『Trial by Fire』Rising Force〜Lire

エディ追悼が続いたのでエディ後のギターヒーローのレニングラードでのLIVEから冒頭の2曲を

パフォーマンスとしては見どころ満載。

ジョーリンターナーはソウルメイトと当初言っており、まだギリギリ熱々の頃。

ターナーのパフォーマンスは自曲のライジングフォースは勿論、前任者マークボールズの曲ライアーをオリジナル以上の味付けにし上げている。

そして何よりキーボーディストの神、イェンスヨハンソン(発売当時の日本語表記はヤンスヨハンソン)
の若かりし頃のヤンチャな雰囲気(花の慶次のようにタバコをずっと咥えて不敵な笑み)は貴重な画像

主役イングヴェイはこの頃まではギリギリ貴公子で痩せている。少し二重顎になりつつあるなど肥満の兆候はあれど、まだ全然イケメン。最近もダイエットして、一時期よりはかなり痩せたが。例えばレスラーの高田に楽曲を提供して二人が並んだとき、高田より体格が良かったのは語りぐさです。

肝心の演奏は
ライジングフォースはそもそもアルバム自体が交通事故後の発表のためスタジオ演奏と差異はない。
むしろ、ボーカルも演奏もスタジオ盤よりエッジが効いてカッコ良い。

惜しむらくはライアーの方はスタジオ演奏(アルバム『トリロジー』における)と比較すると右手のスピードがほんのワンテンポの1/5くらい遅れている。
その後手癖で弾いていると揶揄されることに邁進する王者イングヴェイだが、このビデオにおけるライアーもその兆候はあれどギリギリ、インプロヴィゼーションと言って差し支えない味わいにギリギリ留まっている。

しかもLIVEはそもそも少し崩すくらいがカッコ良いので、まさに怪我の功名か逆に良い味付けに仕上がっている。

このアルバムはトリロジースーツOP5から始まるギターソロやインストのブラックスターなどボーカルが入っていない楽曲に大きな見所があるが
せっかくなのでジョーリンも活躍しており、エネルギッシュに満ち溢れた冒頭2曲を紹介しました。

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