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病院に行ったらお尻に注射された


こんにちは!
愛車の三菱デリカでユーラシア大陸横断中の管理人です。
モンゴルから出発して今はポルトガルに滞在中です。

これまでのルート

◆2023年11月8日(水)

朝から病院へ行く。先生に症状を説明するとペニシリンっていう薬を注射してくれるらしい。久しぶりの注射はそこそこ緊張するもので、おもむろにTシャツの袖をまくると看護師のお姉さんが首を横にふるではないか。なんだ、どういうことだ。そのまま無視して待機しているとベッドにうつ伏せの状態になるよう指示される。座ったままでいいじゃないか、なんで寝る必要なんかあるんだよ。ここは日本式で頼みますよ。こちらの提案なんぞには聞く耳を持たない看護師に促されるまま横になるとズボンを腰から脱ぐよう言われる。ん…?この辺で察する。もしかして、お尻…?予感は的中した。お尻に注射されるなんて怖すぎて無理などと本音を言うと馬鹿にされる可能性があるので、コロナのワクチンは腕に注射したからペニシリン注射も腕で大丈夫などと意味不明な理屈で押し通そうとしたけど結局ダメだった。お尻に注射することが決まったわけだが心の整理が全く追いつかない。看護師の方はもう打てる準備が整っているようでこちらのGOサイン待ちだ。

「お尻の注射って、痛いですよね…?」
「注射なんだからね、痛いのは当たり前よ」
「もう少しお待ちを、心の準備が…」
「はぁ(クソデカため息)、あなた何歳なの?早くお尻を出しなさい」

彼女は知らない、その罵倒ですら僕にとってはご褒美であることを。

そんなこんなでお尻に注射されてからキャンプ場に戻り2時間ほど昼寝。ペニシリンが効いたのかはわからないが目が覚めると嘘のように体調が回復していた。喉はまだ痛いけど寒気と倦怠感は治った。化学の勝利を実感した1日だった。

続く


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