B43 未来<エターナルアーク>後のイノセントスターについて

〇はじめに

おはこんばんちわ。雅紅です。
前回の投稿から4ヶ月も空いてるらしいです。
この期間特にゼクスをプレイしてなかった…とかではなく純粋にCSで勝ってなかったので紹介記事を書く機会を逸していました。
この4ヶ月間ですが、ずっとイノセントスターをアップデートしながら使い続けていました。
前回紹介時は実は強いよイノセントスターくらいのノリで使用していましたが、気づいたら環境最強デッキとして君臨していました。どうしてこうなった?
しかして最推しプレイヤーが最強ということなら擦り倒すしかないでしょう!ということでイノセントスターを擦り続けていました。
緑入りイノセントスターの起源主張者(?)としては勝ちたい環境ではありましたが、残念ながら勝ちきれないまま節目に来てしまいました。
そしてここから直近でCSに出場する機会もないので、この4ヶ月で使い倒したギミックの振り返りも兼ねて、新弾のカードを含めたイノセントスターの現在使用している構築を紹介したいと思います。

〇採用カードについて

ということで現在の構築がこちら

発売前の新規が含まれているため画像でお送りしています。

プレイヤー:白の竜の巫女ニノ
プレイヤー裏:白の竜の巫女ニノEX

IG
4×リバース・アルター イノセントスター
4×優麗なるリベンジャー カスガ
4×ドローンリアクター サクラ
2×ニャンニャン・ダッシュ ウェアキャット
2×十二使徒 天蠍宮バルビエル
2×原初の天水 メガ
2×聖き勇ましさ零る戦士
メイン
1×光輝の名乗り イノセントスター(スタートカード)
3×イノセントスター&ニノ 信奉の未来(スタートリソース)
4×極煌明星竜 イノセントスター
3×ニノ&クシュル
2×光輝竜【秩序】イノセントスター
3×あがめよー。
4×未来に向かう約束 あづみ
4×世界を超える約束 あづみ
3×世界を超える約束 衣奈
1×バタフライドミネーション
1×仲良しランチ
1×ネイチャーズフェイス
EX
2×各務原あづみ Unite<R>
1×天ノ川衣奈 Unite<N>
1×月形由仁 Exceed boost<A>
1×天ノ川衣奈 Exceed boost<N>
1×各務原あづみ Exceed boost<R>
1×石動北杜≪舞装≫テクネチウム
1×烏丸精華≪舞装≫リアン
1×超越の神姫 ミステリア
1×退廃の神姫 ナトコ
1×無尽の『創造』ルル
1×万物粉砕の葬翼 ニーズホッグ
1×果てなき宙へ ニグたん&テオゴにゃん
1×ドラミコクインテット ニノ
1×ぴかぴかの新入生テオゴニアス
1×恩愛の『黎明』エンキ

B42で追加された新システム『パニッシャー』によって大幅な強化が加わり、攻撃力に大幅な強化が入ってしまいました。
B42以降圧倒的シェアを誇っていましたし、メインギミック等については前回記事でそれなりに詳しく紹介しているためデッキの詳細な紹介については割愛します。
ということで『パニッシャー』の追加によって変化していった箇所や『パニッシャー』について特筆すべき点を紹介していきます。

・ニノ&クシュル


イラストレーターさんが異なりますがこのニノはとんでもなく顔が良いんですよね

登場時及び相手のゼクスを攻撃によって破壊した時にリソースブーストかトラッシュからイベントの回収を行えるカードです。
アークの登場時能力で登場させ、リソースを伸ばしながら当該ターンや次ターン以降の展開に貢献していきます。
特筆すべき点は、相手が先攻でリソースブーストを行い展開してきた返しにアークから登場させることによってテンポロスすることなく自身のリソースを伸ばすことができる。といった点になります。
これは後攻3ターン目から無理なく6リソースに到達することができるため、すぐさま「各務原あづみ Unite<R>」から「超越の神姫 ミステリア」に繋げたりすることが可能になっています。
もちろん後手捲り専用カードといったわけではなく、先攻時にこのカードを登場させてリソースを大きく伸ばすことにより4ターン目の打点を伸ばすことにも貢献できる超出し得カードになっています。
リソースを大きく伸ばすことによって「闇夜に煌めく姫君と竜」や「トリック・サマー ローリエ」といったこちらの起動能力を阻害してくる相手の突破もある程度可能になってきています。
前回紹介時は「光輝竜【秩序】イノセントスター」への依存度がかなり高く、リソースを伸ばすだけのゼクスをアークから登場させる余裕がなかったのですが、『パニッシャー』の登場によって新たな展開ルートを搭載できるようになったため、とてつもなく評価を上げた一枚になっています。
現在のイノセントスターにはほぼ必須と言っていい存在だと考えています。
採用想定枚数は2~4枚
現在採用枚数は3枚となっています。
余談ですがこのカードは当初ここで紹介した用途で注目していたのではなく、『パニッシャー』の追加によって採用できるようになった「とあるカード」のために注目していたのですが、実際に採用してみるとシンプルにめちゃくちゃ強かったといったエピソードのあるカードだったりします。

・天ノ川衣奈 Unite<N>

「各務原あづみ Unite<R>」はもはや色の合うデッキから色の合わないデッキまで幅広く使われている現代ゼクスを変えた一枚、所謂「ぶっ壊れ」カードとして名を馳せており、イノセントスターもこの「各務原あづみ Unite<R>」がアークの起動能力から登場させることができるという他のデッキとは一線を画した強みによって最強デッキとして君臨しています。
そんな「各務原あづみ Unite<R>」より"やってる”カード、それが「天ノ川衣奈 Unite<N>」です。
前回紹介時まで「あがめよー。」で行っていた自壊を生き物が行ってくれるようになりました。
これによりトラッシュのイベント枚数の管理や迎撃用の「あがめよー。」の枚数管理などを行わなくてよくなり、すごくざっくりとした連続攻撃を行ってもよくなっています。
以前までは2体目以降のアークは前に出して「あがめよー。」でアーク自身を破壊…などといった無理を通す攻撃の仕方をよくしていましたが、現在はこのカードで殴ってこのカード自身が爆発するだけでいいです。このデッキ自爆するのが趣味の女ばっかじゃない?
従来の「あがめよー。」の場合はトラッシュにイベント4枚の条件が重く、後攻3ターン目から充分な攻撃を行うことはできなかったのですが、このカードを駆使することでディンギルの使用などをすることなく後攻3ターン目にライフを取り切るなどといった芸当を可能にするほどの攻撃力を手にしました。
攻撃面だけでなく防御面もかなり優秀で迎撃タイミングでの使用なども行うことがあります。
自身の絶界付きアークが相手の絶界付きアークに攻撃されているタイミングなどでこのカードを登場させると自身のアークが攻撃により破壊されたことに反応して攻撃によって空いたはずのスクエアを再び埋めることができます。
この登場したゼクスが絶界を持っている場合でかつ角のスクエアだった場合、相手は自身の絶界付きアークによってこちらの絶界付きゼクスに蓋をしてしまう…といった状況を生み出すことができます。
本構築では採用していませんが「百戦錬磨 クイックドロー」はこの「天ノ川衣奈 Unite<N>」を使った攻防で絶大な防御力を誇るので採用するのも良いのではないでしょうか。
採用想定枚数は1〜2枚
現在採用枚数は1枚となっています。
本当は2枚採用した方が融通が効くのですが有用なパニッシャーが増えていますので泣く泣く1枚採用になっています。
ところでこのカード、単体だと「各務原あづみ Unite<R>」より"やってる"カードではないのですが「とあるカード」と併用することによってこのデッキの攻撃面のギアを更に一段階上げることになり、"やってる"カードと成っています。

・無尽の『創造』ルル

ぶっちゃけるとこの記事の本題です

とあるカードです。
基本的に「優麗なるリベンジャー カスガ」を2枚登場させることになります。
「天ノ川衣奈 Unite<N>」が副色に黒を持っているため登場させることが可能になりました。
このカード、登場させたカスガ2枚、カスガが自壊した後に出てきたゼクス 、で単純にこのカードだけで5回分の攻撃をセットすることができます。
またトラッシュから直接登場させることができるため、「十二使徒 天蠍宮バルビエル」といったチャージに置くことが少し煩わしかったカードを攻撃に参加させることができるようになりました。
現在のイノセントスターは基本的に3ターン目は「退廃の神姫 ナトコ」、4ターン目に「無尽の『創造』ルル」でフィニッシュといった展開を想定していますが、隙があれば3ターン目からルルを使った最大攻撃を叩き込み早期決着を狙っていくこともあります。
まだ「無尽の『創造』ルル」を使用したことがない方は是非騙されたと思ってカスガを2枚射出してみてください。
私はこの快感に囚われた結果B42発売直前のCSである第3回AKIBACSの出場を辞めました。このカードと衣奈のないイノセントスターなんてもう考えられん
採用想定枚数は1〜2枚
現在採用枚数は1枚となっております。
純粋に面を埋めるカードとしての性能も良いため、絶界持ちのアイコンを複数枚採用している場合は制圧用と攻撃用で2枚採用することも想定しています。

・十二使徒 天蠍宮バルビエル

遂に全てを有効活用できるようになった迷惑アイコン

前回は蓋用カードとしての採用となっていましたが現在は「優麗なるリベンジャー カスガ」の発射台としての採用となっています。
このカードの登場テキストを使用するとなると二つほど問題点がありました。
まず1点目は「攻撃によって相手のゼクスを破壊する。」という条件の満たしにくさです。
このカードはIGアイコンのついた3cのカードでありパワーは4500しかありません。
このカードで倒せるカードが都合良く盤面に存在し、かつこのカードがうまく攻撃できる場所に登場する必要性があります。
そして2点目ですがこのカード自身が絶界を持ってしまうため自壊させる手段が限られてしまうという点です。
1点目の問題点にもかかるのですがこのカードは相手のカードを殴って倒す必要性があります。
従ってスリープしてしまうため、邪魔な位置にいてもディンギル等のコストにして退場させることはできず、また「あがめよー。」で対象に取ることもできません。
相手のライフから出てきたアイコンをこのカードで倒し「優麗なるリベンジャー カスガ」を登場させるといった使用法が一番現実的なのですが、それをした後相手のPSを殴れる面に邪魔な絶界アイコンが残ってしまうといったことがかなりネックになっていました。
3点目ですが登場させるための前準備が大変という点です。
以前まではこのカードを意図的にチャージに置き登場させるか、たまたまIGフェイズにヒットするかくらいでしか登場機会がありませんでした。
というのもこのデッキは任意のカードをチャージの置く手段が「リバース・アルター イノセントスター」しか存在せず、チャージに置くこと自体がロスになってしまう場合が多いです。「あがめよー。」で捲れた場合は喜んでチャージに置いていましたが、こちらは運が良い場合のみ起きるので戦略的にはあまりカウントできません。
IGについてもこのデッキはIGにあまり旨味がなく、偶然ヒットしても倒せるカードを殴れる位置に登場させることができることは本当に稀なケースでした。
この3つの課題点ですが「世界を超えた約束 衣奈」とそこから登場するパニッシャーにより全て解決しました。
まず1点目の問題点ですが「世界を超えた約束 衣奈」のパワーマイナステキストで相手ゼクスのパワーを調整しつつあえて除去せずにおくことによってこのカードの殴り先を作ることができます。
2点目の問題点についても任意の場所のゼクスのパワーをマイナス調整によって殴り先とすることで邪魔な位置に居座らないようにコントロールできます。
さらに「世界を超えた約束 衣奈」から登場させることのできる「天ノ川衣奈 Unite<N>」の自壊テキストがコストによる破壊のため絶界を持つカードでも破壊することができます。
万が一邪魔なスクエアでしかうまく扱えなかった場合でも退場させることが可能です。
そして3点目についてですが、「各務原あづみ Unite<R>」のIGや「無尽の『創造』ルル」によるトラッシュからの登場といった登場手段を得たためチャージに置かないと登場できないカードではなくなりました。
特に「無尽の『創造』ルル」で「優麗なるリベンジャー カスガ」と同時に登場させた場合ですが、「無尽の『創造』ルル」でPSのゼクスを破壊、「優麗なるリベンジャー カスガ」で相手のライフに攻撃、ライフから登場したゼクスをこのカードで倒すことによって一つ前の攻撃後に自壊していた「優麗なるリベンジャー カスガ」を再登場させることによってこの3枚のみで確実に2点稼ぐことができます。さっきルルで基本的にカスガを2枚登場させると言ったな、あれは嘘だ。
このように格段に使いやすさを増しているので前回紹介記事より続投となっています。
加えて「天ノ川衣奈 Unite<N>」の項で触れた迎撃タイミングの運用時の登場させる先としての活躍も見込めます。
PS横絶界アーク前に「天ノ川衣奈 Unite<N>」を設置し、破壊された場合このカードで蓋をし直す戦法はイノセントスターミラーでも有用な防御パターンとして利用していました。
採用想定枚数は1〜2枚
現在採用枚数は2枚となっています。
前回紹介時より格段に使いやすくなった本カード、こちらも是非試してみてはいかがでしょうか。

・烏丸精華≪舞装≫リアン

ゴミです。
数多の赤いデッキを葬り去ってきた害悪カード、こいつだけで詰んでるデッキすら存在するのは果たしていいのでしょうか。
こちらのカードの除外だけでなく、相手が自身のカードを除外することすら止めてしまいます。
つまりコストとしての除外すら止めてしまうので「レヴィー」の「戦国冥王 織田信長」の登場を止めてしまうことができたため、必須カードとなっていました。
結果ついでのようにほぼ全ての赤いデッキにイノセントスターは無条件マウントを取ることが許されてしまいました。
強力リセットカードである「Last Dance」や「魔導書∴東雲の天使」をはじめとしたバーンカード、強力な除外除去とチャージ除外を両立できる「無戦の神姫 ルルイユ」といった防御的かつチャージ利用の多い白のデッキ相手に猛威を振るうカード全てを食い止めてしまいます。
さらには「ワンダフル・バカンス アニムス」や「極楽往生 黒剣八魂マルディシオン」と言った除外することを条件としたカードにまで影響を及ぼします。自分のカードの除外は許しても良かったと思うんですけどね…?
ちなみにアークイノセントスターの起動テキストについてはプレイをした後に除外という記載のため問題なくイベントを使用できた上で除外されずにトラッシュに残るという有情コンボが発生します。そうはならんやろがい
想定採用枚数は0〜1枚
現在採用枚数は1枚となっています。

・未来に向かう約束 あづみ/月形由仁 Exceed boost<A>

バカその1
バカその2

ここからは新規カードのことを書いていきます。
まずはじめは問題児であろう「未来へ向かう約束 あづみ」についてです。
このカードは後攻時に爆発的なアドバンテージを稼げる代わりに先攻時に死に札になることが多い超のつくほどのピーキーカードです。
まず後攻1ターン目にこのカードを使用すると1ターン目にも関わらず4コストである「石動北杜≪舞装≫テクネチウム」か「各務原あづみ Exceed boost<R>」が登場します。この時点で怪しさが出てきましたね。
さらに登場させた4コストの青パニッシャーにはどちらもドロー能力があり、「未来へ向かう約束 あづみ」自身にも1ドローがついているので後1にして手札枚数は6枚になります。「石動北杜≪舞装≫テクネチウム」で2ドローしていた場合は手札枚数は7枚になり上限を超過します。妙ですね?
そしてここからがこのカードの真骨頂となるのですが手札枚数が6枚の状態でターン開始時の2ドローをすると8枚、この状態でリソースを設置せずに「未来へ向かう約束 あづみ」を使用すると7コスト以下の青のパニッシャーが登場します。
そう、「月形由仁 Exceed boost<A>」です。
「月形由仁 Exceed boost<A>」は登場時にリソースを2枚増やすことができるのでリソース枚数は3→5となり青いカードのみでリソースブーストが成立します。そしてハンド枚数は9枚になり上限を3枚も超過します。
如何でしょうか?
違和感を持ったあなた、正常です。
しかしこちらの動きに関しては1ターン目に「あがめよー。」もしくは「未来へ向かう約束 あづみ」をプレイしないと2ターン目の「月形由仁 Exceed boost<A>」には繋がりませんので毎回決まるような動きではありません。
しかしここでスタートカードの「光輝の名乗り イノセントスター」が攻撃されていると途端に容易になります。
つまりイノセントスターのスタートカードは序盤に破壊するとどんな目にあってもおかしくない魔のカードと化しました。防御力上昇です。
先攻1ターン目に「光輝の名乗り イノセントスター」攻撃し万が一「あがめよー。」を対応で使用された場合は…後1で「各務原あづみ Unite<R>」が登場します。
4コストのあづみではなく6コストのあづみが出ます、スタートカード殴るの、辞めよう!
少し脱線しますがここでイノセントスターのスタートカードを殴るプレイングについて少し触れようと思います。
結論から言うと今まではイノセントスター側が困ることが多かったです。
というのも強力な初動カードである「あがめよー。」と「優麗なるリベンジャー カスガ」が事実上使用不可能になり序盤の動きで躓いてしまうことが出てきてしまうためです。
さらに2ターン目の「仲良しランチ」や「ネイチャーズフェイス」を使用した上でPSを埋めるとスタートリソースを使用できず、最大値が出せなくなります。
もちろんスタートカードはドロー能力を持っており、破壊してしまったが故に手札が回ってしまったということは確かにありますが、このデッキは手札から捨てるイベントも大事になってくるので序盤からスタートカードで捨てすぎると後々手札のイベントが足りなくなってしまった…と言った現象も起こり得ます。
さらにイノセントスターはその特性上イデアドライブを代替コストで使用しづらいデッキでもあります。
これにより2ターン目に一定の確率でライフに触られてしまい相手のペースに乗せられてしまうこともしばしば起きます。
そしてこれを事実上殴り返せないトークンで襲いかかってくる「レヴィー」が行ってくることに非常に困っていました。
対「レヴィー」の終着点についてですが「自身のライフが2点以上」「PSに〈烏丸精華≪舞装≫リアン〉」「8面以上埋めてかつ〈恩愛の『黎明』エンキ〉にシフトしておく」を目指すのですが、1つ目のライフが2点以上を2ターン目からライフに触られることによって崩されてしまうケースが非常に厳しいパターンでした。
この終着点の意図としては「相手に〈超越の神姫 ミステリア〉(EX権)を使わせる」「前述のために破天降臨を消費させるためにスクエアの生物のコストを上げて容易に除去できなくする」といったもので形成されており、この上から入る点数のボーダーが「2点」ということから2点以上キープを条件としています。
現代では「烏丸精華≪舞装≫リアン」の陣の上から簡単に点が入るようになってるそうなので対「レヴィー」に対してはとても困る予定でした。
これからは殴ったら酷い目に合わせるので殴る人は覚悟して殴ってください。

閑話休題

かなり大きく脱線してしまいましたが「未来に向かう約束 あづみ」は後攻時に膨大なリソースを稼ぐことになるということはおわかりいただけたかとは思います。
それではここから先攻時に使用した場合を見ていきましょう
先攻1ターン目:手札2枚のため対象になるパニッシャー不在、1ドロー
ふざけてんのか?
気を取り直して次にいきましょう
先攻2ターン目(先攻1ターン目にあがめよー。、世界を超えた約束あづみから鬼神野シュリ Unite<M>を登場させる以外のカードを使用、もしくは何もせずターンエンドした場合):手札3枚のため「鬼神野シュリ Unite<M>」が登場し、「未来に向かう約束 あづみ」のテキストで1ドロー
手札が4枚になるため「鬼神野シュリ Unite<M>」でドローできません。
舐めてんのか?
先攻2ターン目(1ターン目にあがめよー。、もしくは世界を超えた約束あづみから鬼神野シュリ Unite<M>を登場させていた場合):手札が4枚のため4コスト以下のパニッシャーを登場させ、1ドロー
これは後攻1ターン目に「未来に向かう約束 あづみ」を使用するパターンと同じになります。ハンドが超過するまでドローできます。
極端すぎます。
おまけです
先攻3ターン目(2ターン目に上記パターンで4コストパニッシャーを登場させることができていた場合):手札が6枚のため「各務原あづみ Unite<R>」を登場させることが可能、1ドロー
山の上から「ドローンリアクター サクラ」を出せば盛り上がること間違いなしです。
以上が先攻時のパターンになります。
如何だったでしょうか?
私はふざけたカードだと思っています。
とにかく極端なカードですが、緑の汎用リソースブーストイベントが封神された後でも青だけでブーストできる可能性を秘めており可能性の塊と言っても過言ではないでしょう。恐らく過言です。
採用想定枚数は0or4枚
現在採用枚数は4枚となっています。
性質上半端な枚数を積むカードではないので0か4だと思います。
ただ半端なコストであることから終盤使いづらく、3枚採用なんかももしかしたらアリかもしれませんが、このデッキにおいては0or4としています。

・各務原あづみ Exceed boost<R>

今回の大当たりパニッシャーです。
主な用途は初動用ですが、着地後の存在感が他のパニッシャーと一線を画します。
このデッキにおいて注目すべき点はスクエアから離れた場合、ゼクスを一枚回収できる点です。
相手ターンにこのカードを処理された場合、トラッシュからゼクスを回収することにより手札上限を疑似的に超えることができます。
実質的な置きドロー、これを利用することにより「未来に向かう約束 あづみ」を有効に活用することができます。
これに気づかれ処理されずに放置された場合でも、破天荒臨を空撃ちすることにより置きドローとしての役割を遂行させることができます。
これは後攻2ターン目にリソースを置き、スタートリソースを起動した上で「月形由仁 Exceed boost<A>」を登場させることができる最大値ルートとなります。なおハンドは4枚超過します。
回収能力はこのような限定的な使い方をしなくともイノセントスターとしてはありがたく、「恩愛の『黎明』エンキ」を用いなくともトラッシュからの回収をすることができるようになりました。
「恩愛の『黎明』エンキ」は使い切りかつ攻め時の重要な役割を担うため、安易に使うことができなかったため回収だけを目的とした使用も想定されます。
このカードは黒を副色に持つため「無尽の『創造』ルル」になれるのもgood。
加えて防御での使用も光る点があります。
「世界を超えた約束 あづみ」で攻撃中の4コスト以下のゼクスをバウンスしながら登場させることにより敵ゼクスの更なる攻撃を防ぐような使い方ができます。
採用想定枚数は0〜1枚
現在採用枚数は1枚です。

・天ノ川衣奈 Exceed boost<N>

黒から一転完全に防御向けの姿になった衣奈です。
永続的なパワーマイナスにより角絶界アークの突破を困難にし、さらに相手のゼクスの登場に対応して自身のリソースを起こしていき、アークを処理された上から迎撃イベントを使用するリソースを作ることができます。
惜しむらくは登場時のリソース送りが有効自ターンというところでしょうか。
こんなところで理性的なのもっと気を配るべき点があると思うんですよね?
採用想定枚数は0〜1枚
現在採用枚数は1枚です。
イノセントスターミラーはこのカードが鍵を握

・万物粉砕の葬翼 ニーズホッグ

握りませんでした。
もっと気を使うべきだったカードです。

このカード作った時は理性が焼き切れていたのでしょうか?
往復起動可能な全体リソース送り、当然絶界を貫通するため受け殺しかつ最強の盾となります。
加えて注目するべきは自身のゼクスのコストを+2する点です。
これは「恩愛の『黎明』エンキ」が隣にあればコストが9となり、相手の「恩愛の『黎明』エンキ」+「超越の神姫 ミステリア」で返らないコストとなります。
これまでにない強力なテキストですがもちろん相応の代償があり、降臨条件に厳しい条件があります。
「コストが15になるようにゼクス3体」ということでピッタリ15コストになるようにコストを用意する必要があります。
これはとても難しい条件だと思いますので降臨が難しいとなれば、ここまでの強力な能力にも頷けると思います。
ところで(6+1)+(3+1)+(3+1)はいくつだと思いますか? そうです15ですね。
これは「恩愛の『黎明』エンキ」を使用した状況下での「各務原あづみ Unite<R>」と3コストを2枚用意した際のコスト合計になります。
非常に難しいですね。
採用想定枚数は0〜1枚
現在採用枚数は1枚です。

おまけ
・ケット・シーの市場

はよ封神せんか?抜いたから封神されても困らんぞ。
このカードは概念であり常に警戒されることからデッキに入ってなくても良いのではないか?ということで他のカードに枠を明け渡しました。
正直これが正しいかどうかはわかりません。

○おわりに

以上がB43で登場する新規カードを含めたイノセントスターの紹介になります。
流石にそろそろイノセントスターの旬も過ぎるんじゃないでしょうか。過ぎたと思ったら2月にはドラゴン弾ですのでまた旬の可能性もありますが…
そろそろ春日やさくらも触りたいので、もっとまともなプレイヤー組の追加をお願いします🥦さん。
2月のドラゴン弾が楽しみではないわけではないので、ここからもしばらくイノセントスターを擦り続けそうではあります。ニノは可愛いから仕方ないね。

それではこの辺で、最後まで読んでいただきありがとうございました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?