5Gってどういうことなの?

スマートフォンを手にするようになってから頻繁に耳にする言葉に「4G」がありますよね。
これは「4th Generation」の略で、第4世代移動通信システムと言われています。

「聞き覚えがあるのは最近なのにもう第4世代?」と思う方もいるとは思いますが、スマホの黎明期にはひと世代前の3Gがちゃんと存在していて、ガラケー最盛期には2G、肩掛けの携帯電話では1Gと、名称が表に出てこないだけで技術としては歴史あるものなのです。

今僕たちが使っているスマートフォンを始め、携帯用端末のデータ通信を支えている技術は4Gという通信規格の上で成り立っていますが、来年以降に実用化を目指す新規格「5G」の話を聞いたことがあるでしょうか。

巷では「2ギガの動画が5秒でアンロードできる」などといった形で耳にしたこともあるかと思いますが、掻い摘んでしまえば「4Gより早くてスゲー通信規格」ということになります。

……これだけではいささか大雑把ですね。

5Gは従来の4Gより「大容量」、「高速」、「低遅延」、「多接続」と4つの条件を要求される規格で、これが実現すればスマホの通信だけでなく、スマートホームなどの運用がよりスピーディーになると期待されています(スマートホームなど、導入コストを鑑みると目を背けたくなりますが)。

また、自動運転の精度などにも深く関わってきますが、話が大きく横道に逸れるので割愛しますね。

既にNTT、au、SoftBankの大手3社に楽天を加えた4社に電波の割り当てが行われていますが、実現すれば皆さんの通信機器に革命が起きるのは確実ですね。

一個人が劇的に実感できる変化として、「動画のダウンロード爆速!」というのは適切な表現のように思います。

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