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記録しておきたい記憶

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筆者の「記録しておきたい記憶」を綴った経験談、体験談。
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#自信

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2回戦、苦手なY中相手に(自分で言ってしまうけど)活躍し、それなりに貢献し(これも自分で言ってしまうけど)、チームのキーマンになってた僕。 「この点差を守っていけば」、とかは思わず、「更に点差開けてもっと活躍してやる」と意気込んでいたところに、悲劇が訪れ、あっという間に終幕を迎えることに・・・。 無双状態休憩しながら、ブロックでボコボコになった腕を冷やします。 前半、ほとんどキーパーまでシュート届いてませんからね。 ほとんど僕が止めてます。 そのぐらいドンピシャな作戦だった

記録しておきたい記憶vol.05_06

1回戦を突破し、2回戦へ。 初めて怒られない試合を展開出来た僕は最後の大会でやっと自分のスタイルや「自信」を見つけることが出来た。 今までの練習は無駄じゃなかったんだ、なんて思いつつ、少し舞い上がってた自分を戒め、2回戦に向けて準備をする。 2回戦はあの苦手な・・・2回戦の相手はY中(うちもY中だけど)。 全体的に高さはないけどスピードがあって、連携やサイドからの攻撃、ミドルレンジからのクイックが多くて、結構厄介な相手。 レギュラーフル出場でも勝ったり負けたりの互角の相手。

記録しておきたい記憶vol.05_05

いよいよ、試合が始まる。 キャプテンの無念とその覚悟を聞かされたメンバーは否が応にも火が点いている。これでやらなきゃ男じゃないし、今までの全てをぶつけて全て出し切る。 一回戦が始まった1回戦の相手はO中といい、レギュラーなら普通にやってれば勝てる、というチーム。 しかし、全体的に背が高いチーム(僕よりは低いですけど)でウチは全体的に背が低いチームなためロングシュートがはまると危険。 それに今回は「僕」がいる時点でレギュラーメンバーじゃない。 試合開始の笛が鳴る。 確か後攻

記録しておきたい記憶vol.05_04

右腕も完治し、仕上げはいよいよ最終段階。 僕を交えた連携の練習もしたし、みんなの気持ちも一つになって、あとは大会当日を待つばかり、という一週間前、また悲劇は起きたんです。 今度は膝が・・・右腕が完治し、あと一週間で大会という日に左膝を虫に刺されました。 体内の毒素が強い、っていうんですかね。 右腕のときのように今度は左膝が腫れてきたんですよ。 しかも膝が曲がらないぐらいに。 こんな大事な時期に・・・。 今度はすぐ病院に行って治療。またその間は筋トレです。 昔から皮膚が弱く

記録しておきたい記憶vol.04_02

そして、当日。 日程は一泊二日で、初日は花博、二日目は試合という日程でした。 花博はあんまり覚えてませんw このときに撮った写真見てもあんまり楽しんでないのがわかります(笑) 二日目、いよいよ試合です。 出場するのは「形」といわれる演舞みたいなものと「組手」といわれる実戦です。 どちらかというと組手よりは形のほうがまだ得意だったんですよね。 痛くないし(笑) そうだ、この頃はまだ組手は嫌いだったんですよね。自信なくて。 形はあっという間に・・・敗退午前中が形の部で組手は

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幼い頃から空手習ってきたものの、一向に試合に勝てない、一回戦負けばかり。 そのうち「一回戦負けが当たり前」、自分でもそんなふうに思ってました。 負けグセがついてるっていうんですかね。 道場の後輩連中からもバカにされ(弱い先輩は先輩扱い出来ないわなぁ)、同年からもバカにされ、相手にされず、 ただ「昔からいるだけ」の人間でした。 大きな大会が開催えーと7月だったか8月だったか忘れちゃったけど夏休みだったと思います。 その年の夏に神戸だったか大阪だったか「花博」が開催されてたん