新人ブログ Vol.5 営業のお仕事

就職活動が本格化してくる時期になりました。

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今回のブログでは、募集職種の一つ「営業」のお仕事について書きます。

「営業」のお仕事は、「編集企画」と「編集制作」が作った本を売ることです。

重要な仕事の一つに、書店営業があります。

少しイメージしてみてください。

あなたが、「何か就活に役立つ本を読みたい!」と、書店の本棚の前に立っているとします。

①本の表表紙が見える状態で置かれている本、何冊も平積みされている本。
②棚に差された状態で、本の背だけが見えている状態の本。

どちらを手に取りますか? 
おそらく①の本を手に取ってみるのではないでしょうか?

①のような状態の本を、「面」で置かれている、「平積み」されている、といいます。

「営業」は書店営業で、自社の本を「面や平積み」で本棚に置いてもらおうと努力しています。

具体的にどう努力するのかというと……。

書店員さんに、商品売上のデータをお見せしながら、「今、この本が売れていますよ!」と自社の売れている本をお伝えします。
そうすると、書店員さんも「これだけ売れているなら、目立つように面や平積みで置こう」と考えてくださいます。

そうして「面や平積み」で置かれた結果→多くのお客さんが手に取ってくださる、購入してくださる
→書店の売上が上がる→引き続き「面や平積み」で置いてもらえる→新刊が出た場合も「面や平積み」で置いてもらえる……
という好循環が生まれます!

自社の売上と共に、書店の売上も伸ばすことになります。出版社と書店で力を合わせて本を売っている、と言えますね!

(今度書店に行った際、「面や平積み」で置いてある本を、出版社の「営業の努力の賜物」だと考えて棚を見てみるのも面白いかもしれません!)

そして、「営業」の工夫はまだまだありますよ!

例えば、書店といっても、教育書がよく売れる書店や法律書がよく売れる書店など様々です。
営業は、売りたい本に合わせて、どの書店での営業に力を注ぐべきなのか、考えています。

また、交通事故事件の法律書を売るとします。実はこの本は、弁護士はもちろん、損害保険会社のかたにも需要がある本です。

そこで、全国の損害保険会社にチラシを送付したりします。

このように売りたい本に合わせて、「どうすればより多く売れるのか」と工夫しています。

これらの工夫が功を奏し、注文数に結びついたら、もの凄い達成感ですね!

以上、「営業」のお仕事をイメージできましたでしょうか?

(営業は出張して、遠方地で書店営業をすることもあります。ご興味のあるかたは、学陽書房のTwitterアカウントの、今年の1~2月あたりのツイートを見てください。出張の様子がツイートされていますよ!)

次回は「総務」のお仕事について書いていきます!

ではまた来週!(^―^)ノ 皆さま、良い新年度を迎えてください!