見出し画像

ピノキオピー全国ツアーライブ『モンストロ』に行ってきた!

夏休みリレー企画第一弾!

こんにちは!Gaku-yomu編集部のこもりです。
もう9月になってしまいましたね…。台風一過、秋の予感も漂い始めた今日この頃、皆さんどうお過ごしでしょうか?私は先日、大好きなボカロP、ピノキオピーさんの全国ツアーライブ『モンストロ』の東京最終公演に行ってきました!今回は記憶が薄れないうちに、レポ兼感想を書き留めていきたいと思います!

この記事は、夏休みということで企画した「ライターの夏休みの思い出を書く」というリレー企画の第一弾目となります。遅めのスタートダッシュになってしまいましたが、これからの記事も楽しんで読んでいただけるとうれしいです!

夏休みリレー企画第一弾!
ライブ初参戦
ついに開幕!
みんなもピノキオピーにはまろう


ライブ初参戦

ピノキオピーさんの活動15周年にあたる節目の年に行われた今回のライブツアー。ツアー自体5年ぶりの開催だそうで、私も初めてのライブ参戦でした。会場につくと、ライブグッズのTシャツやタオルを身に着けた人がたくさん!初めてかつ一人参戦ということで、緊張しながら会場に入って行きます。

会場の豊洲PIT

場内に入ると、軽快なテンポのBGMが流れてきました。クジラに乗ったアイマイナとどうしてちゃん(ピノキオピーさんのマスコットキャラクター)のパネルが吊るされたステージ、続々と密度を増していく人の列にライブの実感が湧いてきます。

まわりの人たちの様子も自然と目に入るのですが、ピノキオピーさんが好きな人はもちろん、友達に誘われてきた人もいれば、前回のライブのグッズを着てきている人もいて、色んな人がこのライブを楽しみに来ていることがわかります。私の隣は偶然両方とも友人と参加している人たちだったのですが、開演直前まで友達に曲を教えていたり、好きなボカロ曲の話をしていたりと、聞いているだけでこちらも楽しくなってきました。

ステージ上のアイマイナとどうしてちゃん

ついに開幕!

入場から約30分、ついにライブが開幕!暗くなっていく会場に、来場者のライトバングルの光が浮き上がってきます。歓声とともに始まったオープニングムービーでは、海中に入って行くアイマイナとリンクして私たちの頭上を青いライトが水平に横切り、一緒に海面の下に潜って行くような感覚に。
そして、生のピノキオピーさん!中学生の頃から曲を聞いている人が目の前にいる、いたという事実が、何だか今でもふしぎな感覚です。

開幕は『ありふれたせかいせいふく』。聞いていた当時の記憶がよみがえってきて、泣くなんて思っていなかったのに涙がこみ上げてきて、ひとりで泣いてしまいました…。セットリストは初投稿作品の『hanauta』から最新作『ユーチューバー』まで様々で、まさに15年という活動の重みと厚みを実感できるような内容でした。それぞれ曲の切り替わりの編集もカッコよくて、ライブだからこその曲のアレンジも素敵でした!

さて、肝心のライブの内容ですが、全部は到底語り切れないので、中でも印象に残ったところを書いていこうと思います!

初音ミクへのインタビュー形式で進む『匿名M』では、原曲ではARuFaさんが担当しているインタビュアーをピノキオピーさんが担当。歌詞中で自身のことを「人間じゃない」「音楽ソフト」と言ってのけるメタ的なミクのセリフが、逆にミクの存在の整合性を論理的に照明するようなこの曲。ミクの発言の度にスクリーンにマイクを向けるピノキオピーさんの姿や、ひとりで聞いていた時は漠然とした集合体としてしか認識できていなかったリスナーの「私たち」が会場で可視化されていて、一種の凄みがありました。この曲は実はみんなで聞く曲なのかも…?

『ぼくらはみんな意味不明』や『すきなことだけでいいです』、『ラヴィット』などでは、観客みんなでこのフレーズを叫ぶこと自体が、ピノキオピーさんの楽曲でしばしば登場する「想定された集合体」の出現を感じさせます。楽しさと同時に、自分たちがその作品世界の対象になっていることに少し緊張する場面も…ただ、好きな曲のサビを、ここにいるほとんどの人たちが知っていて、声を合わせて叫べること自体が、本当に楽しかったです!

『すろぉもぉしょん』の一幕

他にも言いたいことがたくさんあるので、レポイラストを下に貼っておきます。本当に楽しかったです!

みんなもピノキオピーにはまろう

ボカロPのライブってどんな内容になるんだろう?と少しドキドキしながら参加した今回のライブ。大好きなミクの歌声を聞きながら、大好きな曲を、それを作った人と一緒にユニゾンで歌えるという奇跡のような体験でした。自分の部屋でこそこそ見ていたMV。ひとりで感動していた歌詞。iPhoneの中の小さな世界が、あの日は目の前の大きなスクリーンに映し出されていて、隣にも前にも後ろにもその曲が好きな人たちがいて、全身を使って好きを表すことができました。本当に楽しい夜でした!

はじめてピノキオピーさんの楽曲を聞いたのは中学生の頃。もう10年ほど前になります。15年間、活動を続けてくださって感謝の気持ちでいっぱいです。ボカロシーンの最前線を走り続けるピノキオピーさんの活動に、これからも目が離せません!(こもり)


よろしければサポートお願いします🙇‍♂️いただいたお金は記事化など、みなさんの目に見えるかたちで大切に使わせていただきます!