天国への階段

2012年ケネディセンター名誉賞をジョンボーナムを除くレッドツェッペリン現存メンバー3人が受賞された。
ロバートプラント、ジミーペイジ、ジョンポールジョーンズのお三方。

名誉賞の名の通りジョン・F・ケネディ・センター歌劇場にて例年は祝賀公演が開催される。

2012年はホワイトハウスにて祝賀公演が執り行われた。

話題はハートがZEPへのトリビュートとしてStairway To Heaven(天国への階段)を演奏したこと。

特筆すべきはツェッペリンのオリジナルメンバーでドラマーのジョンボーナムの息子のジェイソンボーナムがこのハートの演奏ではドラムを叩いたこと。

ハートについては簡単に説明するとアンウィルソン、ナンシーウィルソン姉妹が中心のロックバンド。
姉のアンがリードボーカル、妹のナンシーがリードギターと女性2人がフロントマンとなる。

ちなみにアンウィルソンは1950年6月19日生まれで満70歳(志村けんと同い年だ。志村けんは2月生まれのため日本で言えば学年は一つ上になるが)

そしてレッドツェッペリンのフロントマンであるロバートプラントは1948年8月20日生まれで今年72歳。

アンウィルソンとロバートプラントは2歳しか違わないのが意外。

活動時期はツェッペリンの方がハートより10年は早かったので二人の年齢も10年くらいの開きがあるかと錯覚していた。

天国への階段自体、ツェッペリンの静の分野での魅力を最大限に発揮した美しい感動的な楽曲(4枚目のアルバム『Ⅳ』に収録)だが、このハートのカバー演奏がまた素晴らしい。

この様子はYouTubeで鑑賞出来る。YouTube内でもかなり人気の投稿だ。

ハートについては割りとハードなナンバー「バラクーダ」としっとりしたバラードの「アローン」の2曲がとりわけ有名。
アローンは1987年のアルバム『バッド・アニマルズ』に収録されていて、ミュージックビデオによる画像はまだ残っている。そのときのアンウィルソンはまだ、37歳でとにかく若い。妹ナンシーウィルソンのギター演奏姿がとにかく格好良い。

ところで天国への階段というタイトルは伝説的ギャグ漫画『マカロニほうれん荘』(山上たつひこ)のある1話のタイトルにも使われていた。
マカロニほうれん荘については後日、詳細を語りたいが、シュールな作風の中に描画含めてアートを強く感じる。70年代のサブカルチャーの影響も強く、ツェッペリンやクイーンなどが劇中にもソックリさんが登場することも多い。

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