チャンピオンズカップ解雇


ということでね、今年も競馬アドベントカレンダーに参加させて頂いてますよ。今年もチャンピオンズカップのアレコレするのでタイトルに偽りありです。


ここ2年ほどは当日のパドック診断の結果と分析とか載せてるんですが、今年はチャンピオンズカップのパドック分析と回顧を織り交ぜてやろうかなと思います。それでは早速私のパドック評から。


難しかった



結果


むずいって



こんな感じでした。パドック評としては、まぁ落第も良いところですね。
言い訳をさせて頂くならみんな良いと言ったように、ウィルソンテソーロもドゥラエレーデも良かったんです。(特にドゥラエレーデ)ただ順番付けが非常に難しかったですね。
名前出した馬を軽くパドック回顧していきましょうか。

まずはアイコンテーラー。
牝馬ではありますが、馬格も良く、前走G1勝ちからのここで、毛艶、筋肉の張りも申し分なかったです。特別秀でた周回ではなかったですが、映像を見る限り一番減点が少ないと判断して一番手に置きました。結果は大敗ではありましたが……

二番手はグロリアムンディ。
こちらも立派な馬格と、力強い踏み込み、気合い乗りを評価しました。終始力強い足取りなのが良かったですね。条件的には向かないレースになるかなと思いましたが、予想とパドック評はなるべく一つ一つ独立したものと考えるようにしているので、私の見立てでは良い馬には見えましたね。

次にテーオーケインズ。
この子はだいたい毎回良い周回を見せてくれます。今回も100%ではないなとは思ったものの、それでも名前を挙げられるくらいには良い仕上がりだったと思いますね。個人的には21年帝王賞の時が一番良かったと思っているので、その時との比較でパーセンテージを測っています。

次はセラフィックコール。
3歳馬ではありますが、ダート馬らしい発達したトモが目立つと同時に3歳馬特有の若さも見せていました。身体自体もまだ完成ではないなという印象ですね。来年の帝王賞の頃にはもう一段上のセラフィックコールが見れるんじゃないかなと思っています。

そして勝ち馬レモンポップ。
良い馬体でした。彼も悪い時っていうのは殆ど無いですね。ただやはりベストは1400〜1600までの馬という身体つきにも見えました。そこがどうしても看過できなくて一番手二番手には置けませんでしたね……今回1800を勝ちましたが、瑠星くんがめちゃくちゃに上手かったかなと思うので、同型の馬がいた時とかはかなり苦しいと思います。……パンサラッサがJCで良かったかもね……

最後にメイショウハリオ。
前走JBCクラシックでは推奨に挙げてはいたものの、普段の彼を思えば3〜5割落ちくらいの状態ではあったんですよね……それでもまぁ他と比べたらやれるでしょで挙げてしまってアレだったのは本当に反省でした。
そこからのチャンピオンズカップ、良く立て直したなと思います。絶好調だと思った今年のフェブラリーほどではありませんでしたが、これなら全然走らないということはないだろうという印象でしたね。


さて、ここまでがパドック推奨馬なんですが、もう一頭名前を挙げてる馬がいますね?

そう、クラウンプライドです。

私、予想の段階では本命でした。今年の帝王賞なんかではすごい良い仕上がりで、順調に成長出来てるんだなというのが感じられる周回をしていました。その後の韓国遠征もぶっちぎりで勝ち、そこからのチャンピオンズカップだったので、めちゃくちゃ期待してたんですよ。クラウンケインズの馬連で勝ちやで!ガハハ!とか言ってたくらいには。

…………パドック、良くなかったんです。

身体は大丈夫でした。+15でしたが問題はなかったと思います。グリチャのパドックでは一番手だったらしいですね。私の友人達も軒並み良い評価を下していました。

でも私は帝王賞でのキャリア1、2を争う良いパドックを見ています。アレを超えてくるか、少なくとも並ぶものが出て来ると思ってました。かなり厳しめに見ていたと言っても良いでしょう。
確かに馬体に問題はありませんでした。しかし、いつもは自信を持って力強い踏み込みで周回する彼がずっとソワソワしてる。辺りも少し気にしたり、気合い乗りというよりかは神経質な面を見せていました。思わず「えぇ……?」という声が口から出たくらいです。
たまたま見た時がそうだったのかな?と思い、2周3周と見ましたが、全然良くならず……とにかく彼本来のリズムでの周回が全く出来ていないように見受けられました。
そしてレース後の川田騎手のコメントが

「パドックを出てから後ろ向きな瞬間が多かったです。いつもと全く違う競馬になってしまいました。気持ちが入らない中、レースが終わってしまいました」

とのことで。個人的にはパドックから全然良い雰囲気ではなかったんですが、彼なりに我慢していたのかもしれません。パドックを出てからそれが決壊してしまったのかなという印象です。決して状態面、+体重が敗因ではない……と思うんですよ、今回は。

…………メンタルの不調を見抜けた私なかなかすごくない?という気持ちと、本命だったし普通に勝って欲しかったので、そんなところで目の良さ発揮せんでも……という気持ちが複雑に絡み合ってます……

今後彼は絶対にG1取れる馬だと思うので、陣営は頑張って立て直して欲しいですね。とはいえメンタルの話なのでなかなか難しいかもしれませんが。


この後レース回顧もする予定だったんですが、体調不良なので一旦ここまでで。後日追記か別記事でやりますね。


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