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ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会2期1話を視聴して

居てもたってもいられなくなったのでここに書き残します。

ラブライブ!シリーズに新風を巻き起こし、予定になかったアニメ化から2期放送まで繋がった虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会

そんなアニガサキ(アニメ虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会の通称)の2期が始まり1話が放送されたのですが、もうほんと狂うほど面白い。
アニガサキ1期の出来があまりにもよすぎて2期を不安視しているファンも多かった気がしますが杞憂に終わりました。いや制作陣すげえよ、ほんと。

語りたいことは山ほどありますが、今回は2期からの追加アイドルであり今回の物語を担う3人のアイドルに焦点を当てていきます。

ちなみに私は虹ヶ咲のメインパーソンであるスクスタストーリーを読破しておりその中での3人を知ってる前提でお話しますのであしからず。
※それとめっちゃ憶測と妄想が多いです。

三船栞子(みふねしおりこ)


オープンキャンパスの実行委員として参加してきた赤目と八重歯が特徴の1年生。
まず驚いたのはスクールアイドルを全く知らない様子だったこと。
詳細は省くが本来栞子はある出来事からスクールアイドルに嫌悪感があり、そこから同好会と対立していき徐々にスクールアイドルへの憧れを抱く、、、みたいな話だったはず。これが何を意味するのか定かではありませんが、まるで刺々しく凛々しい印象を受けていた栞子がなんか感情が読み取れない真面目で凄く普通の子みたいな印象になって面白い。
後述するランジュとは幼馴染の設定はあるとはいえそこに関してもどこか希薄な印象を受ける。
アニガサキではとにかく”ときめき”という表現が出てくるがもしかして栞子はそれを手に入れてないから無個性かつ普通なキャラとして描かれてるのかもしれない。にしたって薄味なキャラクターになっててまるで別キャラだ。ここからどうスクールアイドルに興味を持つように描いていくのか楽しみである。
めっちゃ余談ですが、アニメデザインだと何か栞子の目に慣れなくて違和感覚えまくりだったんですがそれすら何かの伏線かもしれないと思ってたりなんだり。

ミア・テイラー


ランジュと一緒に虹ヶ咲学園に留学してきた飛び級で高校3年生に上がってきたまさに天才児。(ちなみに1話内で言及はしていないがHPには載ってる)
今のとこクールアンドミステリアス、なんかサポート役の子?みたいな印象でこの辺りは初期ミアだなって感じ。
後々出てくるであろう音楽に関することとかが出てきたら魅力が伝わる気がする。
なんも言ってないのにランジュに言われた通りに曲セットするところに謎な感じとプロフェッショナル感があって好き。
1人で流しそうめん同好会のとこに居たところで、はんぺんが寄ってくところがまた憎い演出。
展開的に高咲侑と対立するのか、さて。

鐘 嵐珠(ショウ・ランジュ)


香港から虹ヶ咲学園に留学してきた2年生。
第1回スクールアイドルフェスティバルに惹かれスクールアイドルとして出演するために同好会に加入しようとするが方向性の違いを感じてしまい1人で活動することを決める。
2期で描きたいテーマがなんなのかはっきりとは分からないが間違いなく根幹にいるであろうキャラとして描かれてる気がする。
とにかくランジュの描写が細かい。
最初は歩夢に抱きつき友好的な姿を見せるが、同好会がチラシを配ると言った時の表情、その後メンバーがチラシ配りをしてファンと戯れている時に1人だけ顔が映らない、侑歩夢ランジュの3人での会話中にファンとアイドルについての言及とそれに対する侑ちゃんに対する表情、そのあとの新曲EutopiaのMV、思いつく限り出してみたが全てがランジュが同好会のメンバーとは”違う”というのを表してて面白い。
何が違うのかというとEutopiaの掘り下げをしないといけないのだが長くなるのと資料を持ち得ないのでやめとく。
しいて言うなら、MVでの金魚や鳥かごや床の背景、水、上の提灯、ランジュの衣装などが中国では縁起の良いものとして使われてるらしいということ。
それとユートピアにはEutopiaとUtopiaがあるらしいのだが今回のEの方は”実現可能な理想”という意味らしい。
それに高咲侑とも”ときめき”対比の関係になって面白い見せ方だなあと。
スクスタの話になるが、あの世界ではニジガクのメンバー好き好き好き!私と友達になって!っていうところが強く出た結果の若さゆえの過ちみたいな描かれ方してたが今回のランジュにその要素は微塵も感じなかった。メディアミックス故の性格不一致かもしれんが何だか腑に落ちないのでこっから色んなランジュが見れて繋がるかもしれないので楽しみだ。
1話でのEutopiaが1期の優木せつ菜のCHASE!とも対比してるかのような印象だが、スクールアイドルを始めるというところで考えると上原歩夢のDream with Youの方が近い気がする。
講堂以外でのEutopiaで注意を受けているランジュ→3話の時に講堂以外でDIVE!を披露した時の優木せつ菜とも捉えられるところもアリかもしれない。

高咲侑


最後に侑ちゃんに対して触れたい。
音楽科に転科した影響が間違いなく今回の発表の時の準備で描写されてて細すぎる。
とにかく準備が間に合ってないところ(PVがギリギリ)、忙しいところもAパート冒頭の楽譜が散らばってるところでわかる。勉強してるシーンも多く、1期の時の退屈そうに聞いてるシーンとの対比にもなっているが、それだけ忙しいともなる。
終盤でランジュに同好会にいる意義を問われるが、そんな中でもスクールアイドルを応援する立場であることに迷いがないところが高咲侑というキャラを表してて強すぎる。夢がここからはじまるよの答えでもあると思うので感慨深い。
余談だが、歩夢がランジュに抱きつかれた時の顔が今まで見せたことのない侑ちゃんの表情でかなりよかった。ファンとしてなのか幼馴染としてなのか、どちらにしても高咲侑は上原歩夢に負けず劣らず重いと思ってるので解釈一致。

他にもリアルライブでの3rdライブの時のグッズやパンフの絵柄、壁の写真に3rdライブジャケととにかく1期後の世界を意識してるかのような細かいネタだったり、高咲侑の着信音が上原歩夢の2ndソロ開花宣言だったり、虹ヶ咲ではすっかり馴染み深い東京ガーデンシアター近くの風景だったりとまだまだ語り尽くせない見所が多すぎた1話。
まだOPも残ってるし今後も目が離せないどころか虹ヶ咲のことしか考えられないクールになりそうで嬉しい悲鳴だ。
個人的な話だが今後の展開次第では優木せつ菜は2曲目があるのでは?と思っている。
中川菜々の時の生徒会での様子だったりで可能性は大いにあると思ってる。
それとランジュ。必要だとも思うがさて。


気持ちの残滓


ここまで読んでくれた方、ありがとうございました。
書いたことで気持ちがようやく落ち着いたので良い機会でした。
リアルタイムだからこその感想として今後も書けていけたらと思う。

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