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STORMZY - SHUT UP 翻訳&解説

今回は、Stormzy - Shut upを翻訳&解説していきたいと思います!

翻訳文中記号の意味

- : 歌詞に対しての翻訳

👉: 補足情報

歌詞

[Intro]
Right
State your name, cuz
It's Stormzy, innit?
And what we doing today?
Repping, innit?
Yeah, fucking repping, innit?
Yeah, fire in the park, let's go!

- Ok. 名前を聞かしてくれ. Stormzyだよ. これから何しようか? 俺のラップを披露してやるよ. ok、始めようか!

Man try say he's better than me
Tell my man, shut up
Mention my name in your tweets
Oi, rudeboy, shut up
How can you be better than me?
Shut up
Best in the scene
Tell my man-

-俺より上だって言う男がいる
そんな奴には黙れって言ってやる
ツイートで俺の名前を出すなよ
失礼な奴は黙れ
どう考えても俺がお前より上だろ?
黙れ
俺はシーンで一番だよ
そんな奴には―

👉この部分は特にCadellに向けて言ってます。ちなみに、Cadellは東ロンドン出身のGrimeMCで、GrimeのパイオニアであるWileyの弟として有名でもあります。

Look
Couple man called me a backup dancer
Onstage at the BRITs, I'm a backup dancer
If that makes me a backup dancer
The man in your vids? Backup dancer
The man in your pics? Backup dancer
Man wanna chat about backup dancer
Big man like me with a beard
I'm a big man, how the fuck can I backup–?

-見てみろよ
数人の奴らが俺をバックアップダンサー呼ばわり
BRITsのステージで、俺がバックアップダンサー
俺がバックアップダンサーになるなら
お前のビデオの奴は? バックアップダンサー
お前の写真の奴は? バックアップダンサー
バックアップダンサーについて語りたいだけ
俺みたいな大男に、このヒゲと共に
大人の俺がどうやってバックアップできるっていうんだ?

👉ここで「バックアップダンサー」と語られているネタ元は2015 BRIT AwardsでKanye Westが"All day"を披露したでステージです。ステージ上にはGrimeMCのSkeptaに集められたメンバーが共に上がっており、その一人がStormzyでした。GrimeMCのBig NarstieやJ Spadesはステージに上がって歌ってもいないStormzyのことを"バックアップダンサー"と皮肉ったことに対してのアンサーです。

Army comes everywhere I go
I can't run when my enemies show
Walk in the club with all of my tugs
Party's done, everybody go home
Apart from the girl dem, you lot stay
Walk in the club, all the girls say, "Hey"
Tell a man like I'm K to the A
There's no champagne, we don't rave

-俺はどこに行くにも仲間と一緒
敵が現れたら逃げられない
俺のタグ付きでクラブに入る
パーティーは終わり、みんな家に帰れ
女の子たちは除いてな
クラブ中の女子が俺に話しかける
K to the Aみたいに、男に言ってやる
シャンパンがないなら、俺たちはパーティーしない

👉「Gyaldem」は女子集団を表すスラングです。Stormzyはどこに行くにもクルーと一緒に行動していて、自分たちなりのパーティをどのクラブでも行なっていることを指してます。また、「K to the A」はGrimeMCのKanoを指しており、彼の曲"Flow of the year"の一節「no champagne, we don't rave」からサンプリングしています。

Yeah, I'm the best, I'm so cocky
I've got a mob like A$AP Rocky
I set trends, dem man copy
They catch feelings, I catch bodies
They roll deep, I roll squaddy
Got about 25 goons in my posse
They drink Bailey's, I drink Vossy
I get merky, they get worried

-そう、俺は最高、かなり自信満々
A$AP RockyみたいなMOBを持ってる
俺がトレンドを作る、奴らは真似をする
奴らは感情を抱く、俺は体を操る
奴らは薄っぺらい仲間と一緒に動く、俺はほんとの仲間と一緒に乗り込む
俺には25人の仲間がいる
奴らはBailey'sを飲む、俺はVossyを飲む
俺はやばくになる、だから奴らは恐れる

👉MOBはA$AP RockyをフロントマンとしてA$AP MOBという彼のチームを指しています。
👉ここでは、StormzyはGrimeシーンでの地位の確立やAdidasとのコラボなど行い、影響力を自覚している。なので、「他のアーティストが彼を糧にするのは至極当然だ」と自慢している。
👉"Roll deep"は「仲間と一緒に走りまわる」ことで、Stormzyの場合は"deep"じゃなく"squaddy"する、つまり「ただ仲間ではなく本当に関係のある仲間と一緒に乗り込む」と言っている。ここもCadellの17という曲へのアンサーとなっている
👉"Merky"は「怖くなるほどすごい」という意味で使われています。Stormzyはこの言葉好きですよね笑

If you got a G-A-T, bring it out
Most of the real bad boys live in south
If you wanna do me something, I'm about
I'm not a gangster, I'm just about
But you see my man over there with the pouch?
Dare one of you man try get loud
All of my mandem move so foul

-G-A-Tを持ってるなら、出してみろ
本当の悪ガキは南に住んでる
俺に何かしたいなら、ここにいる
俺はギャングスターじゃない、ただの通りすがり
でも、あそこのポーチを持った俺の男を見ろ?
お前らの誰かが大声で試すなら
俺の仲間は全員しっかり動く

👉ここでは、Stormzy自身はギャングではないが、いつも武器を持ち歩いているメンバーとつるんでるから、「来るならこいよ?」と挑発してますね。
👉"Mandem"は仲間や一人称として使われるスラングです

I might sing but I ain't sold out
Nowadays all of my shows sold out
Headline tour, yeah blud, sold out
When we roll in, they roll out
I'm so London, I'm so south
Food in the ends like there ain't no drought
Flipz don't talk like he's got no mouth
I wanna make my mum so proud
Like, "Yo, Mum, book a flight, go now"

-俺は歌うかもしれないが、売らない
最近は俺のライブは全て完売
ヘッドラインツアー、そう、即完売だよ
俺たちが入ると、奴らは出ていく
俺は南ロンドン産だ
この辺はドラッグが溢れてる
Flipzは絶対にうたわない(警察にチクらない)
俺は母を誇りに思いたい
「ママ、今すぐ飛行機を予約して行こう」

👉"Food"はロンドンスラングでドラッグのことを指します
👉FlipzはStormzyの仲良い友人のことです

All of my ex-girls stalking me hard
Talk to my face, don't talk to my palm
Had four bills and I bought me a car
Little red whip that I bought for my marge
I straight murk, it's a walk in the park
I take care when I water my plants
These MCs wanna talk about Lord of the Mics
You ain't even lord of your yard

-俺の元カノたちは俺を必死にストーキング
顔に話せ、手のひらに話すな
4枚の紙幣で車を買った
母のために買った小さな赤い車
ボコボコにしてやる、公園で散歩するみたい
植物(草)に水をやる時は気をつける
MCたちはLord of Micsについて話したがる
お前は自分の庭(出身エリア)で活躍してすらない

👉"marge"は母親の意味
👉"Lord of the Mics"はMC/Rapper/ProducerとしてGrimeシーンで有名なJammerが毎年主催しているイベント

Dead MCs, blud, leave me alone
Me and your girl, we speak on the phone
Kill a whole crew of MCs on my own
Kill a whole crew of MCs for the throne
I was out hungry, so damn hungry
Man tried to eat then leave me the bones
Now these niggas, they need me to grow
Hot chocolate and a panini to go

-死んだMCたちよ、俺を放っておけ
お前の女と、俺たちは電話で話す
一人でMCの全仲間を殺す
王座のためにMCの全仲間を殺す
俺は出て行った、飢えていた
奴らは食べて、俺に骨を残すつもりだった
今じゃ、奴らは俺を使って成長しようとしている
ホットチョコレートとパニーニを持って行く

👉ここではStormzyがこれまで自分の馬鹿にしていた奴らよりも上に言ってることを歌っています。例)お前の女はいつでも奪い取れる

I'm a big man, fuck a postcode war
Man were upset about the MOBO Awards
Yeah, I was gassed at the MOBO Awards
Why? 'Cause I ain't won a MOBO before
Duh! All of you MCs sound so bitter
Shut down Wireless, shut down Twitter
Shoutout Deepee, shoutout Flipper

-俺は大人だ、Postcode warはくそだと思っているよ
MOBOアワードについて納得してないやつら
そうだよ、MOBOアワードで興奮してた
なぜか?MOBOを前に勝ったことがないからだ
お前らのMCはそんなに苦々しい
Wirelessをシャットダウン、Twitterをシャットダウン
Deepeeに叫び、Flipperに叫び

👉"Postcode wars"はラッパーたちが自分たちの街の代表として暴力を持ち込む必要性を感じること。Stormzyはそれは愚かなことだと考えている。
👉2014年、StormzyはMOBOアワードの「ベスト・グライム・アクト賞」を受賞し、スピーチでは感動のあまりほとんど言葉を失ってしまった。
👉"Shut down Wireless, shut down Twitter"では、自分のしたことがツイッターのトレンド入りする(=世間一般に認知された証)を自慢している。また、2015年にWireless festivalにも参加している。
👉DeepeeとFlipperはStormzyの仲間を指します。

Best my age, yeah blud, look
If you don't rate me, shame on you
If you don't rate me, shame on you
Can I order a deathbed for a MC?
Wait, he wants beef? Let me make that two
Anyone else wanna make that move?
Anyone else wanna pay their dues?
Imposters wanna take my tunes
Stiff Chocolate, yeah, my face so smooth, check it

-俺は同世代で最高
俺を評価しないなんてあり得ない
俺を評価しないなんてあり得ないだろ
MCのために死に場所を用意しようか?
おお、Beefしたい?それなら2つ用意しよう
他にも俺に挑みたい奴はいるか?
他にも挑戦する奴はいるか?
嘘つきどもが俺の曲を奪いたがってる
Stiff Chocolate、俺の顔は滑らか、チェックしてみろ

👉"Stiff Chocolate"はStormzyのニックネームの一つです

Don't even talk too much, you're a talker
Dem man still go halves on a quarter
Saw me turn from a prince to a pauper
Two cigarettes and a bottle of water
Told the bouncer, get the bottles in order
Man in the kitchen putting in orders
Stiff Chocolate, skin clear like water
Smooth on this ting, start locking up daughters

-話し過ぎるな、お前はただの話し手
奴らはまだ(草の)四半分を半分にしてる
王子から貧乏人に変わったのを見た
2本のタバコと一本の水
用心棒にボトルを順番に並べさせる
キッチンの男が注文を入れてる
Stiff Chocolate、肌は水のようにクリア
このティング上でスムーズ、娘たちを閉じ込め始める

👉ここでの"prince"と"pauper"は、時には"prince"のようにNick Jonasとの楽曲でpop starなこともできるが、"pauper"のようにGrimeをすることを表しています。

[Outro]
Yeah, so shut your fucking stupid mouths
Chatting bare fucking shit
Shut the fuck up, shut your fucking mouth
Oi, rudeboy, shut up
One time, yeah, chatting bare fucking shit
Shut up, man
Pussies, what?

-だから、くだらない口を閉じろ
たわごとをずっと喋ってんな
黙れ、口を閉じろ
失礼な奴は黙れ
一度だけ、たわごとをずっと喋ってる
黙れ
クソ野郎、文句あんのか?

終わりに

以上が"Shut up"の翻訳になります。
ここからの活躍はもうみなさん知っての通りかと思いますが、Stormzyの他の曲もどんどん翻訳していければと思っておりますので、よろしくお願いします!

参照

※本記事はGeniusをもとに書いております。
https://genius.com/Stormzy-shut-up-lyrics


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