見出し画像

Zoom面談

今、企業の採用面接もリモート面接が凄い勢いで加速していると聞く。このメリット/デメリットは双方ありましょうが、コロナにより5年掛かり進むところが数カ月で進んだ感はある。

ということは、リモートを行うハードとソフトが俄に脚光を浴びるようになったのは必然的な流れであろう。
ハードならPCやiPad、また周辺機器
ソフトはZOOMやLINEミーティングなど。
いわゆるテレビ電話がDOCOMOが2000年代にFOMAという規格で進めようとしたが、全く流行らなかった。
動きがカクカクしたり、少し遅れて送信されたり、そもそも時代的にテレビ電話の必要性が薄く、逆に電話なら声だけで気軽なのにテレビ電話だと身なりやお化粧や髪型や髭や整えないといけないのが不便であったのもあろう。

コロナ禍という特殊な状況が来なければしばらくはFOMAの頃と人類の意識はそんなに変わらなく、わざわざTV電話の需要は上がらないことが向こう数年は続いたのでは?

リモートワーク、オンライン会議などこの何ヶ月か体験済で特にオンライン会議はメリットがあれどデメリットはないと感じる。

空間の移動のコストカットも大きいし、ZOOM環境で会議の受け方が凄く仕事として効率的になった。
重要な資料はすぐにONENOTEに取り込み、その場で加工でき従来は会議後に時間を取り作成していた資料は会議中に完成するなど

もはやリモートではない会議には戻れないほど便利さを享受している。

勿論、在宅勤務は週に1日あるかないかであろうが、旦那が家にいるこのが煩わしいと感ずる主婦は非常に多いことと察せられる。
また、真夏なら冷房代がかかったり、それ相応の手当がほしいところだが、企業は勤務者は自宅にて仕事出来るなんて楽になったのだから、手当なんか良いでしょ、とちゃっかりその辺りを無視しているところが殆どでは?

とはいえ、20年以上採用面接を受ける立場には立っておらず、
オンライン面接は採用者側に立つことはあっても受けることはそうそうないと感じていたが、

どこの企業でもありましょうが、査定に関連する上司との面接もいよいよオンラインで受けることとなった。
前回は査定というより中間の進捗確認面談をオンラインで受けたことはあったが、いわゆる給与や賞与や昇進に関わるサラリーマンにとっては重要な面接をオンラインで受けたのは今日が初めて

我々は既にオンライン会議になれてるし、私もこのnoteでも表現しているように小規模の会議/講座を開設しているから、面談も違和感なく進む。
もう、直接会い対面でコミュニケーションすることもこの程度の面談なら不要かも知れない。

勿論企業の採用面接は
会社と応募者の結婚に向けたお見合いのようなものだから直にあってその人全体のオーラ含めた人物像を確認しないことには難しい面もあろう。

特に本当の男女の結婚も少し前でもSNS上で知り合ってオフ会というのかリアルでも直接会って結婚ということはあっても、まさか直接合わず、オンラインだけで結婚するなどあり得ないことであろう。

それはZOOMやらが発達した今でもいわゆる合コン的なものをZoom飲み会で行っても、画面上だけでは、もしかしたらその人のスメルはとんでもなかったりするリスクもある中で付き合おうなんてことにはならんであろう。
いくら視覚が最高にイケメンで話も面白く、性格も良さげでも人間は第六感含めて、ダイレクトに対面してでないと全てを把握出来ないから。

逆に言うと、日頃のビジネスライクな上司部下の関係ならそんな人間の根幹までを知り合う必要はなくむしろそういった情報は余計なのかも知れない。

役所広司と堺雅人が出演するクラフトボスのCMで商談もわざわざ来なくて、良いと役所広司が言って、おじいちゃんがドローンで農業やってるCMでも2回目の商談はZOOMで済ましているのが物凄く今の世相を象徴的にあらわしている。

9月3日1ヶ月くらい前の日経オンラインの記事を引用すると

〜日経平均株価が3日、新型コロナウイルスの感染拡大で2月に急落する前の水準を回復した。コロナがデジタル化を加速するとの見方から、IT(情報技術)やネット関連の事業を手掛ける企業に資金が集中した。もっとも東証1部上場企業で株価が急落前の水準に戻ったのは3社に1社にとどまる。金融緩和の長期化観測を背景にしたIT株の高騰には、警戒の声も強まっている。〜

やはりIT関連株は高騰している模様。
そりゃあそうである。

前述の通りビジネスにおいてはコペルニクス的革命の如く180度転換といって良いリモートに関わる革命が起きたのだから。

そのためITスキルに長けた人間が採用の市場では現在引っ張りだこという。

ただ、それは今の急激な特需に基づく需要であって、これからずっと続くわけでもなかろう。よってこれからわざわざその技能を身に着けようとか、今、大学1年生で数年後の就活に向けてITスキルを身に着けようというのは無駄になる可能性も十分あろう。

話をそういった一般論から
今日の自身の面談の内容に戻すと、夏前の頃は環境が大きく変わり価値観も大きく変わり、上司との考えの相違も大きくあまり上司との関係がシックリ行っていない部分があったが、この変革を共に共闘してお互いの理解も進んだため、実に和気あいあいとまた、私が仕事としてこだわっている部分も評価してくれていることを実感し、嬉しい気分となった。

これから企業の規模に関わらず、景気動向によってはどんな会社も大規模なリストラを断行すふ可能性を孕んでいる。

であれば上司や会社との関係を良くしておくに越したことはない。
今、うまく行っていても一寸先は闇な部分もあり油断は大敵なのも把握している。

ともあれ良い流れは保ちつう今出来ることに全力で取り組む。月並みなことを健全に感じた次第である。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?