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添削杯Vol.4 参戦レポート:ブリーチカニボンド

みなさんこんにちは、ガイとお申します。
2021年3/28(日)に開催されたオンラインヴィンテージの大会「添削杯Vol.4」に参戦しましたので、参加費のレポートを献上します。

◆さようならハイタイド、こんにちはカニボンド

P9は《Ancestral Recall》しか持っていない私が組める唯一のデッキ、それが「ハイタイド」でしたが奴らの登場により生存が困難になってしまいました。

\\俺らヴィンテージ分かってます//

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特にアルコンはゲームが終わるレベルのクソさ

ということで呪文が少ない土地コンボ、《Fastbond》を強く使うことができる「カニボンド」を調整し握ることにしました。
なお、「墓荒らし」には一度も遭遇しませんでした。「墓荒らし」が多いって何処の世界の話でしょうかね・・・?

◆デッキリスト

添削杯デッキリスト-ンドゥバ@ガイ

20:[土地]
2:《Volcanic Island》
2:《Tropical Island》
1:《Underground Sea》
2:《島/Island》
1:《神秘の聖域/Mystic Sanctuary》
3:《雲の宮殿、朧宮/Oboro, Palace in the Clouds》
1:《シミックの成長室/Simic Growth Chamber》
2:《溢れかえる岸辺/Flooded Strand》
2:《汚染された三角州/Polluted Delta》
2:《沸騰する小湖/Scalding Tarn》
2:《霧深い雨林/Misty Rainforest》

6:[クリーチャー]
4:《面晶体のカニ/Hedron Crab》
2:《遺跡ガニ/Ruin Crab》

34:[スペル]
4:《Fastbond》
2:《死の国からの脱出/Underworld Breach》
2:《思考停止/Brain Freeze》
1:《ライオンの瞳のダイアモンド/Lion's Eye Diamond》
4:《意志の力/Force of Will》
2:《目くらまし/Daze》
1:《呪文貫き/Spell Pierce》
1:《精神的つまづき/Mental Misstep》
3:《定業/Preordain》
1:《思案/Ponder》
1:《渦まく知識/Brainstorm》
1:《Ancestral Recall》
1:《噴出/Gush》
1:《時を越えた探索/Dig Through Time》
1:《宝船の巡航/Treasure Cruise》
1:《商人の巻物/Merchant Scroll》
1:《神秘の教示者/Mystical Tutor》
1:《悪魔の教示者/Demonic Tutor》
1:《吸血の教示者/Vampiric Tutor》
1:《ヨーグモスの意志/Yawgmoth's Will》
1:《Wheel of Fortune》
2:《稲妻/Lightning Bolt》

15:[サイドボード]
3:《墓掘りの檻/Grafdigger's Cage》
1:《The Tabernacle at Pendrell Vale》
1:《輪作/Crop Rotation》
1:《ハーキルの召還術/Hurkyl's Recall》
1:《鋼の妨害/Steel Sabotage》
1:《古えの遺恨/Ancient Grudge》
1:《自然の要求/Nature's Claim》
2:《夏の帳/Veil of Summer》
2:《紅蓮破/Pyroblast》
2:《血染めの月/Blood Moon》

◆デッキ構築

「カニボンド」を握ると決めてまず初めにやったことが、既存のデッキから弱いカードを抜くことです。個人的な考えとして、コンボデッキを作る際の要点は単体で機能しないカードをどれだけ減らせるかと考えています。例えば、「オース」の《グリセルブランド》や《ガイアの祝福》といったコンボパーツは引いてしまうと悶絶します。コンボデッキを握る以上、機能しないカードを引いても「事故った」と言ってはなりません。

\不穏すぎません?/

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今回では、使えないカードを引くことによる事故を可能な限り減らすため、《Fastbond》に強く依存しているパーツ、《Fastbond》が無ければ殆ど何もしないカードを抜くことにしました。

弱い

※《Glacial Chasm》はサイドに残してても良いかもしれない

抜いた枠へ新たな勝ち筋として《死の国からの脱出》を投入することにしました。メインからデッキ破壊と相性の良い《思考停止》を取れるのが良いと思いましたが、《Black Lotus》の代わりに入れた《ライオンの瞳のダイアモンド》は本当に弱く、妥協してデッキを組むのは良くないと猛省しています。冒頭の通り、使えないカードはなるべく減らすべきでした。

\単体で機能しないカードはどうしようも無く弱い/

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◆対戦成績

R1 ゴロスショップ ×〇×
G1 先手: 土地1キープしたところ土地を引けず、2ターン目に《抵抗の宝球》+《不毛の大地》+《世界のるつぼ》で負け。《意志の力》を持っていない方が悪い。

\ヴィンテージ恒例のサイコパスムーブ/

クソセット

G2 先手: スパイグラスで《死の国からの脱出》を見られていたので、墓地利用カードを全抜きしてファクト対策を投入。相手は《虚空の力線》を探してマリガンスタート、ゲームプランでの立ち上がりで差をつける。2ターン目カーンからの3ターン目《マイコシンスの格子》というクソムーブを叩きつけられるも、《マイコシンスの格子》+《ハーキルの召喚術》の友情コンボで相手の土地を含めて更地にする。返しに《Ancestral Recall》で手札を補充し、蟹を2体並べ、打ち消しを構えながらターンを返す。無事に4ターン目を迎えたところで《神秘の聖域》+《噴出》+《Ancestral Recall》と無茶苦茶やってそのまま勝ち。

\偶に発生する友情コンボはドラマがあって良き/

友情コンボ

G3 後手: Will 無い手札でキープしたところ、《三なる宝球》+《世界のるつぼ》+《幽霊街》で負け。マリガンする勇気、《意志の力》を持っていない方が悪い。後手番用に《否定の力》を入れるか真剣に悩むまである。

R2 ワクショスタックス 〇×〇
G1 後手: 相手マリガンするも、初手に置物を出さないままターンを返す。最も危険な1ターン目を無事に乗り越えることができたので、《Fastbond》+《面晶体のカニ》+《雲の宮殿、朧宮》で勝ち。ワクショ握ってて置物を置かない方が悪い。

G2 後手: 土地4枚+《意志の力》でキープ。初手の《三なる宝球》を凌ぐも、《金属細工師》+《神秘の炉》でぐちゃぐちゃにされて負け。

\無限ドロー/

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G3 先手: トロピーから《Fastbond》+《雲の宮殿、朧宮》を出し、《呪文貫き》を構え、次ターンで《面晶体のカニ》を出して勝ち。上振れムーブはヴィンテージの華!

R3 逆説メンター ○○
G1 先手:
初手の《Fastbond》を《逆説的な結果》を切って《意志の力》で返され、名刺交換を済ませる。返すターン、《ギタクシア派の調査》を打たれ、手札に《思考停止》があることがバレる。その後、蟹を出して《思考停止》を構えながらぐだぐだしているところでお相手氏、コンボスタート。そのまま相手が溜めてくれたストームカウントで、ドロソに合わせて《思考停止》を相手に叩き込み勝ち。どうして?('ω'`)

G2 後手: お互い1マリからスタート。お相手氏、Mox2枚と《師範の占い独楽》 からスタートするも、土地を引けず。こちらは蟹を2体出し、《シミックの成長室》で毎ターンデッキを6枚落とす地味な動きを。相手のデッキが36枚になったところで相手がようやく土地を引き、《Black Lotus》から《時を解す者、テフェリー》が出てくる。流石に打ち消すも、本命の《Timetwister》が飛んできてこれまでの努力が無に帰される。しかし相手が続くことなく、こちらの手番になり、打ち消しを構えながら《Fastbond》+《雲の宮殿、朧宮》を通して勝ち。

R4 白エルドラージ ×〇×
G1 先手: パッとしない手札でキープし、《スレイベンの守護者、サリア》と《アメジストのトゲ》+《エメリアのアルコン》にわからせられて負け。先手で負けるとは殺意が足りなかった。

\何度も言うけどコイツはクソ/

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G2 先手: 初手に蟹を出すも、お相手氏から《流刑への道》を打たれて除去される。続く生物に何とか対処するも、最後には《現実を砕く者》が走ってきて残りライフが8になる。もう無理かと思ったところで、どうにかして(忘れた)《Fastbond》と蟹2枚を引いて、デッキを51枚削って勝ち

G3 後手: 相手が置物を置かなかったたら勝てる手札でキープ。案の定初手《アメジストのトゲ》に分からせられる。その後、《エメリアのアルコン》と《スレイベンの守護者、サリア》が続きクソゲーをさせられる。そして、4ターン目に《稲妻》を打てるところをプレミで1ターン先送りにしていまう。結局全ての生き物を除去したときには残りライフは2。ブリーチ側でコンボをしようとなんとかパーツを揃えたところで再び《スレイベンの守護者、サリア》が登場し負け。

G3問題のシーン:
相手は3ターン目で、場にサリア+アルコン+アメトゲを出している状況。こちらは手札に稲妻があるため、Volcanic Islandをサーチして、返す自分のターンに島をサーチすれば稲妻が打てる。
ここで私は相手のエンドにVolcanic Islandをサーチしたあとに、「違うな、島にします(間違っている)」と言って、先に島を置くという良く分からないことをしてしまった…
直感的プレイはあっているのに、変に考えて間違えてしまう。難しいね('ω'`)

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R5 ルールスブリーチ ×〇×
G1:
蟹出して相手のライブラリーを削るも《思考停止》が見えて、悪手だったことに気が付く。こちらを削ってブリーチを狙うもメイン墓地対策の《魂のランタン》に牽制されて何もできずに負け。

G2 先手: ブリーチパーツを全抜きして《墓掘りの檻》、《夏の帳》と《紅蓮破》を投入。4ターン目、相手の手札が6枚&マナが立っている状態でバックアップ無しに《Fastbond》をぶっぱ。奇跡的に通ったのでそのままデッキ削って勝ち。コンボデッキは時として覚悟を決めてぶっぱする必要がある。

G3 後手: お互いに《Ancestral Recall》を打ってスタート。相手の《Ancestral Recall》に《意志の力》を切るも、お相手も《意志の力》で防御。返すこちらは蟹と《墓掘りの檻》で相手を牽制し、緩くデッキを削ることに。しかし相手のデッキにはルールスがあり、相棒領域から引っ張て来てキャストさせる。檻があるとは言え、通すと負ける可能性が濃厚なので、嫌々ながら《意志の力》を打つ。対応の《否定の力》を《夏の帳》で防ぐ。お相手氏から「さっきも帳打たれました」と言われるも、相棒に《意志の力》を切っているこちらの方がアド損している結果に。げせぬ('ω'`)
何だかんだで《墓掘りの檻》を2枚張って蟹でだらだらするも、《自然の要求》を2回打たれ負け。なお、相手の残り枚数は10枚を切っていたもよう。おしい。

R6 バーン ××
G1後手: 開幕3点が飛んでくる。こちらの手札にはカニボンドセットが揃っているも、ライフが足りない&相手のドロー前に稲妻打たれるので負け。

G2先手:  《Fastbond》での勝ちが不可能になったため、ブリーチ狙いで進めるも、ライフが足りずに負け。流石にこのマッチは想定していないので諦め。無理なものは無理なので割り切りが大事('ω'`)

R7 ラベジャーショップ  ××
G1後手: お互い1マリからの置物沢山出されて負け。

G2 先手: 初手は、フェッチ,《Ancestral Recall》,《自然の要求》,《ライオンの瞳のダイヤモンド》,《死の国からの脱出》,《噴出》,《面晶体のカニ》でキープ。

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先手はフェッチと《ライオンの瞳のダイヤモンド》を出し、《Ancestral Recall》を構えてエンド。後手は《不毛の大地》とMoxから《アメジストのとげ》をプレイ。ここでフェッチを切って、《Tropical Island》から《Ancestral Recall》をキャスト。相手に《不毛の大地》があるものの、島タイプの土地を引ければ《自然の要求》で《アメジストのとげ》を割り、不毛に合わせて《噴出》を打てば問題が無いので《Tropical Island》をサーチ。しかし土地が引けずそのまま嵌められて負け。
確率的に正しい選択だったので、こればっかりは仕方ないと割り切るしかない。

◆反省

ということで2-5でした。結果は振るいませんでしたが、熱い接戦もありとても楽しめました!普段使えない《Ancestral Recall》もたくさん打てて大満足の一日に。運営のみなさん、対戦頂いた方々ありがとうございました!

蛇足
妥協してデッキを組むのは良くないので、やはりそもそもP9が少ないデッキを組むべきだったと反省しています。しかしながら、P9を買う金があったら買いたいよね《Chaos Orb》。

あああ


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