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ロケ

今日は朝からロケでした。

漫才出番のときは、衣装をリュックに詰めて、髪の毛のセットなどは楽屋でするのですが、ロケの時は、家で身支度を整えて、ロケ衣装を来て現場に向かうことが多いです。

なぜなら、現場に控室があることはほとんどなく、到着したらすぐにマイクを付けて、5分後にはカメラを回し出すからです。


その流れを理解するまでは、ロケ車で着替えて、ロケ車の窓の反射で髪の毛をセットしていたのですが、近くにトイレなどの水回りが無いことがほとんどなので、

『はいどーも!学天即です!本日は◯◯にやってまいりましたー!』

と言っている時は、たいてい手がワックスでベタベタでした。

なので、1軒目に行かせてもらうお店などで、カメラが止まった瞬間にトイレを借り、そこで手を洗うまでが、ロケのオープニングとワンセットでした。

しかし今は、そんな失敗はもう起こりえません。これを『経験』と呼ぶのでしょう。


ただ、身支度を整えて家を出ると、現場に着いてからはスムーズなのですが、現場に着くまでが非常に恥ずかしいという新たな問題も生まれています。

今日は京都に現地集合だったので、7時台の地下鉄に乗りました。完全に通勤ラッシュの時間帯。

時差通勤や、リモートワークの推進が叫ばれている世の中ですが、まだまだ電車は混んでいます。

そんな車内に1人、変な仕上がりを見せている成人男性がいるわけです。

ド派手なシャツに蝶ネクタイ。

『こんな平日の朝から、あの人、パーティーに向かってんの?』

という出立ち。めちゃくちゃ恥ずかしいです。

そして、僕よりも明らかに相方のよじょうさんの方が恥ずかしいと思います。グレーのスーツに赤チョッキ。

『あれ?あの人、首から下の色使い、お地蔵さんやん。』

という目線に晒されながら、現場にやってきているわけですから、おそらく、すでに精神力は消耗されているはずです。

その恥ずかしさを乗り越えて、現地に着いた5分後に、

奥「はいどーも!学天即です!今日は京都の◯◯に来ています!いやぁー今日はロケ日和ですね!さぁ!今日はどこへ向かうんでしょうか!?」

よ「祇園花月ちゃいますか?」

奥「いや、もっと他に行くとこあるやろ!ほんで、祇園花月をボケに使うな!ツッコミにくいねん!」

みたいなやりとりしてるんだと思って、今後の僕たちのロケを見てください。

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