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裏山

だいぶ寒くなってきて、蔵王でも初冠雪の報せをニュースで知りました。日に日に気温も低くなり、冬の気配が強くなりつつありますね。

今回はバックカントリースキー・スノーボードについて自分なりに書いてみようと思います。

そもそも、バックカントリーとはなんぞや?

バックカントリーを直訳すると裏山という意味になりますが、一般的に言われているバックカントリーとはちと意味合いというか解釈が違ってきます。通常言われているバックカントリースキー・ボードは人工的に作られたリゾート(ここではスキー場の意)ではなく自然の山中を滑るスタイルのことです。

ハイクアップ(登り)で目的地まで登りそこからリゾートエリア外(オフピステ)を滑ることになるため、地形に対応できる滑走技術はもちろんですが、雪崩に関する知識や対策、怪我をした時の応急手当、天候を読むための気象学などの安全に関する知識を学ぶことと、専用の装備が必要になってきます。

バックカントリーと似たような感じで山スキー、山岳スキーがありますがこちらはどちらかといえば登攀に比重があるのかなと自分は思っています。冬山の登山が好きで山頂まで登り景色を楽しみ下りは滑って帰ろうみたいな感じなのかなと(あくまで主観ですけども)
バックカントリーは登攀よりも滑りメインで天候や降雪、積雪などの条件次第では頂上が目的地とは限らずいい斜面があれば滑るという感じかもしれません。
自分も天候が良ければ山頂まで登り、景色を見て、コーヒー飲みながら紫煙を燻らし(ポイ捨てダメ絶対)あとは写真撮って帰りはよさそうな斜面を見つけて滑って帰るという…あれこれって山岳スキー?のようなこともやるので、天候やその日の気分とかでどっちにもなってしまうような(笑)

話がそれたついでにスノーボードの歴史を見ていくと初期のスノーボードは、板の面積が大きく、降雪後に山に登り新雪をサーフィン感覚で滑り降りるもので、スノーサーフィンと呼ばれていました。滑走面から飛び出したフィンが付いており、圧雪されたゲレンデでは上手く滑ることができなかったんです。

1970年代初め、ユタ州ソルトレイクでドミトリエ・ミロビッチによって設立されたウインタースティック社のカタログには「30cm以上の深雪が必要」と記されています(wikiより)
その条件が満たされるところといえば裏山…バックカントリーしかなかったんでしょうね。
ここ2,3年のバックカントリーブーム(ブームになってるのか?)は原点回帰なのかリバイバルなのか。

ただ、バックカントリーは楽しくもあり危険でもあります。知識を身につけ段階を踏んで望んで欲しいと思います。

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まとまりのない文になってしまいましたが、最後まで読んでいただきありがとうございました。