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目標と目的

昨日は『森ノ宮よしもと漫才劇場』2ステージと、『嵯峨美術大学』の学園祭でした。

どちらも、後輩の『からし蓮根』の『スケ(代打みたいな意味)』でしたので、からし蓮根的な刺激を楽しみにされていたお客さんにとって、学天即という『ほうれん草の白和え』的な刺激では物足りなかったかもしれませんが、どうかご容赦ください。

ちなみに、からし蓮根は『アレ』で休演したというわけではないそうなので、どうぞご安心ください。


『スケ』って、妙な緊張感があります。

僕たちを求めてチケットを買ってくださった方は間違いなくゼロなので、

『学天即見れてラッキー!』

と思ってくださる方もいらっしゃるかもわかりませんが、

『おいー、◯◯見たかったってー!』

と思う方が間違いなくいらっしゃるので、そういう方の満足度をどう上げるのかを考えるのですが、結局、自分たちに出来ることは限られているので、その武器の精度をとにかく高めるしかありません。

手持ちの武器が少ないので困ったもんです。


今、劇場に行くと、楽屋の話題は主に『M-1三回戦』です。

ご存知のとおり、僕たちは昨年ラストイヤーを終えたので、その会話に参加することはありません。その権利すらありません。

昨年の今頃は、ひたすらプレッシャーに苛まれていたのだと思いますが、もはや遠い記憶で、懐かしさすら感じます。

ただ、その瞬間、瞬間はしんどいと感じるのですが、今になって思うと、やはり楽しかったんですよね。

M-1は、間違いなく僕の『目標』ではありましたが、僕がお笑いを、漫才をする『目的』ではありません。

『目的はできるだけ遠くに、目標は出来るだけ近くに』

というのが、僕のお笑い活動におけるスローガンです。

真っ暗闇の道を、自分の足元だけを見て歩くと、真っ直ぐ歩いているつもりでも、ちょっとずつズレていって、気がついたらとんでもない場所にいたりします。

真っ暗闇の道でも、遠くの、遠くのほうに小さな光の点を見つける。それが見間違いでもいいから、とにかく、その光の点をだけを目指して歩く。歩いていくうちに、その光の点が、見間違いじゃないとわかればラッキーだし、少しでも大きく見えたりしたら大ラッキーです。

よくわからない方向に進むのは怖いですが、暗闇の中で、立ち止まっているほうが怖いので、とりあえず、ズンズン進んでいます。


とりあえず、現状の目標は、11月6日の単独ライブを、おもしろいものにするってことでしょうか。

※チケット⇩

配信⇩

目標を達成できるのか、是非ご覧ください。

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