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【パリ編】ナビゴ、スマホで使う?カードにチャージ?モバイルナビゴとカードナビゴ比較


パリの移動手段といえば、メトロ、バス、トラムがメインになります。タクシー、Uberも3人で乗る場合は人数割りするとお得だったり、荷物が多いときは楽ですが、パリの道路事情はとにかく凄いので、渋滞覚悟で、時間に余裕のある時のみ使用がオススメです。
バスは専用レーンがありますが、一般車はもう入り乱れ。大阪走りや名古屋走りと揶揄される事がありますが、パリの町中を見たら日本はなんて規制を守る国なんだ!と感心します。

前置きが長くなりましたが、今回は、使う事が多いだろうメトロやバスに乗るためのナビゴについて。

ナビゴとは?


パリの交通機関(バスやメトロ等)で使えるパス。値段は、コロコロ増額されるので明記避けます(笑)

旅行者が使えるナビゴには大きく分けて種類が2個ある

大きく分けると、誰でも使えるナビゴイージーと、顔写真と記名が必要なナビゴの2種類。今までは、現物のカードを2〜5€で購入し、チャージして使うタイプが今までは主流でした。最近はNFCの使えるスマホにチャージ出来るモバイルナビゴも普及してきました。パリオリンピックを前に、iPhoneでもナビゴをチャージして使えるようになりました。

種類が多すぎて悩む

ナビゴと一口に言っても凄い種類があるんですよね。チャージする種類によって、カードの種類が変わるのも困りもの。

例えば、『回数券を買っていたけどすぐに使い終わってしまったから、やっぱり1週間乗り放題パスに変えよう。』となった場合、カードも買い替える必要があります。ナビゴイージーにしか回数券はチャージ出来ない、ナビゴにしか1週間パスはチャージ出来ないなど制約があります。切符、期間限定、対象限定、日付限定、距離限定…etcとにかくたくさんの種類の切符があってチャージ出来るか調べなければなりません。
私は、パリに3週間以上滞在予定だったのでナビゴは必須。とにかく調べ倒して、いろんなYouTubeや、ブログやSNS見て、パリ在住の人に質問して…結果混乱。もう訳分からん。そもそもナビゴ以外にも切符があって、旅行者向け、現地の口座持ってる人だけ、観光地が割り引きされる切符とか…本当、有り難いのか有り難くないのか、選択肢がたくさんありすぎて。『お得』が大好物な私は電卓弾きながら調べてました。


解決策はモバイルナビゴをとりあえずダウンロードしておく事

2024パリオリンピック前に、今までandroidのみ対応だったモバイルナビゴが、iPhoneも対応になりました。

もう、コレ、本当便利。

窓口に並ぶ必要が無く、空港に着いた時には直ぐに使える状態になっているというのは、旅行前に不安を1個解消できます。そして、チャージ出来る全ての切符をゆっくり比較できる。コレが本当に有り難い。
私は全く英語もフランス語も話せないので、窓口で子供の分のナビゴを購入した際はGoogle翻訳と、事前にスクショしてマーキングした物を見せて買いました。
旅行者なのに『1ヶ月乗り放題パスをください』と言ったので、窓口のスタッフが何やらフランス語で言ってましたが、どうも『本当に1ヶ月?1週間じゃないの?』と聞かれていたようでした。金額見せられこれでいいのか?と確認してくれました。窓口で買う場合は本当に言葉の壁が辛い…申し訳ない気持ちになります。
そんな煩わしさが、モバイルナビゴなら、スマホで翻訳しながら全ての切符をゆっくりゆ〜くり比較検討出来る!物理カードのデポジットも節約出来る!スマホをスラれない限り切符を無くさない!空港についた瞬間から直ぐに移動出来て時間を有効活用できる!どの切符の残量が直ぐに確認できる…etc
メリットしか感じない(笑)


カードナビゴ、モバイルナビゴの比較


●カードナビゴ●
【メリット】
スマホ不要
物理的に持っているという安心感
子供も扱いやすい(カバンや胸ポケットに入れたままでもタッチで反応する)
スマホよりもスラれにくいので自分で無くさない限りは紛失しづらい

【デメリット】
現地購入が必須(1度買えば10年間は使えるらしいので再訪の方はチャージのみスマホでも出来る)
購入場所が限られる(子供用を現地購入する為、ナビゴアプリで販売店を探して向かうも4箇所程スタッフ不在や、うちは取り扱い無いよ?と言われる。)
顔写真を用意しないといけない(パスポート用の物が余っていたので顔ギリギリサイズに切りました)
チャージしてある切符の種類や残量を確認するのがやや手間
デポジットで2-5€余分にお金が必要
カードの種類で買える切符のタイプが限られる
タッチで反応しなかったときに焦る(言葉の壁的に。説明できる方はこの限りではない。)


●モバイルナビゴ●
【メリット】
NFC使えるスマホならいつでもどこでもチャージ可能
全種類の切符が購入出来る
デポジット不要
チャージしてある切符の種類や残量をいつでもどこでも確認できる
タッチで反応しなくても購入履歴、有効期間を直ぐに提示出来るので無賃乗車を疑われない

【デメリット】
スマホをスラれたらナビゴも同時に紛失
アプリのアカウント登録から使用する時も全て日本語非対応なので慣れるまでは翻訳が必須
スマホとの相性がある?(OPPOのスマホでは全てアプリを閉じないと反応しないときが多い?楽天ビッグはナビゴアプリを立ち上げて無いと反応しない事がある?等)


両方使ってる私的オススメ


私自身はモバイルナビゴがとても使い勝手が良いので、次回またモバイルナビゴ使います。子供にはカードタイプのナビゴの方が安心して預けておけると思いました。
スマホのスリは本当に多いので、特に旅行者は狙われやすいです。私はスマホとカバンをフックで繋げて居るのでスラれたり、怖い思いもした事ありませんが、スマホを取り出す時は警戒してください。


エラーがでた!出られない、入れない!


カードナビゴにしろ、モバイルナビゴにしろ、どちらも共通して感じた事は、一度エラーで✖が出ると殆ど復活する事は無くその駅では永遠とエラーを繰り返します。スタッフが居る駅であればスタッフが通してくれますが、居ない駅では本当に困る。子供のカードナビゴだけエラーが出て通れず困っていた時に、フランス人の女性が自分のパスをタッチしてくれ通してくれました。正規の方法かわかりませんが、あの時は助かりました。





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