手を抜く
ポケモンカードのルールソングを聞いて心にグッときているkoma2です。
#めっちゃいい歌
今回は
「手抜きをしてもいいんだよ」というお話しをしたいと思います。
#いっぱい手抜きしよう
手抜きは悪いことではない
手抜きと聞くと「何か悪いことをしている」とか「人目を避けて楽している」とか「本来しなければいけない仕事を怠っている」とか、、、ネガティブなイメージを持つかもしれません。
囲碁の観点から言うと決してネガティブなことではありません。むしろ手をかけ過ぎないという点では最適で、相手に意表をつくチャンスにもなるのです。
「手抜き」とはいったい何なのでしょう。
囲碁は戦い
囲碁は時に戦いになります。
始めは盤上に石が0個です。石が少ないうちは戦いになることは少ないのですが、打ち進めるにつれて、相手の石と自分の石の距離が近くなっていきます。そうすると、盤上の石を取ったり取られたりという戦いが勃発します。これは囲碁の醍醐味の1つです。
戦いで落ち入りやすいワナ
ここで一つ陥りやすい罠を紹介すると、「目標を見失いやすい」と言うことです。
囲碁のルールで初めに教えられることといえば、「囲んだら取れる」です。相手の石の周りを囲んだら、物理的に盤上から石を取り上げられます。
囲碁において、相手の石を取り上げるという行為は、初めてご褒美を貰えた時のようにうれしいし、また欲しくなり、だんだんと快感に変わってゆきます。執拗に求めて、時には勝つことよりも優先してしまうこともあります。
相手が今まで一生懸命に置いてきた石。それを無惨にも盤上から取り上げてしまう。相手が悔しい表情を見せるならなおさら癖になって仕方がありません
ワナからの脱出
相手の石を取りたいと欲してしまう。それは囲碁を打つ者、誰しもが経験する感情です。しかし、相手の石を取ることとその囲碁に勝つと言うのは全く別の話なのです。逆に言うと石を取られても勝てないと言うわけではありません。
石を取ると確かに「部分的な戦いが有利な状況になる」こともありますが、たとえそうなったとしても、最終的な目標は、相手より1つだけ陣地が多くなることです。
囲碁に詳しい方は「捨て石」という技術を知っています。石を取っても勝てないことはすでに周知の事実なのです。
全て真正面から受けなくて良い
囲碁は1局の中でいろいろなところで戦いが起こります。盤面の右側で戦いが発生したかと思えば、自分の陣地だと思っていた左側でも戦いが起きたりします。そのような複数の戦いが絡み合う時に覚えておきたい技術が「手抜き」です。
手抜きとは、例えば相手が攻めて来た時に、本来であれば攻めて来たところを守っておくべきところなのだけれども、今守るよりも別のところへ逆に相手を攻めて行った方が、トータルで自分が得られるものが多いと判断したときに、守るのではなく攻めを優先するというようなことです。
別の例でいうと、
仕事の依頼が同時に複数きたときに、全て依頼がきた順番に全ての仕事を100%の力で行うことも大変素晴らしいことなのですが、1つに集中して他はやらなかったり優先順位を下げて対応した方が上手くいったりしたことはないでしょうか。
全てを100%で行うと時間と体力とリソースを使い果たし、費用対効果が見込めないことがよくあります。
最適な量のリソース配分で仕事をこなすということも大切なことだと思います。
要は最適を意識することも大切だよ、ということだと思います。
まとめ
いつもまとめがグダグダになってしまいますが、今回は秘策があります!
そうです!手抜きです!?
この局面で手を抜いて、最適なところを探しに行きます。
それではまた
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