見出し画像

「干支」を活用したチームの作り方vol.4

「楽天グループ株式会社」

日本で有名企業である「楽天グループ株式会社」。「楽天」の名で親しまれ、インターネットサービスを展開し、楽天市場の流通総額は3兆円を超える巨大企業に成長。時代を代表する経営者の三木谷浩史さんと創業メンバーを「算命学」で解き明かしていきます。
 
楽天を語る上で欠かせないのが、三木谷浩史さん(以下、三木谷さん)と本城慎之介さん(以下、本城さん)の出会いです。
その経緯は、1996年4月21日。慶応大学湘南藤沢キャンパス院生の本城さんは自分が目標とする日本興業銀行を辞めた人がいると聞いて、東京・恵比寿のマンションの一室を訪ねます。
当時、「就職戦線異状ありまくり」というホームページをつくり、日本で最初に就職活動学生を対象とするメーリングリストをつくった本城さんは、学生の間ではカリスマ的存在でした。
「僕は興銀に入って日本に新しい産業をどんどん興すつもりですが、あなたはなぜ辞めてしまったのですか」24歳の本城さんは、31歳の先輩、三木谷さんに尋ねました。
「大企業が社会を変えるとか、銀行が産業を興すという考えはもう古いよ。個人とか、ベンチャー企業が新しい事業にチャレンジし、既成事実をどんどんつくっていくことによって社会や経済が発展していく。もうそういう時代だよ」と三木谷さんは答えています。(企業家倶楽部2000年12月号 特集第4部より引用)

三木谷さんと本城さんの組み合わせを見ていきます

この2人の出会いがあったからこそ、今の楽天経済圏ができたのです。そこでまずは三木谷さんの「陰占」と「陽占」をみてみます。

ここから先は

1,400字 / 6画像
この記事のみ ¥ 1,000

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?