半沢直樹第6話

半沢直樹第6話感想。
注意ネタバレ含みますので録画して見るかたは閲覧にご注意下さい。

先週は帝国航空(対政府戦)のイントロ部分につき、まだ半沢独特のジェットコースター的展開が薄かった気が。
ただし池井戸潤氏原作のドラマは下町ロケットもしかりで、一つのシーズンでも第一部と第二部の二部構成であり、その架け橋となる第5話が少し緊張感に劣るのは致し方ない。
しかし今回の半沢直樹2は第一部の第一話からジェットコースター的にスタートしたことを思うと第5話は少し物足りなかった。好意的に解釈すると少し息抜きをすることで第6話以降の波乱を引き立てる効果を狙ってか。帝国航空からの受け皿の新興航空会社の認可取消というズルい手を大臣が出し債権案を暗礁に乗り上げさせ、さらに東京中央銀行を窮地に追いやった裏切り者は視聴者には大和田のように見せているが、それだとひねりがないから何か大どんでん返しがありそう。そう視聴者に思わせ、裏の裏を書いてやっぱり大和田が黒幕というシナリオかも知れないし、違うかも知れない。
いずれにせよ盛り上がってきたのだが、不思議と政府相手とスケールは上がったのに第一部のスパイラル編の方が今のところは緊迫感やジェットコースター感があったのはどういうことか?この第6話も息継ぎで次回以降に大どんでん返しか?大どんでん返しは例えば頭取が黒幕とかそういうストーリーが一般的ですが、割りと最近ありきたりだからそれもなさそう?

ただたとえこのストーリーが虚構だとか、少し時代が前(実際に原作は大分前になりますし)とはいえ、今のコロナ禍では航空会社は死にそうな状況なのに発展性ある描き方はフィクションとはいえ
現実の航空会社関係の神経を逆撫でないかいささか心配にもなった。

ちなみに半沢直樹評は翌日のネットでも溢れていてこのレビューをすること自体がミーハーで先週まで控えてきたが、今回はみながら大体をレビュー完成させていて22:00ちょっと過ぎという最速便のレビューということに意味合いを持たせています。

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