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チャットGPTを使ってスピード指数を作ってみる


はじめに

先のチャンピオンズカップのようにレースの傾向のみの情報で勝負するのは面白みに欠けるのでやはり馬の能力を考慮して予測したい。

馬のスピードを数値化するのに有名なところで西田式のスピード指数があります。もちろん万能ではないですが、様々な条件を指数化して比較する手法は画期的でした。

スピード指数 = (基準タイム – 走破タイム)× 距離指数 + 馬場指数 + (斤量 – 55)× 2 + 80

馬の能力を測る指数

さて、チャットGPTではどのような指数を提案してくれるでしょうか?
プロンプトは、次のようにします。
「あなたは統計学のプロフェッショナルです。 競走馬の能力を測るための指数を提案して下さい。」
いろいろ試しましたが、スピード指数が単純な走破タイム/距離であったりなかなか良いプロンプトが見つけられていません。
もっと試行錯誤が必要ですが、今回は上記のプロンプトを試してみます。

ChatGPT

競走馬能力指数

「競走馬能力指数」という指数が出てきましたのでさらに質問します。
「競走馬能力指数の計算式をサンプルを用いて説明して下さい。」

競走馬能力指数の計算式を示すために、以下の簡略化されたモデルを用いてサンプル計算を行います。この例では、各要素に簡単なスコアリングシステムを用い、最終的な指数を算出します。

1. レース成績スコア(Race Performance Score)条件: 勝利=5点、2位=3点、3位=2点、その他=1点
サンプルレース成績: 勝利2回、2位1回、3位2回
計算: 5×2+3×1+2×2=175×2+3×1+2×2=17 点

2. タイムスコア(Time Score)条件: コースレコードに近いタイム=5点、平均より速い=3点、平均=2点
サンプルタイム: 平均より速い
計算: 3 点

3. 一貫性スコア(Consistency Score)条件: 80%以上のレースで上位3位以内=5点、60%以上=3点、それ以下=1点
サンプル一貫性: 5レース中4レースで上位3位以内
計算: 45=80%54​=80% なので 5 点

4. 対戦相手スコア(Competition Quality Score)条件: 高レベルのレース(グレード1)=5点、中レベル(グレード2・3)=3点、それ以下=1点
サンプルレースレベル: グレード2レース
計算: 3 点

5. ペース分析スコア(Pace Analysis Score)条件: レースでの主導権を常に握る=5点、時々=3点、ほとんどない=1点
サンプルペース: 時々レースで主導権を握る
計算: 3 点

総合スコア計算
各スコアを合計して、総合競走馬能力指数を算出します。合計: 17+3+5+3+3=3117+3+5+3+3=31 点

ChatGTP4

大規模言語モデルなのでWeb上の表面的な情報をまとめただけの感じで正しく能力が数値化されているとは思われませんが、次回の阪神ジュベナイルFはとりあえずこれでいきましょう。レースの特徴と合わせて予測してみます。

なんとか有馬記念までにもっと納得できるプロンプトを見つけたいですね。

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