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間取りを自分で考えているかたにオススメしたいこと3つ



わたしは6年前に家を建てました。親族の工務店に建ててもらうことになり、間取りの要望をかなりたくさん汲んでもらいました。これでバッチリだと思って完成させた家でしたが、やっぱりこうすればよかった…と後悔する点が。いまはもう折り合いをつけて暮らしていますが、これから家を建てる予定のかた、自分で間取りを考え中のかたの役に立てればと、経験から得たオススメをあげてみます。




1. インナーガレージは本当に便利



例えば2階建ての家だとすると、1階は玄関、廊下、リビングダイニング、キッチン、和室、洗面所風呂トイレのような間取りが一般的ですが、このうちの和室って別にあっても無くてもどっちでもいいことないですか?

どうしても来客用に必要であれば別ですが、無くてもいいかな…と思っているのであれば、そのスペースをインナーガレージにしてみてはいかがでしょうか。

実は我が家ではインナーガレージ設置済みです。本当に便利です!

外に物置を置かずに済むし、保管するモノが全く傷みません。多少のホコリはかぶりますが、自転車もキレイなまま、消耗品や食料品のストックもおもいのほか湿気をかぶらず、良好な状態で保管できています。

もともとは、パートナーの旧車保管用に絶対ガレージが必要だったための設置でしたが、旧車本体と車をいじる工具類はもちろん、前述の生活用品や、とりあえずの仮置きに絶大な包容力を発揮してくれています。本当にオススメです。




2. 物干しスペースの確保



最近では花粉は1年中飛散しているとか、黄砂も全国規模、PM2.5は気まぐれにやってくるなど、雨天ではないのに洗濯物を外に干せない日があったり、共働きでもっぱら部屋干しというかたも多いのではないでしょうか。

我が家では、2階の東側に物干し部屋なる2畳半ほどの部屋を設けました。天井から物干し竿をかけるための金具を4つ付けてもらい、物干し竿を2本常設しています。窓は腰高窓ですが、大きめの窓にしています。部屋のコーナーに換気扇を付けました。その物干し部屋の横に4畳半のウォークインクローゼットを配置し、できるだけたくさんの洋服をハンガーにかけたまま収納できるようにしました。

と、話がそれてしまいましたが、物干し部屋は2畳半くらいの広さがオススメです。というのも、部屋を閉めきって除湿器や乾燥機、扇風機をかけたとき、効率よく全ての洗濯物が乾くからです。風が行き渡る広さが2畳半くらいということになります。

さらに、リビングの天井にホスクリーンを3本設置しました。必要なときだけポールを下ろして洗濯物がかけられます。使わないときは、蛍光灯みたいな外観ですが、全く邪魔になりません。外観や仕様は「川口技研 ホスクリーン」でググってみてください。

どうしてリビングに設置したかというと、洗濯物が乾きにくい冬場に暖房で洗濯物を乾かせるからです。在宅中に、リビングの暖房と物干し部屋の乾燥機を同時に稼働させたとしたら電気代がかさみます。そこで来客がないときは、リビングのホスクリーンに洗濯物を持ってきて、暖房でしっかり乾かすのです。とても効率的で気に入っています。

さらに物干し部屋とリビングのホスクリーンは、ストレスを軽減する効果もあります。

毎日洗濯をするかたなら分かると思いますが、洗濯物はその日の内に乾かして片付けていかないと、整理されない洗濯物で部屋が乱れます。外に干せないときや取り込んだときの仮置き場として、室内に干せる場所をしっかり確保することによって、あちこちのカーテンレールや倒れやすい置き型物干しの前を右往左往するストレスから完全に解放されます。



3. リビング階段はエアコン効率が下がり、電気代が上がる



これはすでに聞いたことがあるかたも多いと思います。リビング階段は吹き抜けと同じで、とくに冬場、暖房で温めた空気が階段をとおって2階に逃げてしまいます。リビングには冷たい空気がたまるばかりなので、暖房の温度設定を高めにしてしまいがちです。そうなれば、電気代も上がります。

以前、友人宅にお邪魔したとき、リビング階段の入り口に突っ張り棒を張って、シャワーカーテンを引いている光景を見ました。くつろぐはずのリビングで、生活臭を撒き散らしていました。友人は、「リビング階段は絶対ダメ。冬、めちゃくちゃ冷気が降りてくるからこうするしかない」と言っていました。その言葉を忘れずにいたわたしは、もちろんリビング階段はつくりませんでした。リビング階段はやめましょう。




ここまで、間取りのオススメを3つ紹介しました。次回は、外壁や壁紙、水回りの家具に関するオススメを紹介したいと思います。

快適な家ができますように。心から祈っています。

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