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流星ワゴン「いやぁ、カズ、楽しかったのぉ」

かつての東芝日曜劇場、現在日曜劇場は名作ドラマが多い。
直近で社会現象になったのは半沢直樹2で
先週最終回では視聴率は32.7%とこの時代としては驚異的な数値である。大袈裟ではなく10年前なら50%超えに相当する大快挙。

ちなみに2013年放映の半沢直樹シーズン1の最終回は42.2%と東芝日曜劇場時代から含めてもダントツのトップ。
7年前でも視聴率は取りづらい時代が始まっていた中では半沢直樹シリーズは破格の大ヒット作品であろう。

この枠で2000年代最初の作品はキムタクと常盤貴子主演のビューティフルライフでこの作品は本当に心温まりラストは涙しかないんですが、最終回の視聴率が41.3%で半沢直樹パート1の最終回に次ぐ2位。

キムタクはこの枠で本当に良い仕事をしていて柴咲コウとの共演の航空もののGOOD LUCKや山崎豊子の重厚な原作のドラマ化した華麗なる一族などでも高視聴率を記録。昨年のグランメゾン東京も良かったですね。

また、この枠は半沢直樹の原作者池井戸潤氏の作品も非常に多い。
2013年の半沢直樹の少し後のルーズヴェルトゲームや下町ロケット(これも半沢直樹同様2回やりました。)。陸王、ノーサイドゲーム、そして今回の半沢直樹パート2。

あと重松清も私は凄く好きな作家で内野聖陽とイケメン佐藤健の主演の「とんび」や2015年1月の「流星ワゴン」なども傑作である。

流星ワゴンは西島秀俊と香川照之主演の傑作。香川照之演じるチュウさんは実に良いキャラ。下手したら半沢直樹の大和田や小さな巨人の1課長より彼の代表作かも知れない。所詮大和田はキャラ濃くても脇役に過ぎませんから。

そのチュウさんがタイムスリップした同年齢の息子とのロードムービーを終えて、最後に海辺で連れションするときなどで「いやぁカズ、楽しかったのぉ」 と広島弁で言う。思い出すだけで涙が出そうになる。いや、これ書いていて涙出てる。

この「いやぁ楽しかったのぉ」は先日の9連休の終わりに私も洩らした感想だ。存分にnoteで執筆して(休み明けも十分書いてますが)気合いの料理も3日して近くの森林をウォーキングして、スマホも新しくして、旅行に行った以上の楽しみをニューノーマル下で味わった。

ちなみに流星ワゴン以降はほとんど観ています。
2014年9月〜2016年1月まで、北海道の旭川で単身赴任してこの時間のドラマ鑑賞を楽しみにしていました。
ちょうど、単身赴任が終わり、家族のもとに戻った20161月スタートの家族のカタチ(香取慎吾)は引越しのドタバタもあり、数話で観るのを止めたくらいだね。99.9%も全部は観ていないが
ハードディスクにとりブルーレイに焼いて保管してある。

今年1月期のテセウスの船も実に良かった。平成元年にタイムスリップし、イチ、ニィ、サン、ダァーなど受けましたね。

そういえば、テセウスと言い流星ワゴンと言いバックトゥザフューチャー型のタイムトラベルものは傑作が多いですね。
設定としてドラマティックに描きやすいのでしょうね。

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