【全文無料】いきなりつよいデッキでデュエルマスターズを始めよう!【守りの王道解説編】
お疲れ様です! 幻馬(https://twitter.com/galvashighwind)です。
いきなりつよいデッキ解説の第三回、今回は守りの王道解説編です。
この記事では、第一回と同じく、収録カードとデッキの回し方にスポットを当てて解説していきます。
第一回【攻めの王道解説編】はこちら↓
第二回【攻めの王道改造編】はこちら↓
どんなデッキ?
名前の通り、大型ブロッカーによる圧倒的な守りで攻撃を防ぎ、その大型クリーチャーの大群で相手を圧殺する攻防一体のデッキです。
一部では殿堂カードになるか?とまで言われたパワーカードの巨大設計図で手札を4枚増やし、スターゲイズゲートやヘブンズゲートと言ったブロッカー踏み倒し呪文を使って大型のブロッカーを大量に展開する豪快さが特徴です。
4ターン目に大きなアクションを行うデッキな都合上、3ターン目までに動いてくるデッキに対しては8枚入っているシールドトリガーにすべてを託しましょう。無かったら負けです。
光の7コスト以上のブロッカーであれば採用圏内なので、かなり多くのカードが採用圏内になるので、構築の幅が広いのも特徴です。
攻めの王道と比較すると細かいプレイングの差が出るのでデッキなので、あちらのデッキよりは回すのが難しい、と感じる人も多いかと思います。
特に守りの王道同士の戦いはロングゲームになること間違いなし。
収録カード解説
公式画像の左上から順番に解説していきます。
まずはこのデッキの看板、闘門の精霊ウェルキウスです。
出すだけでカードを1枚ドローし、追加のブロッカーを出すことができます。
更に、バトルに勝った時にも同じ能力を使うことができ、一度場に出ると連鎖的にカードが増えていく非常に強力なカードです。
加えてヘブンズゲートやスターゲイズゲートと違い光以外のブロッカーも出すことができます。(このデッキでは関係ないですが)
看板ではありますが役割としては展開補助になります。
ドローは強制なので、調子に乗って4体出すとあっと言う間にデッキ切れするので、そこは注意しましょう。
逆に攻めの王道側は自爆特攻を繰り返して相手のデッキを削りきる事も勝ち筋の一つです。
白騎士の精霊ホワイト・ウィズダム
いきなりですが調整枠①です。
まさに大型ブロッカー!と言ったシンプルな内容で、シールド+1枚と2体タップと、ヘブンズゲートから出すと4体のクリーチャーを止める分かりやすい効果をしています。
ですが、逆に言うとそれ以外の効果がないのが少し寂しいところ。
弱いカードでは無いのですが、可能なら他の強いブロッカーに差し替えたい枠ですね。
星門の精霊アケルナル / スターゲイズ・ゲート
このデッキで一番使うカードかもしれません。
まずは4ターン目にこのカードの下側を使うところを目標にしましょう。
この記事を読んでいる方の中には、「ヘブンズゲートと比べて1体しか踏み倒せず、Sトリガーもついてないこのカードにどんなメリットがあるのか?」と思われる方もいると思います。
色々違いはありますが、最大の違いはコストが5か6である点です。
その差は非常に大きく、5コストであることで、手札を2ターン目に整え、3ターン目にマナブーストをして、4ターン目にこのカードを使うことが出来ます。
下側に目を奪われがちですが上側もなかなか強く、放っておくと手札のブロッカーを毎ターン射出してくる兵器になります。
閃光の守護者ホーリー
調整枠②です。
非常に強力なカードなのですが、あまりこのデッキのコンセプトに合っていません。
別のコンセプトに合ったS・トリガーに差し替えた方がいいかなと思います。
逆に速攻デッキに入れるS・トリガーでは最強のカードになるので、持っておいて損はありません。
聖闘の精霊龍 セイント・カイザー/ライブラ・シールド
調整枠③ですが、非常に重要な役割を持つカードです。
なんとこのデッキ、ヘブンズゲートから出てくるカードで相手クリーチャーを除去できるカードがこのカードしかありません。
なので、このデッキの最大パワー14500を超えるクリーチャーを出された場合、このクリーチャーで除去する以外の方法がほぼありません。14500を超えるクリーチャーなんているのかって? ゴロゴロいます。
下面もシールドを増やすS・トリガーなので、腐る場面はほぼ無いのですが、別のカードの方が都合がいいことが多いです。
このデッキの核、ヘブンズ・ゲート
このカードがあるからこそ、このデッキは成立しています。
それほどのカードです。
6コストでこのデッキでは最大22コストものカードを出すことが出来ます。
光のブロッカーというだけでカードの評価が上がるのはこのカードがあってこそ。
シンプルながらもファンも多いカードなので、いきなりつよいデッキのテーマとして採用されるもの納得ですね。
真邪連結 バウ・M・ロマイオン
調整枠④ですが、そのカードパワーは恐ろしく高いです。
光自然で構築されているこのデッキに、全くかみ合っていない火文明なのに入っている理由がそのカードパワーの高さにあります。
まずEXライフという能力がヘブンズゲートというデッキの性質と非常にあっています。
そして、出たときに呪文を2枚まで墓地から回収する効果。
ヘブンズゲートやスターゲイズゲートで出し、その呪文を即座に回収する事で次のターン以降の展開を安定させます。
極めつけはアタックするときとEXライフシールドが離れたときに、手札からコスト8以下のタダで呪文を唱える効果。
先ほど回収したヘブンズゲートを打ち、後続を無料で追加することが出来ます。
ロマイオンを除去しようとすると、EXライフが身代わりになり、そして呪文を唱える効果でヘブンズゲートを使われ、追加のブロッカーが2体降ってきます。除去しなくても、アタック時に同じ能力を使われます。
悪夢のような性能です。
ここまで強くても、文明が合っていないという点とレインボーであるという点が重く、調整枠としています。
ロマイオンに合わせていっそのこと火文明を増やすという事も視野に入るほどの強力なカードです。
閃光の神官 ヴェルベット / フェアリー・パワー
上下ともに強力な、このデッキを支える屋台骨のようなカードです。
まず上面ですが、シンプルながらも相手のクリーチャーをタップして出させる能力は強力。守りの王道同士の戦いでは、このクリーチャーを先に出すことがかなり重要です。
下面も強力で、1枚マナを増やしつつ、7割ほどの確率でカードを1枚ドローすることが出来ます。
どちらも強力なので、どちらの面で使うか悩ましいところ。
ただし、2,3,4ターン目にカードをちゃんと使いたい都合で、このデッキは見かけ以上にレインボーであることがデメリットになることが多いです。
初手を見て、1ターン目に何を埋めるか。
3ターン目にどのマナブーストを使うかはよく考えましょう。
竹馬の超人 / テイクバック・チャージャー
上面はほぼ使わないので割愛。7コストであることだけで十分です。
下面が強力で、デッキの都合上メタカードに弱いのですが、3ターン目にマナを伸ばしつつ苦手なメタカードを除去することが出来る優秀なカードです。
このデッキだと他にコンスタントに使える除去が無いため、このカードの有無で有利不利が大きく変わるいぶし銀な一枚。
イラスト違いがとても嬉しい。
配球の超人 / 記録的剛球
調整枠その⑤です。調整枠多いな……
こちらも上面を使うことはほぼありませんが、先述した通り除去に乏しいデッキでもあるので、使うことは0では無いです。100戦やったら1戦くらい出すかも。
下面は2マナで1マナ加速という標準的なスペック。
ただし、このデッキにおいては2マナでこのカードを使って、次のターンに4マナ使えると言うマナカーブはあまり強くありません。
2マナで巨大設計図を打ち、3マナでマナ加速、5マナでスターゲイズゲートという基本的なマナカーブを考えると、抜けていくカードなのかなと思います。2→4→6でヘブンズゲートを打つ、というヘブンズゲートのデッキはむかーしの話……
最後にして最強のカード、巨大設計図
【天門】というデッキタイプが成立するのがヘブンズゲートのおかげなら、【巨大天門】というデッキタイプはこのカードのおかげで成立しています。
2マナで3~4枚ドローするという規格外のカード。
リソースの概念を破壊し、このカードを2ターン目に使えるか否かでデッキの出力が大きく変わります。
デッキの回し方
上で簡単に書きましたが、
2ターン目:巨大設計図を打つ。手札を増やす。
3ターン目:マナ加速をする。
4ターン目:スターゲイズゲートを打つ。ウェルキウスなどのブロッカーを展開する。
5ターン目以降:ブロッカーを追加していき、良きタイミングで攻撃を開始する。
というのがこのデッキの回し方です。
この良きタイミングというのが難しく、どこまで展開をしてから殴り始めるのかが難しいです。
初心者の方はとりあえずクリーチャーを5,6体ほど殴れる状態にしたら攻撃を開始するといいかなと思います。
以上がこのデッキの簡単な解説になります。
どのカードがどんな役割を持っているかを知ってもらえたら幸いです。
次の章では、実際にこのデッキをどのように改造するか?と言うところにスポットを当てて5デッキほど紹介します。
攻めの王道よりも調整枠が多く、デッキの組み方に個性が出る部分なので、なるべく色々な人の好みに合ったデッキを組めるように頑張りました。
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