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出張編集部に漫画を見てもらいました

記事書くの5ヶ月ぶり??

先日コミティアに6年ぶりに参加してきました。今回デザフェスと同時開催というのもあり、かなりの人がいましたね。まずは参加した皆様お疲れさまでした!
コミティアに出るにあたり、長らく興味があった出張編集部に自分の漫画を見てもらう!ということをこの歳になって初めてやろうと思いました。
以下に当日の話を記憶が風化しないうちに書き留めていきます。ほぼ記憶ベースなので、いわれたことをわたしが好意的解釈をした部分があることを先にご理解お願いします。
※話聞くのに必死で残ってたメモがヘッダーのこれしかないんですよね…

準備したもの

正直何をいわれるのか不安でガタガタになりながらコミティア前1週間を過ごしました。一時期X(Twitter)で「こんなひどい事いわれた!」てツイがバズったりもしましたからね……
とりあえず読んでもらう漫画は、当日だした家畜人間の最新刊と5月にだしたイオロア本にしました。二冊用意すればどちらか編集部さんに選んでいただけますしね。
家畜人間を最新刊にしたのは絵柄が一番洗練された時期のものであるからです。イオロア本は一話完結で話がまとまってるなぁと思ったからこれにしました、二次創作のCP本だけど…
あと、自分の漫画は人に読みやすいといわれるけど、自分としてはコマ割りや画面が地味だなぁと思うから、改善案に何があるか?という質問も用意しました。

当日

見てもらう編集部はアフタヌーンにしてもらうことに。自分が好きな「なるたる」の掲載紙だし、あとかつてボンボン読者だったので講談社の雑誌がいいかな~という軽い理由でした。
(フォロワさんからは「作風がアフタヌーンっぽい」ていわれました。自分もそう思う…)
一般開場30分前に入るというバタバタ具合で入場し、見本誌提出するついでにアフタヌーンのブースに…もう人がいっぱいいるよ~!

ちゃっかり記念撮影

自分は別に連載ベースの話を聞くわけではないのに異様に緊張しており、心臓はバクバクだし呼吸は浅くなって酸欠になるしでダメダメでした。他の人の様子見ると原稿用紙持ち込んだりネーム持ち込んだりしてる方もいました。たぶん連載ベースの意見を聞きたいのかも

椅子に座って待つこと30分ぐらい、編集部の方から「先に本読ませていただいても大丈夫ですか?」と聞かれたので「続きもの創作の最新刊と、二次創作なんですが1話完結の本、どちらがいいですか?」と聞きました。そうしたら
「欲しがりなので両方お願いします☺」と返されました。
いくぶん緊張が解けたような気がしました。

実際の講評

自分の番が来て、編集部の方とお話が始まりました。かなり緊張していたので、編集部の方もリラックスできるよう言葉を選んで語りかけてくれたなぁと今になっておもいます。
以下、いただいた言葉について自分の受けとり方とか、その後の会話の流れを記載していきます。

●イオロア本について
まず聞かれたのは、何て作品の二次創作かで、ポップンミュージックってゲームです、と答えました(反応的にもしかしたらしってるのかも…になりました。イオ・ロアがいるバージョンまでは知らなさそう)
その後「このキャラクターたちがずっと好きで描いたものなのか」と聞かれました。この質問が出るあたり、熱量と勢いは伝わったのかな?と思いました。
こちらからは「久々にプレイして彼らの新しい姿を見て、その思いから描いた」旨を伝えると「愛を感じます」という趣旨の言葉をいただきました。こんな言い方あれかもだけど、愛はとりあえずつめましたからね!

●家畜人間7

まず食いついていただけたところは「11年かけてもこのお話を完結させた」ことと「終わらせる」という決断力と勇気についてでした。
こんなこというのあれですが、完結させることがそんなすごいんだ…ってなるぐらい自分がすごいことした自覚がないんですね
最初から結末を決めて進めてはいたものの、終わりが近づくにつれていくつか用意した結末の候補を見ながら、これでみんな納得する?という怖さも正直ありました。でも、色々かんがえて、これが最良だな!ってなり、あの結末になった話をしました。こうやって終わらせる決断力が、すごいらしいです

この話は終わりだけど、また新しい話は描くんですか?と聞かれたので、今まさに新しい創作を話しました。
家畜人間との繋がりはあるか?とも聞かれたので、繋がりはないけどモブにだしたりとかはできるかも?スターシステム的な?とかいうネタも振っていただけました。
面白そうだから取り入れようかな…

このあたりで、自分として弱点に感じてる部分について話をしたのですが、「はじめから終わりを決めていたそうだけど、「終わらせる」ことを優先してないがしろになってない、というか、盛り上がりをちゃんと用意できてる」といわれたのが、嬉しかったです。なげやりにはならないようにしたかったから…

あと一番狙いがうまくいったとこ褒められた!になったのは「キャラクターの絵柄がかわいい系、カートゥーン系というか、デフォルメがつよいから、ショッキングなシーンに必要以上にダメージを受けずによめた」というところでした。あくまでたんたんと事実を伝えるにとどめたくて、必要以上の精神的苦痛は読者に与えたくないのがあるので、これが伝わったのが一番うれしいまでありました。

ショッキングなシーンとして挙げられたところ。
焼死体のデフォルメには苦心しましたね…

改善点としては背景の弱さとキャラクターの位置関係がわかりづらいというものでした。キャラクターがわかるとたぶんもう少しわかるんだけど、わかっててもややわかりづらいかも、と。背景は楽しんでかけるようになるとネタを挟んだりして遊べるし、キャラの位置関係を確立させるのに一役買えるので、そこを突き詰めれば弱点を克服していい漫画が描けるのでは…とのことでした。

◆ ◆ ◆

今回は初めての出張編集部で緊張しすぎて頭のなかは真っ白、酸欠という状態で追加の質問できなかったのが心残りでした……
次やるときはもう少しうまくやりたいですね!

◆追記◆
トピックスがトピックスなだけにいろんな人にみていただけてるようです。ありがとうございます!
家畜人間についてはpixivでもみれますので、リンク貼っておきます




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