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戻ってきた『NGK』

すぐにいました笑

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昨日のnoteに書いたことを、そのまま実行しました。とても嬉しそうでした。おめでとうオズワルド。

本日はNGKで漫才。

学天即は2回目公演だけの出演でしたが、オズワルドは1回目も出演していたみたいで、すでに衣装になっていた伊藤は、

「東京吉本所属でABCを優勝できた人が今までいなかったので、本当に嬉しいです。これで『お前ら、いつ大阪に来てもいいぞ』って許してもらえた感じです笑」

と、お笑いナタリーの取材かと思うくらい、しっかりと答えてくれました。おそらく、1回目の公演でも、手応えがあったのだと思います。

喫煙所を出て、楽屋にいた『ひきにき』こと畠中にもおめでとうを伝えると、

「ありがとうございます。ほんと嬉しかったです。順番が変わってたら、どうなってたかわからなかった。3番を引けたのがデカかったです。」

と言いました。

あのー、どうした2人?優勝後から取材受けすぎて、人との会話も全部インタビューのスイッチ入っちゃってる感じ?BGMにスガシカオかけようか?


2回目公演は、学天即がトップバッターで、オズワルドが二番手でした。

芸歴で出番順が決まる時もありますが、芸風も、出番順を決める上で非常に重要な要素なので、NGKスタッフさんの見事な采配です。


舞台袖で前説を聞いていると、お客様の反応がしっとりしてると感じました。なので、伊藤に、

「1回目は、お客さんしっとりしてた?」

と聞くと、

「めちゃくちゃ暖かかったです。」

とのこと。心の中で

『1回目に出たかったなぁ、、』

と思っちゃったりはします。人間だもの。ただ、しっかり切り替えます。漫才師だもの。2回目に来てくださっているお客様に、最高の『吉本の寄席』を体感していただこうと、相方とネタの調整をし、いざ舞台へ。

しっとりとした『静かなお客様』のときは、できるだけわかりやすく、そして自信のあるネタで挑みます。

多少、伝わっていない部分はありましたが、各所各所で拍手笑いが起こっていたので、トップバッターとしては80点としときます。自分にはアマアマです。


舞台終わり、次の仕事があるので、楽屋で着替えながら、天井のスピーカーからの音で『オズワルドの漫才』を聞いていました。生で見なくても、スピーカーからの音で、舞台上の様子は、ある程度想像できるんです。


『あれ?スベってる?』


オズワルドの漫才は静かな立ち上がりで入って、後半しっかり上げていく漫才なので、序盤だけは、そう感じたのかもしれません。

出番終わりたての畠中が、楽屋に帰ってきました。

「なんか、めちゃくちゃスベったんですけど。なんですかアレ?あんなことになりますか?」

インタビュー口調が治るくらいスベったみたいです。

「NGKは全国各地からお客様が集まるので、客層のバラつきが、他のどの劇場よりも大きい。逆に、あの『難しいNGK』が戻って来たって感じた。」

気がついたら、自分がインタビュー口調で答えていました。

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