新人ブログ【第7回】 こんな本もあります!
こんにちは。2018年入社の新人Nです。
今回は、今までご紹介した専門書とはちょっと違った本をご紹介します。
上の写真は、「人物文庫」という、歴史上の人物についての大河小説です。昔の話ですが、文章は現代語に近く、比較的読みやすく書かれています。オススメの文庫本は以下の2つ!
▶文庫①『上杉鷹山』
人物文庫の売れ筋No.1は、こちらの『上杉鷹山』です。
上杉鷹山といえば、皆さんもおそらくご存知の、
「為せばなる 為さねばならぬ 何事も ならぬは人の為さぬなりけり」
という名言を残した人物として有名です。鷹山は借金まみれの藩を立て直すために奔走した人で、そのリーダーシップは今の世でも参考になります。それもあってか、歴史ファンだけでなく、ビジネスパーソンや地方議員の方々などにもお手にとっていただいています。
▶文庫②『本多忠勝』
こちらは昨年発刊された、学陽書房で一番新しい文庫本、『本多忠勝』です。忠勝は徳川側の武将で、大柄でとても力が強い人物であったとのことで、カバーにもそれがよく表されています。
忠勝を知らない方でも「強い武将の本」ということをわかっていただくために、書店さんにお送りするちらしも、強さがイメージできるデザインをデザイナーさんにお願いしました。私も研修で営業にいた頃、そのイメージを伝えるために、力強いフォントを使ってほしい!というお願いをしました。
▶絵本・『あなたが世界を変える日』
さて、文庫からは離れます。こちらは、セヴァン・カリス=スズキさんの、環境サミットでのスピーチが元になっている絵本です。学校の教科書でこのスピーチを読んだことがある人もいるのではないでしょうか。
そのスピーチがやさしいイラストの絵本として、子ども達も読めるようになっています。実は学陽書房で絵本を出すことはほとんどないのですが、この本は2003年に発刊されて以来、学校や図書館からもご注文をいただき、何度も重版され、売れ続けています。
▶メインはイラスト!「小学校のテンプレートシリーズ」
こちらは教育書に分類されますが、文字がメインではない!ということで、今回のブログでご紹介します。この本は学校の掲示物やプリントを作る際に使えるイラストやテンプレートの素材集で、付属のCD・DVDから素材をダウンロードすることができます。
3月にはこのシリーズの新しい本を発刊する予定で、それには今までのシリーズにはなかった、GIF(画面上で動く画像)も収録されています。デジタル教材が使えるようになった今の時代に合わせ、本も進化を遂げています。
本の紹介は今回でいったん終わりにし、来週は学陽書房が行っている社内の取り組みについてご紹介します。
(2019.02.22)