身体が無いアバターの空間でこの爆発を創造することができるようになるのかが気になるところだ。
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