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教室だより 2023年12月号

季節が急にすすみ、コートが必要になってきました。
インフルエンザが猛威を振るっています。受験生にとっては大切な時期。
気持ちを引き締めて頑張りましょう。

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3年間のマスク生活から
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新型コロナ感染症がこの春から5類に移行になりました。いろいろな制度も少しずつ緩和されています。この3年間、子どもたちはマスク着用、黙食、人との距離は2m離す、などいろいろな規制を受けてきました。最近は子どもたちもマスクを外し、かわいい笑顔が見られて嬉しいです。
私たち大人もいろいろ我慢することもありましたが、子どもたちにとってはそれ以上の影響があったのではないでしょうか。
感染防止対策の「新しい生活様式」は大人にとっては仕方なくにしても受け入れられるものでした。それは完成された脳を持っている大人だからです。子どもたちも健気に頑張っていました。しかし子どもは環境からの刺激を大きく受けながら脳を発達させていきます。子ども達の脳や心にどのような影響があったのかは今すぐわかるものではありません。しかし最近の教室で、30数年間やってきた中で、何か違う、何かが変わったと感じることが多いのです。強く感じることは
・周りの人がしていることから学ぶことができない
・表情が乏しい
・粘り強さがない など
子どもたちは周りの人の表情を見て社会性を育み、友達と密に接することで成長していくのです。3年間を取り戻すのにもっと長い期間が必要だと思います。ゆっくりじっくり子どもたちの成長を見守っていきたいと思っています。


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