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大阪大学吹田キャンパス

こんにちは、ガクです。
6月28日に、大阪大学情報科学研究科のランチセミナーにて発表させていただくことになり、吹田キャンパスに行ってきました。
2021年に同研究科の招へい准教授に着任して以来、初めての大阪大学でした。

改めて阪大での私のポジションについて説明いたしますと、大阪大学NIMS連携大学院という制度が2021年から始まり、私は招へい准教授という形で大阪大学の情報科学研究科に着任いたしました。
いろんな人から(こっそり)聞かれるので明記しておきますが、無給です。
給料増えるわけでもないのになんでそんな仕事増やすようなことを?…と思われるかもしれませんが、学生を受け入れることができるというのが私にとっては一番のメリットです。
大学の研究室だと、研究室に配属になる学生がいて、学位取得のために彼らは研究を行ってくれますが、国研はそのような学生が基本的にいません。
そのため、研究のマンパワーが不足しがちになってしまうのですが、連携大学院の制度で学生を受け入れることで、学生は研究の指導を受け学位を取得でき、受け入れ教員は研究を進めてくれる存在ができ、win-winの関係というわけです。
なかなかアカデミック外の方にはピンとこない感覚かもしれませんが、こういう絶妙なバランスで研究の現場というのは回っております。

そんなわけで2021年に(一応)阪大職員になったわけですが、コロナの影響で、それまで現地開催だったイベントもオンラインで実施されるようになり、これまで実際に阪大に行く機会がありませんでした。
今回、ランチセミナーのお話をいただいた際も、オンラインでも開催可能とのことだったのですが、コロナによる制限もある程度なくなり、当日は終日空いていたので、せっかくの機会と思い現地に行って参りました。

大阪大学には、これまで何回か行ったことがあります。最初の機会は、2006年の全国七大学総合体育大会、いわゆる七帝戦(七大戦)でした。このとき、懇親会の会場が主幹である大阪大学の食堂だったのは記憶があるのですが、キャンパスはどこだったか覚えておりません…。もしかしたら吹田キャンパスだったのかもしれません。

情報科学研究科の建物前にて。

やってきました吹田キャンパス。新大阪から地下鉄で千里中央に行き、そこからモノレールを使って阪大病院前駅で降りたのですが、どうやら千里中央からバスで行くのが良かったようです。
何はともあれ無事に情報科学研究科の建物に着きました。

阪大のマスコットキャラクター「ワニ博士(情報科学研究科バージョン)」と。

ランチセミナーでは、「ニオイセンサの開発と社会実装に向けた取り組み」というタイトルで、これまでのニオイセンサに関する研究や、起業の取り組み等について紹介させていただきました。
発表後は、いろんな方からご質問いただきありがとうございました。情報系のトピックを強調しての発表にしたつもりでしたが、化学や物理に関する内容が多かったため心配しておりましたが、多くの方に興味を持っていただき大変嬉しかったです。

その後、研究科の先生方とランチを食べながらディスカッションしたり、オンラインでは何回も会っているもののまだ一度も直接お会いしたことがなかった先生の研究室を訪問させていただいたりと、「せっかく吹田キャンパスに来たんだから!」といろいろスケジュールを詰め込みました。
オンラインだと、どうしても当初の用務の時間外のイベントが発生しづらいため、良くも悪くも「効率的」ではあるのですが、ふとしたきっかけでアイディアが共有されて膨らみ、共同研究に発展することはアカデミックではよくあることなので、発表後の個別の議論や何気ない雑談、「せっかくだから」とスケジュールに入れた研究室訪問のような「余計なこと」の大切さは、オンラインイベントが主流となったコロナ禍を経て理解するようになりました。

入試業務で早速今度はまた7月末に吹田キャンパスに来ることになるのですが、次もこういった「余計なこと」をいろいろ詰め込んで、何か研究の発展につながるようなきっかけを得られればと思っています。


タイミング良く、並んでいる最中に焼きあがり。

帰り際、新大阪駅でりくろーおじさんの焼きたてチーズケーキを買って帰りました。
妻からのリクエストで購入したのですが、これが個人的には大ヒット。
ふわふわでなめらかな触感に、甘すぎない絶妙な甘さ。そこにアクセントとなるレーズンが加わって、シンプルながら品のあるチーズケーキとなっています。
阪大に行くたびに買って帰ることになりそうです。

焼き立てを購入。新幹線へ。

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