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GAJYUMARUの拠点について①なぜ、うるま市なのか?

本島の拠点はうるま市からスタート

過去の記事では、GAJYUMARUのビジョンや、その中で取り組みたい課題を整理しました。

今日はその中で、沖縄本島の拠点をうるま市からスタートさせることに関して書いていきます。

うるまは、「課題先進地域」である

なぜ、うるまを本当の拠点第1号に選んだのか?

以下、うるま市に関する統計を調べてみました。
・平均所得・・・県内22位/41市町村(2,564,545円)(2021年)
・完全失業率・・・県内7位/41市町村(7.5%)(2015年)
・母子世帯出現率・・・県内3位/41市町村(7.08%)(2015年)
・父子世帯出現率・・・県内1位/41市町村(1.74%)(2015年)

さらに、子どもの貧困率に関しても「非公表ながら、県平均(29.9%)より高い」とのこと。

これは、「GAJYUMARUが解決したいこと」で整理した、
>経済格差→情報・機会格差
> ”孤”育ての解決

に直結します。上記4項目で沖縄はすべて最下位レベルですが、その沖縄の中でもうるま市は顕著にその傾向を持っているということになります。

いわば、うるま市は「課題先進地域」なのです。
※「課題先進国」・・・国際的に先例のない課題を多く抱え、それをいかに解決し、乗り越えていくかという問題に直面している国。ここでは、「国」を「地域」と言い換えました。
私たちは、これをただ「問題だ」とネガティブに捉えたくありません。沖縄の他地域も迎える問題がより顕著になっており、解決することが沖縄の未来を切り拓くのだと考えています。

そして、私たちGAJYUMARUは「課題先進地域うるま」を、「課題解決先進地域うるま」へと押し上げたいと考えています。
他の地域が迎えるだろう問題を先に解決した地域となることにより、その解決方法が他の沖縄の地域へと波及していく。「課題先進地域」だったからこそ、他の地域に解決できないはずはない。

だからこそ、GAJYUMARUはうるまでの問題解決を本当の第一歩にすることにしました。

うるまには、「GAJYUMARU教育を可能にする要素」がいっぱい

「GAJYUMARU教育とは」の記事で、GAJYUMARU教育に必要な要素として、
>土地ならではのもの

を挙げました。
沖縄の大地オリジナルのものが感性を刺激し、子どもたちが自分の人生を描くための出会いとなり得ると考えています。

そして、うるまには土地ならではの、子どもの感性を刺激する出会いとなり得るものに溢れています
もずく、特殊な製法で作られる塩、泡盛や三線もそうですし他にも様々な土地に根差したものがあります。

そういった、地域ならではの魅力に溢れていることもうるまを選んだ理由です。

強力な協働者との出会い

また、うるま市の方々との良い出会いに恵まれたことも大きい要素でした。

ちょうど今日(8/28)、私を含む3人で「うるまーる」というYouTubeチャンネルの初収録を行いました(何より私たちが楽しくて仕方ありません。ぜひお楽しみに!)
ママコミュニティmamamone代表の知念奈々さん、うるま市議の照屋千江美さんとYouTubeチャンネルを始めます。共にうるまを良くしていきたい、改めてその思いを共有することができました。

また、他にもGAJYUMARUのビジョンに共鳴した素晴らしい協働者の方に出会うことができました。人間的に尊敬できる方々たちで、その輪が広がりつつあることも感じています。


すなわち、課題解決先進地域にしたいということ、そのための1要素である土地ならではの魅力に溢れていること、協働できるつながりができ始めていることを鑑み、うるまを本島の拠点第1号にしました。

うるまに実際降り立ち、その判断をして良かったと思うことができました。

今日、「うるま」は、昔薩摩藩が琉球を呼ぶ際の呼称だったと知りました。
その意味で、うるまは沖縄全体に直結する。ここから始めるんだと決意を新たにできました。

うるまから、沖縄本島全体へ。今からうるまで本格的に活動を開始できる日が楽しみでなりません。
読んでいただいた方々も楽しみにしていただければ嬉しいです。