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Confessionに感謝①

佐藤達哉さんの「Confession」が全国行脚してるのすごいな、っていうのを一旦まとめてみる。同じようなこと何度も書いてるけど。

ありがとうConfession

絶対に叶わないと思っていた佐藤達哉さんのソロアルバム「Confession」。
「佐藤さんのピアノの音だけを聴きたい」が現実化することを知った時、CDを実際に手にした時、曲を聴いた時・・素直に嬉しくて感激しました。
それとは別に、夢と現実の境目にいるような気持ちもあります。CDを手にして曲も聴いているのに、まだ夢なんじゃないかと思ってしまって。私にとっては、そのくらいすごい出来事なんです。

「Confession」は、CDが出るだけでなくライブも開催されるということでした。きっと東京か地元の宮城での開催となるはず。こういう時、九州にいる自分、甲斐性の無い自分を恨むんですよね(笑)でも、詰まりに詰まったスケジュールの中、佐藤さんがコツコツと頑張って人生初ソロアルバムを作り上げるんです。自分が行くか行かれないかよりも、心からアルバムの完成をお祝いすることが大切だなあ・・とか、まだ何も発表されていない段階から独りで勝手に落ち込んで凹んだりしてました。まあ、いつものことですけど。

遠征

気になっていたライブは、佐藤さんのお誕生日・3月27日にご縁の深い三軒茶屋グレープフルーツムーンで開催されることとなりました。

忘れもしない2019年3月27日、同じ場所で佐藤さんと鹿嶋静さんによるsilent sugarの初ワンマンライブがあったけど行かれず、本当に悔しかったです。まだあの頃は、福岡に住んで以降aikoちゃんのライブ(九州のみ)しか行ったことがなくて、遠征なんて夢のまた夢。
でもその直後、悔しさのあまり、SK&T大阪公演まで足を運びました。どうしても、silent sugarのCDを買いたかったんです。九州で買う機会は絶対に無いと思って。

その他にも、ZIGGY福岡公演でのキーボード担当者が別の方だったことから、涙のリベンジとして東京・お台場の千秋楽を観に行って、私にも遠征できるやん!て視界が変わりました。
沢山は行かれないけど、その年はsilent sugarで京都と東京、ZIGGYで名古屋に行くことができて、佐藤さんの色んな現場を自分の目で観る楽しさを覚えました。当時はその楽しさと引き換えに、帰宅してドアを開ける時の闇みたいな感覚は必須で。とても苦しかったです。義母との同居中は、aikoちゃんのライブで福岡サンパレスに行くだけでも「何故夜のコンサートなのに昼間から出かけるのか」みたいな感じだったので、それでも遠征した自分すごいな。

「Confession」のライブの日がわかった時、やった!って思ったんです。年が明ける前、3月24日に新横浜NEW SIDE BEACH!!で開催される森重樹一さんアコースティックライブに行く段取りをしていたから。途中で東京オフィスで勤務する許可をもらえたので、3月27日のライブまで東京に滞在することができました。
更に、同日同会場で、夜の部として伊東洋平さんのライブも開催。こちらも観ることができました。運が良すぎる。

Confessionがツアーしてる

「Confession」のライブを観ることと、佐藤さんのお誕生日ということで、いつもは郵送していたライブまとめアルバムを初めて手渡すことができたから、2022年の私は幸せだった~(まだ3月やろ)の心境でした。
でも、ここで終わる佐藤さんではありません。
お誕生日ライブのチケットは、発売直後1分しないうちに売り切れたのではなかろうか、というほどのプラチナチケットに。3週間しないうちに、今度は新横浜strageでの公演が行われました。
こちらもなんとか段取りをして、ZIGGYのホームグラウンドの新横浜NEW SIDE BEACH!!や新横浜strageでの演奏を観たいという夢が一気に叶ってしまいました。

その後は渋谷ラママでのCHEAP PURPLEの予定があって、そこで一旦遠征おわりとなる予定でしたが、これまた突然のお知らせ。
まさかの「Confession」。宮城・松島での凱旋公演です。あー行かれない、って思いました。九州から東北とか無理。お知らせが出た直後からどばどば涙が出たけど、友人に「もしかしたら行けるかもしれないし、考えてみよう!」と励ましてもらいました。そしてどうにかして行ってきました。復路20時間というのは自分の遠征履歴の中でダントツというか、伝説かな。

自分がそこにいていいかわからない

今まで、東北、特に地元の松島に自分が足を踏み入れるなんて失礼極まりない気がしていました。絶対自分はアウェー状態になって気持ちが潰れちゃうかもしれない。完璧に考え過ぎだったけど、行く前は本当に怖かったです。

子どもの頃からいつも「私はここにいていいのか、相応しいのか」という思いを秘めながら人の輪の中にいました。今もそうです。自分からも人に馴染もうと努力はしているけど、みんなお腹の底でどんなこと考えてるかが怖くて。だから、私に対するリアクションがあると、とてもホッとする。

完全アウェーで緊張しまくっていた松島公演が始まる直前、目の前を通られた時の佐藤さんの第一声は、いきなりの「遊覧船、乗った!?」でした。
遠くから来たことを喜んで歓迎してくださっていたのか、船が大好きで皆さんに聞いているだけなのかわからないけど、私は都合よく前者の考えで受け取めました。

あ、ここにいていいんや、って思いました。運よく開演前にお話が出来てよかったです。

そんなことがあったので、遊覧船のアナウンスが流れる『MATSUSHIMA Rag』を聴くとこの第一声の場面が浮かびます。

佐藤さんがやっと凱旋公演を叶えて、aikoちゃんなどのツアーが続々と始まる印象があったし、Confessionのライブはとりあえず一旦終了かなあ、なんてのんきに構えていました。

九州でのライブなんて、誰が想像したでしょうか。つづく。


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