背外側前頭前野を鈍らせる逆発想の全集中
私はバラエティ番組はあまり観ないので出演していることもよく知りませんでしたが、ほんまデッカTVなど多数のバラエティ番組に脳科学者の中野信子氏が出演しているそうですね。
齋藤孝氏同様に東大卒の研究者、教授が副業でテレビ出演しいつの間にかそれが本業のようになり、タレント化する例は林修氏を見ていても同様の経歴に感じる。
今はネット記事にも情報は溢れているので『プレジデント』とか『日経ビジネス』『週刊東洋経済』『週刊ダイヤモンド』などは購入しなくなって久しい。一時期『日経トレンディ』は定期購読で買っていたが、だいぶん前に定期購読は止めている。
しかるにこれ↓
年明けに出た2021年最初のPRESIDENTの「脳とやる気スイッチ」に火を付ける法は中野信子氏と齋藤孝氏が表示で大変興味が湧いた。
中野氏の記事だけ立ち読みして脳にインプットしようとも最初は企んだが翌週、あまりにも興味が尽きず購入した。
鬼滅の全集中で集中力が俄に脚光を浴びているが、中野氏によると
「集中力が高い状態とは脳が活発に動いているどころか、逆に一部の機能が鈍っている状態」なのだそう。
その一部の機能とは背外側前頭前野(DLPFC)というマルチタスク処理を担う分野だ。
集中力の高い状態とはこのマルチタスク機能がオフになっている状態。
何かに没入するとは本来生命は外界からの信号を敏感にキャッチして外からの危険に敏感に対応する機能が野生の本能に仕込まれているがそれをオフにすること。つまり本来は非常に危険なこと。
しかるに食うか食われるの野生に生きていない現代人はそういったスイッチを切ってもさほどリスキーではなく、
睡眠不足や飲酒や疲労により背外側前頭前野の機能が鈍っているときの方が全集中デキルというパラドクジカルな理論を中野氏はプレジデントで述べられていた。
この天の邪鬼っぷりはいかにもの中野節であり、
同じく天の邪鬼の権化の私はスポンジのようにこの理論を吸収する。
また中野氏が教える集中法は集中を妨げるディストラクター5つを排除することで勉強や仕事がはかどると
5大ディストラクターとは
①スマホの通知
②漫画・雑誌
③周辺視野
④机の散らかり
⑤頑張る信仰
①〜④は割とありがちだが、⑤は天の邪鬼な中野信子氏がいかにも言いそうなことである。
ちなみに中野氏は教壇やテレビではカツラを被ってるいるそうだが
カツラの下にはメタラーな金髪が隠されていると。
聖飢魔IIから入って熱心なメタラーである中野氏にとってはモーツァルトよりメタル曲の方が脳を活性化出来るそう。私も同様である。
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