松島その③ 2日目後半 松島湾に浮かぶ海の上で感動して…
9日(金)☁️のち☀️のち☁️
東松島市を出発し次は塩釜市に移動し、お昼は鮨のしおがまさんへ。
大将がお話好きで話が止まらず、お寿司のことから地域のことまで色々なことを教えてくれつつ、今まで食べたことのないお寿司を堪能。
何が特別だったかは、現地にぜひ行って体験してみてください!
そのあとは利府町に移動して、昨年も自分が宿泊した、漁師で民宿をやっている櫻井保さんのハーバーハウスかなめへ。
まずは今日の夜の宴会に向けて食材の調達ということで、松島湾へ船釣りに。
今の時期はハゼやカニが釣れるらしいですが、やり方としては重石をつけた餌を海に入れて、海底まで降ろします。
そして海底からほんのちょっと引き上げて、また海底に降ろしてを繰り返し、魚がかかるのを待つというもの。
最初わりとすぐに釣竿がブルブルっとなり引き上げてみたところなんとカニが釣れました。
みんなで魚やカニを釣りつつ、その後は場所を移動して松島の島々を案内してもらいつつの釣りを楽しみ、伊達政宗がお月見をしたという島だったり、切れそうで切れない部分がある夫婦島にいったり、近くを通る遊覧船に手を降ったりと色んなことができました。
そのあとは網を使った追い込み漁をするということでまた移動、竹竿を振りかぶって海面に叩きつけるて追い込むらしいです。
さてさて成果は、ということで網を引き上げたら、お魚が3匹かかっていました。
そして昨日仕掛けた別の網を引き上げて、今度は11杯のカニを入手、これで本日の収穫は終わりとなり、いったん宿に帰りました。
そのあと夜にまた船に乗って松島湾へ、海の神様が祀られている島の前に設置している100畳いかだへ上陸!
その時ちょうどお月様が見えて、翌日が十五夜のためほぼ満月で凄く綺麗でした、みんなで「良いもの見れたね~」とすでに大盛り上がり!!
実はこの100畳にいかだ、昨年松島湾ピースを立ち上げるときに最初にプレゼンしてくれたうちの1人が保さんで、当時は30畳のいかだだったのを100畳にしたいと、そのためのアイディアをみんなで出したのです。
そのプロジェクトが成功してその100畳のいかだに乗って宴会ができるというのがなんとも嬉しいものでした。
さてさて、そのいかだでの宴会ですが、みんなでワイワイ飲み会をするだけだと思っていたら、なんか音楽のセッティングがなされていて…
日本や東北に根ざす文化や風土をオリジナルな楽曲で発信しているSonido del Vientさんがなんと生演奏してくれるとのこと。
Sonido del VientはMarinさん、山本さとみさん母娘のお二人で活動しているそうです。
乾杯の後早速演奏会スタート、どんな感じなんだろうと思っていましたが、想像を超える音楽に会場にいるみんなうっとり。
自分も最初はテントの椅子に座っていましたが、東北をイメージした楽曲に、これはもっと自然を感じながら聞いた方が良いかと思い、1人席を立ち水辺の屋根がないところに座りました。
水の音、いかだのゆらぎを感じながら空や松島の島々を眺めながら素敵な音色を聞き、お2人の郷土愛、みなさんの逞しさを感じていたら、自然と涙がこぼれて来ました。
素晴らしい空間、音楽、仲間たちに囲まれた演奏会も終わりとなり、Sonido del Vientさんを交えて本日の収穫祭が始まりました。
釣った魚は刺身、天ぷらになり、カニはカニ焼きとなり、あとは用意してくれたお野菜とソーセージとお肉、そしておにぎりと次々と食べ物が追加され、あっという間にお開きの時間に。
船でハーバーハウスかなめに戻り、そこからは2次会スタート、ちょうど鎌倉でもカマコンのサロンがオープンしていたので、中継でつなごうとしましたが、うまくいかずちょっとつないだだけになりました。
色んな話で盛り上がりましたが、こちらも時間となりお開きに。
アクティビティ盛りだくさんのとても濃~い1日となり、良い感じに疲れたので鈴虫の鳴き声に誘われすぐにぐっすりと眠りにつきました。
3日目「最後まで意外な出会い」へ続く(執筆中)