阪神C2020 有力馬考察

どうも皆さんこんにちわ!

今回は阪神Cの有力馬考察です!

有馬記念の前日に行われるG2ですが、G12勝のインディチャンプを始めとする好メンバーが集結しました!

来年の短距離マイル界においても非常に楽しみです!

ではでは早速行きましょう!


展開想定

競馬場関係なく1400mは短距離馬もかなり出走するため短距離的な持続ペースになりやすい傾向にあります。

今年に関しては

イベリスやクラヴィスオレア、ダイメイフジ、ヤマカツマーメイド辺りが逃げそうです。

また、インディチャンプ、ダノンファンタジー、マルターズディオサ、サウンドキアラ辺りも前目に付けるでしょう。

比較的テンの速い馬たちなので今年もかなり持続力が必要になる展開になるかと思われます。

差し馬は位置取りにもよりますがペースとしては速いので多少のスタミナは必要になってきそうです。

まあ当然追い込み馬にはトップスピードも必要になるでしょう。

ということで有力馬考察です!


1. インディチャンプ

この馬に関してはG1でも非常に安定感を見せてる馬ですね。

個人的には我が愛馬ダノンプレミアムの最大のライバルと勝手に思っています(笑)

この馬の最大の持ち味は何と言ってもトップスピードです。

とにかく追い出してからの末脚は現役でも屈指であり、G1で追い出しが遅れたとしてもスピードに乗った追い込み馬を突き放せるほどのものです。

去年のマイチャンは先行馬としてはトップスピード高いダノンプレミアムをあっさり交わしてますし、今年のも追い出してからはあっさり先頭に立ち、そのまま連覇しそうな勢いでしたよね。

去年の安田記念も追い出してから一瞬で前を捕らる末脚を見せてますし、今年のマイラーズカップもしかり。

この部分に関してはあのアーモンドアイやグランアレグリアにも優るにも劣らないほどのものだと思っています。


スタミナもマイルの中でもかなり高い方です。

今年の安田記念は控えたとはいえかなりのハイペースでしたが追い出してからはしっかり伸びてアーモンドアイと1馬身差の3着。

1800でも追い出してからの末脚は安定して鋭く、中距離路線でも普通に通用するだけのものを持っています。

先行してもしっかりとした末脚を使えてますし、成績が安定してるのはこの部分の支えがあってこそとも言えます。

このメンバーではあればこの部分もトップレベルです。


ただ、この馬の致命的な弱点が持続力です。

とにかく長く続かない。

どのレースにおいても最後は必ずスピードダウンしてしまいます。

レースの詳細を見てもらえばわかりますが3馬身以上後続に差をつけて勝ったのは直線団子状態だった3勝クラスの元町ステークスのたった一度だけ。

今年のマイラーズCも最後流してますが、反応良いタイプで追い出しも上手く待ってますし最後はこれ以上追っても伸びないだろうなという脚色でした。

正直早仕掛けも良くない馬福永騎手はしっかり溜めた上での追い出しを常にしていて相性ベストですよね

あの末脚がもっと長く続けば。。。


総評

今回に関しては先行するか差し競馬にするかで大きく変わってきます。

この距離とメンバーのテンの中で無理に先行すると持続力不足で早くに垂れて下手したら大敗してしまう可能性もあります。

逆に差し競馬で上手く前半溜めることができて直線で余裕を持って追い出せたらメンバーの質的にも3着以内はまず堅いと言える馬でしょう。

かといって追い込み競馬や縦長になると最後脚が止まってしまう可能性もありえます。

正直、この距離短縮はかなりマイナスだと思うんですがね。。。

これだけの実績馬で能力もダントツなのでこれだけの人気になるのは必然的としか言えませんが、ワイドとかなら妙味的に敢えて消すのは大いにあり。

3連系や馬連等でも抑えはするべきですが軸にするのはあまりに危険だと思います。

この馬に関しては以上。


2. ステルヴィオ

一昨年のマイルチャンの勝ち馬ですね。

今年は怪我もあり実績からすると不完全燃焼な感じではありますが、前走や京王杯ではG1級のメンバーもいた中で安定した走りを見せているのでどうなるかです!

この馬も最大の持ち味はトップスピードです。

流石にインディチャンプとかのトップには若干劣りますが、結果が出ているのは常にペースがスローの時で現役でもかなりの水準です。

一番わかりやすいのは去年の安田記念で追い込み競馬で前が空いて追い出してところからの末脚が素晴らしく、結果的に上りも32.6のメンバー中2位。

勝ったマイチャンも前が空いてからあっさり前を交わしてますしね。

少なくとも一番の武器はこのトップスピードです。


持続力は低いです。

中距離ではロンスパに対応できていますし、追い込んだ時もしっかり前をとらえきれているのでインディチャンプに比べたらしっかりしてると言えます。

ただ、全体に最後は脚色が鈍っているケースが多いです。

京王杯も阪急杯も最後は止まってます。

マイチャン以前のレースも全体に最後は脚色が鈍っている。

高松宮記念もモズが飛ばした割には全体にスローで2番手以降にはスプリントにしてはトップスピードが欲しくなったおかげかで苦手な重馬場の中で直線入り口は伸びましたが最後は垂れて9着に大敗。

ここ数戦はかなりスローのレースが多いので誤魔化せてますが、今回のメンバーの中でもこの部分で他馬に劣るのは間違いないでしょう。


スタミナに関してはこのメンバーでは高い方。

元々マイルから中距離で活躍してた馬ですから当然の評価です

マイチャンもやや前目からしっかり勝ち切ってますし、中距離でも差し競馬なら堅実な末脚を使ってきている馬です。

京王杯もドスローとはいえ前目からいい末脚使ってますし。

このメンバーと距離なら十分武器になると思います。


総評

まあこの馬も本来はマイルや1800くらいが力を出しやすいかと思います。

持続力がないと言ってもインディチャンプほどではないのである程度追い込み競馬や縦長になっても長所を活かせれば差し切れると思うし、短距離のペースにも慣れて来てるので無理に先行はせず差し競馬に転じてほしいところ。

今までのレース的にもある程度差し競馬にはしてくると思うのでそういった意味では安定しやすい馬なのかなとは思います。

実力自体はこの中でもかなり高い方なので人気もすると思いますが、抑えは確実にしておくべき馬と言えるでしょう。

この馬に関してはこんなところです。


3. サウンドキアラ

この秋こそ不調のこの馬ですが、春はヴィクトリアマイル2着であのノームコアに先着。

その前までも重賞3連勝しており、実績はこの中でも光るものがあります。


この馬の長所はこの距離・メンバーにおいてはその万能さにあります。

トップスピードに関してですが、


正直、インディチャンプやステルヴィオ含め、G1クラスと比べるとかなり劣るがこのメンバーの中でならしっかり使える方です。

上がり自体は遅いですが直線では追い出してからの末脚が素晴らしい。

短距離メンバーだったり斤量に恵まれたりがあるとはいえ牝馬重賞や金杯では直線追ってからあっさり前を捕らえています。

今回のメンバーの中なら十分使える方だと思います。



持続力も十分。

短距離系のメンバーが多いので目立ちませんが、常に直線では末脚のスピードが落ちることなく持続できてますからね。

前走も2走前もどっちかというとトップスピード負けした印象で着順ほど上位と差はないですし、この馬自身はしっかり伸び切ってます。

ヴィクトリアマイル
も持続力高いトロワゼトワルがしぶとく粘る中でもしっかり差し切っての2着。

重賞3連勝の内容も周りが持続力高い短距離気質な馬が多い中でもしっかり捉え切り突き放せてるのに好感が持てます。

今回も短距離メンバーの中ではありますがある程度先行しても十分通用すると思いますし、その中でトップスピードを活かせればこの持続力は非常に強力な支えになります。


スタミナに関しても高くはないですが、このメンバーの中ではしっかりしてます。

今年に入ってからスローペースのレースばかりなので比較が難しい。

ただ、OPクラスに入るとコーナーロスがあるかないかでだいぶ直線追い出してからの切れ味が変わりますのでマイルになる低いかなと思います。

ただ、今回はメンバーが短距離系が多いですし、比較的上がり自体は安定してるレースが多い。

今回に関してはさほど気にする観点ではないし、ある程度ペースが流れて差し競馬にしても十分切れ脚を使えるでしょう。


総評

ある程度前目に位置どれればこの馬が人気勢の中なら1番安定。

持続力も
他の有力2頭に比べてしっかりしてるし、トップスピード、スタミナともにこのメンバーなら十分ある。

スタートもいいので前目にも付けやすいのも大きなポジ要素。

抑えは必須とも言える馬です。

ただ、軸には不安。

重賞三連勝の内容はどれも恵まれており単純な能力面で見ると他の上位人気馬に比べて劣る部分が大きい。

万能さは安定しやすいですが、逆に言えば他の馬に比べて特別秀でた部分もないということでもあります。

単純な能力的にも逆に取りこぼして4.5着となる危険性も十分あるわけです。

また、スタートは良くてもテン自体は遅いのでどういう位置取りで競馬するのかも読みづらい。

枠次第ですが人気もするので紐筆頭くらいの評価が妥当かなと思います。

この馬に関しては以上。




ということで阪神Cの有力馬考察でした。

この中で1番軸向きなのはステルヴィオです。

持続力自体は低いが、ある程度控えて差し・追い込み競馬にしてくるだろうと予測できるのでそこまで大きな不安はありません。

他の二頭は抑えはしとくべきですが軸にするには不安な要素が大きい。


穴馬にもチャンス十分なのでそこを軸にして期待するのも面白いレースでしょう!




ということで今回の記事はおしまい!

今後は

有馬記念・阪神Cのオススメ穴馬

有馬記念・ホープフルS・阪神C最終予想

の順で記事を出すのでぜひぜひご覧ください!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?