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ChromecastとFire TV Stick

暇すぎて始めたガジェット情報note 第二弾になります。今回取り上げるのは、Google ChromecastとAmazon Fire TV Stickになります。

 両社はともにテレビにデバイスをぶっ挿して、映像作品やアプリケーションを楽しむものになりますが、全く同じ機能のものというわけではありません。特に、皆さんが望む機能によって、どちらを選びべきなのか変わってくると思います。

 私は両方のデバイスを使ってみて、両者の機能に対しての率直な感想みたいなのを共有出来たらなと思っています。

1. 両者の特徴

 まず、一見同じような二つのデバイスですが個人的には大きく違うように感じます。そこで、両者の特徴についてちょっとだけまとめてみようと思います。

Google Chromecast

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 まず、google chromecast についてみていきましょう。このデバイスは名前の通り、テレビに動画を映し出すのがメインの機能になっています。いわば、「遠隔の映像出力機」。イメージとしてはスマホをリモコンに、テレビを画面にする感じ。

 例えば、スマホのYoutube動画をテレビに映す。Amazon Prime Videoの映画を大画面で楽しみたい。DAZNで配信されているサッカーの試合を臨場感とともに味わいたい。といったニーズにこたえるデバイスです。

 配信サービスの動画をスマホのキャストボタンを押すだけでテレビの大画面で見ることができるサービスはかなり便利で、実家で使っている第一世代の商品でもかなりの満足感がありました。スマホ以外にもパソコンなどから同様にテレビにキャストすることができるので、同じWi-Fiに接続されていれば家のどこからでもテレビに動画を映しだせます。

 google homeアプリを通してほかのスマートデバイスとも連携できるので、google home miniといったスマートスピーカーとの連携もばっちり。個人的にかなりおすすめの商品です。

 HD出力のみが可能なバージョンであれば4800円ほどで購入できるので、コストパフォーマンスはめちゃくちゃ高いです。これ以外にもかなりの機能が満載なので、気になる方は公式サイトへどうぞ↓​


Amazon Fire TV Stick(画像は4Kバージョン)

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 続いてAmazonから販売されているFire TV Stickの特徴です。Chromecastが映像出力機なら、Fire TV Stickはテレビをアンドロイド端末にするイメージです。正確に言うとFire TV Stickはアンドロイドを基にしたAmazon独自のFire OSというのを積んでいるのですが、大体アンドロイドと一緒と考えてください。

 つまり、このデバイスをテレビに挿せば、上の画像にあるような動画配信サービスのアプリをダウンロードすることができ、Fire TV Stickを自分の好みに合わせてカスタマイズすることができます。

 アプリはかなり豊富で、映像配信サービスだけでなく、ゲームやツールなど様々なものをダウンロードできます。グレーゾーンではありますが、Amazonが承認していないアプリケーションなどもダウンロードできてしまうので、拡張性はかなり広いです。

 特徴的なのは、マイク付きのリモコンが同封されていることです。物理的な操作が好きな人はこちらのほうがおすすめかもしれません。しかも、Fire TV Stick自体にアレクサが搭載されているので、映画を音声で検索したり、天気予報や自分の予定を画面で見ることも可能になっています。

 このデバイスもスマートホームに対応しているので、スマートスピーカーから声で操作することも可能です。このデバイスも、4900円ほどから購入することが可能です。気になる方は公式サイトへどうぞ↓

https://www.amazon.co.jp/Fire-TV-Stick-Alexa%E5%AF%BE%E5%BF%9C%E9%9F%B3%E5%A3%B0%E8%AA%8D%E8%AD%98%E3%83%AA%E3%83%A2%E3%82%B3%E3%83%B3%E4%BB%98%E5%B1%9E/dp/B0791YQWJJ

2.ChromecastとFire TV Stickを使ってみて

 この二つのデバイスを使ってみた個人的な感想としては、Fire TV StickよりもChromecastのほうが断然使いやすかったです。

 おそらく先にChromecastを使っていたせいもあると思いますが、正直なところFire TV Stickのリモコン操作があまり気に入りませんでした。Fire TV Stickはアマゾンechoとの連携がスムーズですが、それを考慮したとしてもChromecastのほうが上だと思います。

 Chromecastの場合、自分のスマホをリモコン代わりに動画を探したり音楽を選んだりすることができるので、かなり快適に操作することができます。

 その一方でFire TV Stickの場合だと、リモコンでデバイスを操作して動画を見つけなければなりません。まず、Fire TV Stickの挙動はスマホに比べればかなり遅いので、動画を検索するだけでかなりの時間がかかり、ストレスも溜まります。

 特にyoutubeの動画などを正確に検索したいときにはひらがなを一文字一文字打っていかなければならず、苦痛でした。。

 Chromecastのようにキャストできればよいのですが、その機能を使うために挙動の不安定なサードパーティ製のアプリを購入しなければならず(350円)、しかも著作権の問題でyoutube以外のキャストがあまりできないという代物です。

したがって、自分はFire TV StickよりもChromecastのほうがお勧めします。

3.  まとめ

 ChromecastのほうがFire TV Stickよりも快適!


 自分にとって最適な機能は、動画のテレビへのキャスティングだったのでこの結論に至りましたが、もし様々なアプリを使ってみたいという人であればFire TV Stickは申し分ないと思います。開発者ツールでかなり細かい設定をすることができますし、いろいろなアプリをインストールすれば自分に最適化されたデバイスを作ることも可能です。

 もし購入を検討している方がいれば、両者のスペックや特徴をよく見て、自分に合うものを購入しましょう!

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