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実家へ

先日のnoteは、遅延している新幹線から書いていて、時間を見ると19時52分に更新していたのですが、そのあと新幹線に5時間乗っていました。なんかイキって、

どや!!!!!見切ったったぞ!!!!!ナメんなよ!!!!!俺は明日お墓に参るんじゃい!!!!!

とか書いてましたが、なんにも見切れていませんでした。精も根も尽き果てた状態で、大阪のホテルに着いたのが深夜2時前。新幹線で眠れなかったので、ホテルについてすぐ、泥のように眠りました。

そして次の日、一度実家に寄りまして、実家の車でお墓参りへ。

実家に着くと、母親が洗面台で頭を洗っていました。

なんで洗面台で?

とは思いましたが口にはせず、姿が見えない父親の所在を尋ねると、

「2階のトイレちゃうかな?」

とのこと。

なんで2階の?

とは思いましたが口にはせず、2人のいないリビングに入ると、先日、僕が父親にプレゼントした歩行器が置かれていました。自分で組み立てるタイプの物だったので、ものづくりが好きな父親が組み立てたんだろうなと思いながら見ていると、とあることに気付きました。

あれ?車輪に新品のピニール貼られたままやん!嘘やろ!送ってから結構経つのに、絶対に一回も使ってないやん!

本当に2階のトイレから戻ってきた父親に、ビニールの存在には気づいていないフリをして、

「ちゃんと届いたんやなぁ。」

と言うと父親が、

「ちゃんと届いたで。ありがとう。ええやつやわ。真ん中の椅子のところ引き上げるとたためるから、これやったら車にも載せられるわ。まあ、まだ車乗れるからな、車乗られへんようになったら使おうかなと思ってるわ。ほんまにありがとうな。」

と言ってきました。

焦って急に口数増えてるやん。ってことは、まだ使ってないことを気まずいと思ってるんやん。ほんで焦りすぎて、たたんだら車に載せられるけど、車に乗られへんようになったら使うっていう、めちゃくちゃ矛盾したこと言うてもうてるやん。

とは思いましたが口にはせず、

「まあ、まだ暑いしぼちぼちね。」

とだけ言い、車でお墓参りへ。出発する際に父親が、

「ありがとうな。わしの代わりに行ってくれて。」

と言ってきたのですが、これはさすがに謎すぎたので聞こえてないフリして無視しました。

母親はというと、ずっと姉の彼氏の話をしていて、僕も興味があったので聞いていたのですが、話すたびに彼氏の年齢が違うので、

年齢は25歳〜42歳、体型は細身、顔は穏やかそうな男性

という、容疑者みたいな情報しかわかりませんでした。

まあ、2人とも元気でいてくれたらいいや。

お墓参りも無事に終わりましたし、今年の残りも悔いなくがんばれそうです。

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