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開き直って生きる

ここ1年ほど、なぜか『Gardenscapes』というアプリをやっています。ただいまのレベルは11347です。

はじめた理由は、漫画アプリで『広告を見て無料で読む』的なときに出てきたのがこんな広告で、

『ピンを抜いておじさんを助ける』というゲームの広告だったのですが、広告の動画では、とにかくピンを抜くのが下手で、おじさんを全然助けられないんです。見ててイライラするくらい。その『イライラさせる』というのが、この広告の手法だったのでしょう。気がつくと、

いや、こいつどんだけ下手やねん!もうええわ!俺が助けるわ!

という感情になり、インストールしてみたのですが、いざ始めてみると、ピンを抜いておじさんを助けるのは進行上に出てくるミニゲームで、基本はまさかのパズルゲームでした。パズルゲームをある程度進めると、たまにこのミニゲームが出てくるという謎仕様。

じゃあパズルの方の広告出せよって話なんですが、たしかに、広告の動画ではこのパズルのおもしろさはまったく伝わらないだろうとも思いました。

ただ、このパズルが絶妙に難しくて、ミニゲームのためにパズルを進めていたはずなのに、気がつけばパズルに真剣に挑むようになっていきました。そして、今思えばレベル1000を超えたあたりから、ミニゲームが出現しなくなっていたのですが、そんなこと気にならないくらいパズルに集中して、気がついたらレベルが10000を超えていました。

はい。生産性なんてクソくらえ。人生なんて無駄の積み重ね。やるときゃやるから、やらないときは無駄に過ごさせてくれ。

時間は有限だし、無駄を排除して生きていったほうが良いという意見には大いに同意ですが、それはもう出来ないのよ。出来ない体になっちゃったのよ。

食べたら体に悪いといわれているものも、お腹が減ってたら無視して食べちゃうし、早めに目覚ましを合わせても、結局二度寝しちゃうし、1ミリも体の部位に刺激を与えずに1日を終えることもしばしば。

本当にダメな人間だなぁとは思いますが、改善する気もさほどないので、本当の本当にダメな人間なんだろうと思いますが、わりとみんなこんな感じなはず!と開き直って前向きに生きております。

まわりは輝いて見えますが、輝いていることが特異なのであって、その輝きに反射しない『何もないもの』がその輝きを支えているんだと思ったら、それはそれで価値だと思っておけば良いんじゃないかな。勘違いでもいいから。

何が言いたいかというと、気楽に生きていいやんってことです。

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