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「何をするかも大事。それ以上に誰とするかが大事。」 4年 陸田瑛星

いやー、ハルらしいブログでグッとくるものがあったのでは?(私は思わないが笑)

1年の頃ふざけすぎてめっちゃ背の高い4年の先輩に胸ぐら掴まれてド突かれた陸田瑛星です。
ハイボールじゃたりないから日本酒2合くらい用意しといて!

西見くんにめっちゃ長く書いていいよって言われたからめっちゃ長く書きました😂
マジで下手な文章になっちゃったけど読んでくれたら嬉しいです!

今年で18年目を迎えたサッカー人生もあと少し。
競技者としてサッカーと関わる最後のシーズンをコロナの影響で例年通りには行えず、「当たり前は突如無くなる」ということを痛感できたのはよかったかな。
という思考回路になるくらい大人になったんです(笑)

ここでは俺が普段心がけてることを書こうかな、そして今の想いを伝えようかなって思います。

ブログがスタートして何を書こうかなーって考えてた時になおちゃん(2年生マネ)から、「瑛星さんグランドでいつも色んな人と話してますよね」って言われた。

知っての通り、俺は人と話すのが大好きだからグランドにいる時は常に誰かと話してる。
実は意図的に色んな人と話すようにしているです(笑)普段あまり話さないような人とでも一言二言は会話をするように心がけてる。一緒に試合に出てる人だったら試合の話をしたり、逆に全く関係ない話をしたりもする。前日のバラエティ番組やドラマの話、海外サッカーの話、とにかく話せる時は話している。俺と話したくなさそうな人にもダル絡みする。(1年生嫌がらないでね笑)

別にサッカーの練習しに行っているんだからサッカーだけやればいいっていう考え方も勿論あると思う。
けどここでちょっとタイトルを思い出して欲しい!

「何をするかも大事。それ以上に誰とするかが大事。」

「サッカーをするのも大事。それ以上に《誰と・どんなメンバーと》するかが大事。」

俺がそう思ったのは、小学5年生で移籍したことがきっかけかな。

サッカー観が180°変わった。
理由は同年代のトップクラスをこの年で目の当たりにしたからだ。
今思えばトップクラスの相手に普通に勝ちまくるチームの一員だった。
俺が凄いんじゃない。俺の入ったチーム、チームメイトが凄かった。
当時の試合中俺の頭にあったのは「ボールが俺の所に来ませんように。」そして「チームが勝ちますように。」
チームメイトは大きな体で相手に立ち向かい、声を出し、闘志剥き出しで命がけで闘っている。体が小さかった俺は、上手くて強い相手にビビり、試合中完全に消えている存在だった。隣には俺よりも小さな体で闘ってる仲間もいたのに。(だから自分のこと下手って言ってる選手の気持ちはめっちゃわかる。後藤とか後藤とか後藤とか笑)
Aチームに俺がいる意味はない。悔しいけどそう思っていた。けど、監督に何度もチャンスを貰った。本当に何度も貰った。途中から入ってきた俺にこれでもかというくらいチャンスをくれた。それでも俺は殻を破ることができず、闘える人間にはなれなかった。
大会に参加するため二泊三日で遠征に行った際に、1日目の1試合目スタメンで出場、開始数秒でのワンプレー目で途中交代。理由はビビったから。ベンチに下げられ、時代も時代だから言わないけどお叱りを頂き、グランドの近くにある土手に行き、試合終了まで走り。その後の2日間全日程が終わるまでベンチで体育座りをし続けた。小学生ながら結構メンタルきてた。
チームは優勝した。そして優勝チームの景品でスパイクをもらった。みんなが笑顔で「俺何センチ!俺は何センチ!」って言っている。そんな中俺は静かに自分のサイズを言う。思い出すだけで悲しくなる。
大会に行っては叱られ走らされる。こういった悲しい週末が小学5.6年せいの俺のあるあるだ(笑)
当時は全く笑えなかった。逆に泣けもしなかった。ただただまっすぐ続く土手のコンクリートを走り続けたり、駐車場を走ったり、菅平の山道を走ったり、、、。
ちなみに平日の練習は19:00〜21:00でオフという言葉など存在しない。
俺は地元じゃなかったから電車で片道40分。小さな俺は大きなバックを持ってサラリーマン達に囲まれながら毎日電車に乗っていた。家に着くのは22:30頃。そっからお風呂に入ってご飯。今じゃ考えられない。

それでも辞めなかった。
母が言うには、たったの1度も休みたいと言わなかったらしい。

なんでかって、途中から入ってきた俺をみんなが仲間に入れてくれた。1人でいたら声をかけてくれた。俺だけ家が遠いから親の迎えが遅い時は、俺が1人にならないように誰かしら一緒に待っててくれた。足元の技術があった俺を素直に褒めてくれた。試合中完全に穴になっているをカバーしてくれた。本気で怒ってくれた。応援してくれる友達が沢山いた。俺より頑張ってくれた母さんがいた。
俺はみんなのことが好きだった。みんなに置いてかれたくなかった。一緒に闘いたかった。認められたかった。少しでも力になりたかった。そして感謝しかなかった。
みんなのおかげで、仲間の大切さ、本当の友情を知ることができた。中途半端な心じゃなく、本気の心で人を想う素晴らしさを教えてくれた。ありがとう。


今、学習院サッカー部のみんなに伝えたいのは、もちろんサッカー部だからサッカーが大事。本気で勝利目指して、スタメン目指して、一つでも上のカテゴリー目指して努力することが大事。そしてミスを恐れないでチャレンジし続けて欲しい。絶対に上手くなる。だから周りはチームメイトのチャレンジした選択もっと褒めて欲しい。Aサブにはこの前少し言ったけど、今の学習院は要求と文句がぐちゃぐちゃになってる。ボールを要求する声と、文句の声は違う。もっとリスペクトし合って高めあっていかないと。そしたらもっと毎日の練習が楽しく面白く激しいものになると思う。

そしてチームメイトの事をもっと好きになって欲しい。深く関わり合って、助け合って、ぶつかり合って、何年も続く真の友情を作って欲しい!
だから後輩は学年関係なく、もっともっと色んな人と関わって思い出作って、色んな夢抱いて、色んな刺激もらって、部活も遊びも全力で頑張って最高の学生生活にしてくれい!!

学習院大学サッカー部に入部して本当によかった。沢山の先輩のおかげで、そして同期のおかげでハルも書いてくれたように少しは成長できました。ありがとうございます。本当に感謝してます。そしていつも応援してくれる方々ありがとうございます。

エノさん、山田さんお世話になりました。俺は2人が大好きです!4年間ってあっという間ですね。期待に応えられないまま4年になっちゃいました。お許しを😅
これからもよろしくお願いします。

マネージャーのみんなもいつもありがとう!

まぁ長々と書いちゃったけど、今週末絶対に勝ってみんなでキャプテン基樹を笑顔にしてやろうぜ🔥
そんで3連勝してやろうぜ。
#学習院はいつもここから

次回はミスター文武両道の橋本君です。
サッカーも上手く勉強もできる。欠点など一つもない魅力的な男です。そんな橋本君のブログをお楽しみに🕺