僕の激脱退と、Next.Growth山本氏との問題について

これを読んでくださる方へ、あらためてご挨拶させていただきます。
僕はプロスマブラーとして活動していた、激|Gaiaです。

いきなり本題に入りますが、僕は本日を持ちまして、スマブラチーム 激から、自主的に脱退させていただきます。

僕としては激の活動は楽しく、スマブラをもっとがんばりたい気持ちもあり、脱退は本当に不本意なことでした。
しかし、山本氏とのことで、どうしても激を続けるわけにはいかなくなり、脱退ということになりました。

正直に言うと、この話はたくさんの人を不快にさせると思います。
また、他のメンバーのみんなをこのような醜聞に巻き込むことも絶対に避けたかったのですが、もうどうしようもならないところまで話が進んでしまったので、止むを得ずこの文章を公開するといった次第です。
重ねて言いますが、僕以外のメンバーはこの件に何の関わりもなく、非もありません。
そのことをどうかご承知いただきたいと思っています。


全文を読むのが面倒な方には、ざっくり説明すると

・僕が山本氏に投資した550万を、「金がなく返金できない」と、山本氏が返却せず話がもめた
・山本氏が「金がまったくない」と言いながら、それまで無給だったメンバーに対し給料を払う話をし、矛盾が生じた
・山本氏が僕についてメンバーに色々な嘘を言い、「Gaiaがいるから活動がやりづらい」と、僕が激を脱退するように仕向けた

ということです。

・激の発足について


長くなりますが、この件の全容についてお話しておきたいと思います。
激がそもそもどうやって発足されたかという話です。

僕は当時大阪に住んでいたHIKARUとそれなりに交流があり、HIKARUのスマブラに対しての熱意や実力も伴っているところを見て、HIKARUを応援したいと思っていました。

そんな中、仕事で交流のあった山本氏にそのことを話すと、山本氏は「ちょうどEスポーツ業界に参入しようと思っていた、僕も自分のチームを持ちたい、HIKARUさんをスポンサードしましょう」ということを言ってきました。

そして、そればかりでなく、その時ちょうど頭角を表していたZAKIについても、僕と親交があることから、スポンサードしたいと言ってきました。
さらに、僕についても、「Gaiaくんは見込みがあるし、きっと伸びるから」と言い、HIKARU ZAKI Gaiaの3人でチームを結成しよう、と言われました。

人気も実力もない僕が急にプロになるのは厳しい、と家族に反対され、僕自身もそう思うこともあったのですが
それ以上に、当時山本氏を信用していたことと、プロとしてスマブラ活動ができるのが嬉しかった気持ちで、その意見に賛同してしまいました。

こうしてチーム激が結成されました。


・HIKARUへの給料未払い問題

ちなみに当時の激の待遇は、「HIKARUのみに月10万の給料」というものでした。
これは、僕とZAKIが、当時大阪でなにもできず困っていたHIKARUを応援したい気持ちで、自発的にそういった内容になりました。
また、その時の僕は(おそらくZAKIも)月給をもらうほどスマブラに従事はできなかったと思うので、僕たちが無給であることには全く異論ありませんでした。

しかし、HIKARUの給料についても、ここから二転三転と相当な揉めごとを起こしました。

山本氏はHIKARUの給料を払う条件について、「副業をせずスマブラに週◯時間以上従事すること」と言っていました。
それはHIKARUや僕たちにとって願ってもないことだったので、HIKARUはバイトをやめ、給料を払われるのを待ちました。
しかし、言われていた日になっても、給料は払われませんでした。

今思えば、山本氏はその時からすでに金に困っていたんだと思います。

山本氏は、給料を払わないことについて、HIKARUの人間としての未熟さなどを理由に述べました。
「HIKARUくんはまだ未熟で、今きみに給料を払ってもHIKARUくんの成長に悪い影響になるから」という言い分でした。
しかし「成熟した大人でなければ給料を払わない」なんて一言も聞いていなかったし、HIKARUが当時20歳になったばかりで、完全に大人とは言えないことを山本氏も知ったうえで、スポンサードを決めたはずです。

払うと言った給料を払いたくないがために、一人の人間を「未熟だ」などと言って悪者にすることに、僕は違和感を覚えました。
でも、僕はその時本当に馬鹿で、山本氏を信じてしまっていたので、今は耐えるしかないと思いました。
HIKARUを僕の家に住ませたり、給料が入るまでお金をかしたり、山本氏を説得したり、僕が一個人として責任をとれることは全部したつもりです。

そして、説得の中で、山本氏は「給料は7万にする、またその7万も、Next.Growthの動画事業部として毎日スマブラの動画を投稿し、その給料とする」と条件を変えてきました。

給料の減額も、また新しく付け加えられた条件も、はっきり言って不条理でしかありません。
(ちなみにNext.Growthの動画事業部なんてそのあと出てきませんでした。
現にHIKARUが毎日一本動画を上げていたのは、その直後の一時期だけだとおもいます。
金を払わない理由のためのただの一時凌ぎだと思います)

HIKARUは、こんな面倒ならもう山本氏とは関わりたくない、と言いました。
それは当然だと思います。
でも僕は、なんとかHIKARUに給料を受け取ってもらいたくて、山本氏とHIKARUの仲介を続けました。

そうして、結局最初の給料が払われたのは、山本氏がHIKARUにバイトをやめさせてから2ヶ月ほど経ったあとだったと思います。
それからHIKARUへの給料の支払いが滞ったという話は聞いていないので、それについては山本氏に本当に感謝しています。

・プレゼント企画、Gaiaのフォロー・リムーブ問題


そして、この給料未払いの件と並行して起こっている問題が2つありました。

一つは激のプレゼント企画

もう一つは僕のフォロー問題です


この時、山本氏は激のスタートアップ企画として「 ◯◯万プレゼントキャンペーン」というものを発案しました。
フォロー・リツイートした人の中から抽選で、数名にスイッチ、スマブラSP、ギフトカードをプレゼントする というものです。
また、それだけでなく、「激のメンバーに買ったらSwitchをプレゼント」というような企画もしていました。

当選した人には僕が商品を建て替えで購入し、発送していました。
何十万もかかる企画をすることに対して、多少疑問を持ちつつも、その時の僕は山本氏を疑うことはありませんでした。

しかし、この企画は、多額のプレゼントをばらまいているにもかかわらず、山本氏が期待したほどの反響にはなりませんでした。


ここでまた一つ問題が起きます。

僕のツイッターのアカウントフォロー・リムーブに関することです。
当時(今もですが)僕は人気も知名度もなく、山本氏にそのことを問題とされ、「毎日 ◯◯人のアカウントのフォロー・リムーブをすること」によるフォロワーのカサ増しを命じられました。
(フォローに対するフォロワーの数が多いと、パっと見で心象がいい、というようなことを言われました)

そして当然、それはプロあるまじき行為として、スマブラ界隈において話題となり、炎上することになりました。

山本氏の指示で僕が行った行為ですが、これを一方的に僕の責任とされ、前途のプレゼント企画があまり奮わなかったことについても、この件が原因であるとされました。

(僕の感想にはなりますが、プレゼント企画が奮わなかった原因は、あまりにも激が胡散臭かったからだと思います。
僕を含め山本氏とNext.Growthの存在、ホームページもなく活動内容や資金源が不透明な団体であることなど)

そして山本氏は、プレゼント企画代の半分を僕に負担させることで、責任をとらせました。
(ちなみに、残りの半分については建て替えということで、まだ山本氏から払ってもらっていません。つまり実質僕が全額負担しています)

もし本当に僕の責任だったとしても スポンサー側の山本氏が決めたプレゼント企画の費用を、選手である僕が負担するというのはまったくおかしな話です。
でも山本氏は、対面での会話で、金を支払うように数時間にわたって圧をかけてきて、僕は折れてしまいました。
そしてそれは今にして思えば、詐欺師や金融屋の常套手段でした。


また、命じられてやったとは言え、僕の行為で迷惑をかけたり不快な思いをさせてしまった皆さんに、深く謝罪をさせていただきます。
本当に、本当に申し訳ありませんでした。

最終的にフォロー・リムーブを行ったのは僕で、もちろん僕にも責任があります。
でも、不本意なこの行動により、たくさんの人を不快にさせたこと、僕をチーム激の汚点として攻撃するひとを見るのは、本当に辛かったです。
僕はそうした人の意見を、もっともだと思いましたし、本当のことを言えない立場がとても辛かったです。

重複になりますが、あのときご迷惑をかけた方々には、心の底から申し訳なく思っています。


・600万の投資詐欺


話が変わります。
それから数ヶ月が経ち、まだ山本氏を疑わず、スマブラに打ち込みたいと思っていた僕は、しばらくの間山本氏に600万を投資し、その利息で生活をしようと思いました。
スマブラ SPが発売し、もっともっとスマブラに時間を割きたい、とその気持ちが先行して、本当に馬鹿なことをしてしまったと思います。

そして、Next.Growth内での慣例もあり、山本氏は投資にあたって「書類を作らない」ということをそれとなく条件にしてきました。
だから僕は600万を山本氏に投資したという書類での証拠がなく、弁護士に訴えることもできません。
山本氏を信じてしまいそんなことをしてしまったのですが、僕は本当に馬鹿だと思います。

山本氏には、もっと少額ですが、以前から投資をしていました。
山本氏の会社であるNext.Growthの社員全員が、山本氏に投資をして利益を得ていて、僕はその時NGの外部営業といった立ち位置でした。

僕が馬鹿だったので、これでスマブラのための時間が作れると思っていたのですが
考えればわかることです。
10万の給料も払いたがらない山本氏に、そんな大金を渡して返ってくるわけがありません。
約束されていた利息は、北海道の災害などを理由に何ヶ月も滞り、僕が家賃を払えないほど追い詰められていた状況でも、数万の振り込みすらしてもらえませんでした。

そして僕が関西のスマブラ界隈を活性化させようとして開いた「スマッシュシティ」も閉鎖せざるを得ない状況となりました。
スマC閉鎖の理由として「東京に行くため」としていましたが、当時は本当にそのつもりで、東京にあるNGの事務所に住み、金を返すよう毎日山本氏に請求しようと思っていました。
でもそんなことをしても意味がないと知り 辞めました。

当時は本当に借金だらけで、実家にいさせてもらい仕事とバイトをして、スマブラにまったく時間をさけなくなりました。
山本氏は「本当にお金がない」と言って僕にお金を返してくれないのに、新しくチーム激のメンバーを増やしたり、他に自分はぜいたくな暮らしをしたりしていて
「ああ、自分は詐欺されたんだな」と思いました。
初めは尊敬して信頼していた人が、自分相手に詐欺をしたとわかって
借金を背負ったことよりも、そのことが本当に本当に辛かったです...

そんな状況の中で、激のグループラインで信じられない発言を山本氏がしました。

「EVOに行くための費用を出す、チーム激全員で行くので、パスポートを取るように」

まったく金がないと言って僕に数万も返さないのに、こんなことを言い出したのです。
メンバー6人でEVOにでも行けば、100万以上かかることはわかりきっています。
そんなお金があるなら、そのうち十万だけでもいいから僕に返してほしい...と思いました。

また、その後も山本氏は、今年の6月に50万を返金したのを最後に、今日までまったく返金がされていない現状となっています。
山本氏は返金をしない理由を「金がまったくない」とし、その一点張りでした。

そんな中で、今までHIKARU以外のメンバーは交通費のみ支給で無給の条件でのスポンサードだったのですが、メンバー全員に5万の給料、HIKARUには給料を13万にする昇給、という話が出ました。
もう、僕は呆れてなにも言えませんでした。


山本氏から払ってもらっていないお金は投資の550万だけでなく、山本氏が東京から大阪に来た際、車で各所を移動するドライバーを僕が勤め、それに対して給料を払うと言われていたのですが未払いのまま終わっています。
他にも細かい建て替えのお金がたくさんあります。


こうした状況がもう一年以上続き、僕は金銭的にも精神的にも、また時間的にも厳しく、スマブラに関わることが難しくなりました。
それをいいことに、山本氏は僕を邪魔もの扱いし、僕を激から追い出そうと、他のメンバーに働きかけました。
具体的に、「僕はお金が苦しい中毎月数万ずつGaiaに返金しているのに、Gaiaはチーム激を使って僕を脅そうとしている」ということをメンバーに吹聴したそうです。
さっきも言いましたが、僕は6月に50万の返金をされたきりでまったく山本氏から返金されていません。
その旨をメンバーに話し、メンバーに山本氏との仲介をしてもらったところ、山本氏は毎月の振り込みが嘘だったことを認めたそうです。

お金を返さないだけでなく、激のメンバーに対し僕がまるで悪者みたいに嘘をばらまいているのは、本当に許せません...

僕と山本氏の間で起こったことに関しては、これでほとんど説明し終えたと思います。
最後に、僕が山本氏に騙されていながら、今までこの件を明るみに出さなかったのは

・激のメンバーに迷惑をかけたくなかった
・明るみに出したところで山本氏は返金しないので、それなら僕の金でメンバーに交通費や給料が払われているほうがいいと思った
・山本氏といつか和解し、僕が激を続ける未来に少しだけ希望を抱いていた
・ファンの方に申し訳なく、この話をするのが辛かった

という理由からです。


ここでお話したことは全て事実です。
僕がしたありえないほど馬鹿な失敗や、山本氏が僕にしてきた散々な諸行は、もしかしたら信じてもらえないかもしれません。
それに、これを読んでいただいたみなさんにこの話を信じていただいても、問題が解決するわけではありません。

でも僕は、悪いことをしていないのに、僕が悪者にされるのが嫌でした。
数百万の借金も苦痛ですが、僕が好きなスマブラ界隈の中で、僕が誤解されたまま悪人とされ、山本氏が何の報いも受けないのはもっと苦痛です。

こんな話をした上で、普通に関わってくれる人は多分いないと思います。
山本氏が悪いにせよ、こんな醜聞を晒した僕にたいしても、関わりたくないと思うと思います。
それで当然です。

激を脱退するだけでなく、スマブラ界隈にもういられないのが本当に残念で辛くて、悲しいです。
でもなにもせず黙っていたままでは、僕が好きな人たちに、僕が誤解されたまま激を追放されると思いました。
誤解されたままスマブラ界隈に居座るより、本当のことを全部話して自分から離れるほうがまだましだと思って、この話を公開することにしました。


ここまで読んでくださった方は、ほんとうにありがとうございます。
どうかこれを読み終わったら、一刻も早く僕のことを忘れていただき、なにも気にせず残った激のメンバーを応援してほしいと思います。
彼らは本当にこの件に関わりがありません。
山本氏のことは色々あったけど、激の5人と短い間でもチームとして活動できたのは、本当に良かったと思っています。

そして、こんな僕を応援してくれたファンの方には、本当に申し訳なく、心苦しく思っています。
僕を応援してくださったその一言一言が本当に嬉しかったです。
本当は一人一人に個別にお別れの言葉と謝罪を言いたいくらいです。
僕と関わってくれた皆さん、本当にありがとうございました...