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西洋占星術とヴェーダ占星術(インド占星術) 〜24°の差異”アヤナムシャ”が生まれた理由〜
西洋占星術とヴェーダ占星術を比べた時に
一番大きな違いとして挙げられるのが、約24°の差異がある点。
もちろん、チャートの作成方法が違うということもあるのだけれども
じゃあ、なぜチャート作成方法がそもそも違うのか。
そこについて、一般的な解釈と、さらに深堀した解釈(有料)で
お伝えしていけたらなと思います。
1度でも私の占星術セミナーに参加された方は
きっとこのことについてが驚愕されたことだと思います。
西洋占星術は、トロピカル方式にてチャートを作成するのが一般的。
![](https://assets.st-note.com/img/1718711831078-vStTKhgmKO.png?width=800)
上にあるのが西洋占星術のトロピカル方式で作成したもの。
タイトルにある、24度の差異を知るために
同じ場所、同じ日、同じ時刻でチャートを作成。
注目すべきは、真東の位置を示す”アセンダント”
画像のACという文字の下にある、度数がアセンダントの位置を示します。
上の西洋占星術のチャートでは、ACは山羊座23°を位置しています。
![](https://assets.st-note.com/img/1718712103079-1udypx7cdh.png?width=800)
ちょっと小さくて見づらいかもしれませんが、上の画像が
ヴェーダ占星術における、サイデアリアル方式で作成したチャート。
ちなみに、上のチャートの様式は”北インド式”
![](https://assets.st-note.com/img/1718712472032-UZ02UEm8ob.png?width=800)
↑が南インド式のチャートとなります。
こちらも、サイデアリアル方式で作成されたもの。
ヴェーダ占星術で作成したアセンダントは、上の画像にある
Ascというピンクの文字の上にある、射手座29°31”。
ホロスコープと呼ばれるチャートは
アセンダントを基点として作成されるもの。
西洋では、山羊座23°にあったものが
ヴェーダでは、射手座29°になる。
約24°の差異があることが、チャート上で確認することができました。
この2つのチャート間で24°の差異が生じることを
”アヤナムシャ”といいます。
《サイデアリアル方式》
地球の地軸が少しずつ垂直では、傾いている状態
これは今現在も少しずつ傾き続けていて
その傾きが現在は約24°
地球の地軸の傾斜から
黄道を捉えたチャート方式となるので
リアルな星の動きと連動する
《トロピカル方式》
地軸の傾斜、リアルな星の動きとは関係なく
黄道を固定された状態で捉え
座標のはじまりを春分点:牡羊座0°と固定し
さらに一つの星座を30°に12分割された方式
それゆえに、リアルな星の動きとは連動しない
要は、サイデリアル方式は
実際に地球から宇宙を眺めた状態で
チャートを作成したもので
トロピカル方式は、春分点を起点として、
そこからの計算でチャートが作成されている。
古代の時代から、天文学というものは
どの文明でも存在したわけですが
その場合に採用されるのは
サイデリアル方式となります。
では、なぜ西洋占星術は
トロピカル方式を採用するようになったのか?
それを紐解く鍵は
西洋占星術の歴史を振り返ることにあります。
次はその謎についてを有料記事にて
アップいたします!
![](https://assets.st-note.com/img/1718715138594-GCmaaz98wf.jpg?width=800)
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