最低限必要と思われるコンポーネントを含むインストール

Slimのインストールをしていきます。実際には「Slim-Skeleton」というものを使いますが。

プロジェクト名を決めて、Slimをinstallしていきましょう。
一端、プロジェクト名を「slim_start」と仮定しておきます。

前提として
・PHP
・なんらかのhttpd(おいちゃんの環境はnginxです)
・composer.phar
が必要になります。
そのあたりの各installについては、googleさんあたりで調べるとあちこちに書いてあるかと思いますので、割愛します。

では、プロジェクトを作っていきましょう。

composer.phar create-project slim/slim-skeleton slim_start

このコマンド1つで「ディレクトリを切って」「様々なものをダウンロードしたりして作成して」くれます。
プロジェクトの初回にしか使わず割と忘れやすいのですが、一方でとても便利なものになりますので、なんとなく頭の片隅、くらいに記憶しておくと楽かと思います。

ちょいと一つ。
一応、最近ちょいとskeletonの動きが激しいっぽいので書いておきますと。
https://github.com/slimphp/Slim-Skeleton/commit/0bac600b23f8f455f92dbc5874386260566e7a08
のタイミングが、現在の最新でございます、ので、一端ここを起点にいたします(あんまりきにしなくてよいです)。

ディレクトリを移動しておきます。
以降、基本的にここが基準点になりますので、相対パスで何かが書かれている時は、ここを起点に考えてください。

cd slim_start

一端、適切にinstallされていることを軽く確認しておきましょう。

php -S 0.0.0.0:8080 -t public public/index.php

でビルドインサーバを起動、installしたサーバのIPアドレスを192.0.2.0だと仮定しますと、ブラウザで http://192.0.2.0:8080 にアクセスして、なんか「Slim a microframework for PHP」とかって文字が出てきたら、インストールは一端成功です。
コンソールのビルドインサーバを、Ctrl+cなどで止めておいてください。

さて。
この時点で、Slim本体、monolog(ロギング用のプログラム)は入っているのですが、テンプレートエンジンであるphp-view(PhpRenderer)は、幾分、心許ないテンプレートエンジンになります(PHPコードべた書き、ですしねぇ)。
もう少しよいテンプレートエンジンをいれた方がよいと思われるので、一端ここでは、Twigをいれたいと思います。
もしほかに「特に懇意にしているテンプレートエンジン」があれば、そちらを使っても良いと思います、が、一端ここの説明ではTwigで進めていきたいと思います。

composer.phar require twig/twig

またTwigは動いていませんので、次の章で動かしていきましょう。

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