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地獄のナイジェリア・カメルーン国境 その1


こんにちは!
愛車の三菱デリカでアフリカ大陸縦断中の管理人です。
ゴールの希望峰を目指して走り抜けます!

これまでのルート

ユーラシア横断日記まとめ → https://note.com/gakusnote/n/n48038e4e5994


◆2024年2月18日(日)

7:30に宿を出発してカメルーンへと続く山道をドライブ。とてもキレイな眺めで、なんとなくスイスっぽい雰囲気が醸し出されている。

が、運転開始2時間を過ぎたあたりから道は史上最悪の悪路となる。岩の上に数多の石が転がる、まるで登山道のような道路だ。デリカの底を何回もその岩と石に打ちつけてしまい、その耳障りな金属音を聞くたびに思わず目を閉じてしまう。オフロード好きにはたまらない道なんだろうけど勘弁してくれ。川を渡る橋も手作り感満載で恐怖しかなかったけど意外と渡れちゃうもんなんだな。

山道を9時間ほど運転して駆け上がるとそこにはナイジェリアで最も標高の高い街がある。ほのかに土が混じるそよ風はお世辞にも気持ちいいとは言えないが、久しぶりに春を感じる。そのままガソスタに直行して給油、たまたまガソスタの目の前に換金屋があったのでナイラをCFAに両替。

19:00過ぎ、ガソスタで寝る準備してたら目の前で突然牛の解体が始まる。スマホの灯りしかないほぼ暗闇と言ってもいいような中、肉屋の人は平気で包丁を振り落とし骨ごと短く切ってる。数センチでも間違えたら指なんて簡単に切断されちゃいそうだから見てるこっちはヒヤヒヤだよ。アフリカってマジでヤバいとこだな、なんて思いながら見てたら肉片が顔に飛んできた!ちっ、すぐに顔を洗って寝たよ。アフリカってマジでヤバいとこだな。

つづく

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