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【宮城チャンピオンシップ入賞】 8キッド搭載 要塞型黄緑ヤマト

【初めに】
初めましてがーかわ(@shikawa1226)と申します。
今回宮城チャンピオンシップ2023で使用した8キッド搭載の要塞キッド型黄緑ヤマトについて、構築解説とそこに至るまでの思考を書き記しますので是非ご覧ください!

【成績】

チャンピオンシップ結果

宮城チャンピオンシップ2023の戦績は次の通りです。
・予選
1回戦カタクリ⚪︎
2回戦ヤマト⚪︎
3回戦モリア⚪︎
4回戦エネル⚪︎
5回戦ヤマト⚪︎
6回戦エネル⚪︎
7回戦レイジュ⚪︎
8回戦エネル✖︎
9回戦カタクリ⚪︎
・決勝トーナメント
1回戦サカズキ✖︎

決勝トーナメント1回戦で負けてしまいましたが予選8-1の13位通過することが出来ました。

予選で負けたエネルは一緒に調整していた友人で、8キッドプラン構築が事前にバレていました。つまり今後のメタゲームで要塞キッド型黄緑ヤマトを理解しておく必要があると言うことですね。今回の記事の有用性が伝わりますでしょうか?笑

ちなみに決勝トーナメント1回戦では配信卓に呼ばれています。

27:40から試合開始

試合自体は負けてしまいましたが、盾から8キッドがチラ見せ出来たので実況にだいぶフォローしてもらいました。1枚見るだけで構築の意図を読み取って貰えるのは流石ですね!
解説実況が素晴らしいのでこの記事を読み終わった後に是非見直してみてください。

【目次】
 ・黄緑ヤマトについて
 ・6弾発売初週のCS結果について
 ・構築(採用、不採用カード)
 ・プレイ方法と対面で意識すること

【黄緑ヤマトについて】


黄緑ヤマト


黄緑ヤマトのリーダー効果は①ダブルアタック ②ドン付与の2つを持ち合わせています。
ヤマトが収録された6弾では、相手の盾が3枚以下な時に登場するトリガーキャラが多く収録されており、ダブルアタックを通して相手の盾を3枚以下にすることで自分の盾が破壊された時にキャラ展開して戦線構築をするカードデザインになっています。

菊之丞

発売前から①ダブルアタックは派手な効果で話題になっていましたが自分は②のドン付与効果に注目しました。
8キッドにリーダー効果でドンを付けることでアタック対象を8キッドに強制するいわゆる【要塞キッド】の起動が可能になります。通常のリーダーでは9ドンのターンからしか起動出来ない要塞キッドを1ターン早く置くことができるのは非常に強力です。

8キッド

前述した菊之丞等のトリガーキャラを多用する構築、いわゆる【ワノ国型】と呼ばれるタイプは非常に出力ムラが激しく1敗がデッドラインになるチャンピオンシップに向いていないと考えました。
黄エネルのように盾を増やすギミックもなく、黄カタクリ、リンリンのように単色特有の5枚盾と10リンリンもない黄緑ヤマトでは必然的にトリガーの期待値も下がってしまいます。

と言うわけでワノ国型の黄緑ヤマトを使用する選択肢にはあがりませんでしたが、あえて8キッドプランを取った理由を説明するには6弾発売初週のCS結果を見る必要があります。

【6弾発売初週のCS結果について】
宮城チャンピオンシップは6弾発売後1週間しか経っていないということもあり、直前のCSの入賞構築がベースになり、構築が極端に変わることはないと予想しました。

黄緑ヤマトを最大分布として次点に黒モリア、青黒サカズキと続いていますね。黄緑ヤマト自体は宮城でもそこそこ分布を持っていると予想しました。黄緑ヤマトを使用するのであればミラーで勝てる構築が必要になります。

ミラーで有効な戦法として序盤から小型ブロッカーを並べることでリーダーのアタックを止めることで有利に展開を進めることが出来ます。

また想定される環境デッキで大型除去性能に優れているのが青黒サカズキだけだったことから8キッドの処理が難しいデッキが多いこと。前述した小型ブロッカー搭載との噛み合いがいいことから【要塞キッド】構築に辿り着きました。

構築については以降の有料部分に記載しています。
東京、福岡のチャンピオンシップに出場される方は参考になると思いますので是非購入してみて下さい。

採用カードの他にも不採用になったカードや理由も記載していますのでご確認ください!

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