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記録しておきたい記憶

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筆者の「記録しておきたい記憶」を綴った経験談、体験談。
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#自信がない

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相変わらずハンドは「これ」といって上達もせず、消極的なプレーをしてしまうことから先生の怒りを買い、すっかり自分に自信を失くしてしまってる僕。嘲笑の対象とされ、後輩からもバカにされ、遂に最後の年、3年生に。 いよいよ3年生になって・・・3年生になり、弟及び弟の連れ、空手の後輩など顔見知りの多くがハンド部に入部してきました。 いよいよもって「みっともないところ」は見せらんない。と、気持ちは逸るけど一向に変わらない技術。 こうなるともう諦め入るんですよね。 空手も部活も練習休ま

記録しておきたい記憶vol.05_02

誘われるままに入部したはいいけど、やりたかったスポーツでもないし、誘った友人も転校しちゃった。 かといって転部も嫌だし、あの先生にそれを言うのも・・・って感じで「なんとなく続けてたハンドボール」。 ただ、「なんとなく」で続けてたのが、ある一件で変わることに。 負けるのが嫌だ意識が変わったのは一年の冬のこと。 毎年、ウチの中学は「校内マラソン大会」というものを冬にやるんですが、寒くなると部活でもその練習をするようになります。 そして、練習でも走らされてばっかになるんですよね。

記録しておきたい記憶vol.05_01

毎年、夏になると「部活」を思い出します。 あの突き刺すような日差し、肺の中まで熱くなるような熱気、セミの声、目に入る汗。 僕が通っていた中学は部活動の盛んな学校でして生徒は必ずどこかの部に在籍しなければいけませんでした。 さぁ、何をやろうかな?小学生の頃はサッカー部やってました。 下手な割にスポーツ好きという人間だったので中学に入ったら 「さぁ、何をやろうかな?」と期待に胸膨らませてました。 空手部があれば空手部に入ったんでしょうが、生憎そんな部はなく、小学校の時にやって

記録しておきたい記憶vol.04_02

そして、当日。 日程は一泊二日で、初日は花博、二日目は試合という日程でした。 花博はあんまり覚えてませんw このときに撮った写真見てもあんまり楽しんでないのがわかります(笑) 二日目、いよいよ試合です。 出場するのは「形」といわれる演舞みたいなものと「組手」といわれる実戦です。 どちらかというと組手よりは形のほうがまだ得意だったんですよね。 痛くないし(笑) そうだ、この頃はまだ組手は嫌いだったんですよね。自信なくて。 形はあっという間に・・・敗退午前中が形の部で組手は

記録しておきたい記憶vol.04_01

幼い頃から空手習ってきたものの、一向に試合に勝てない、一回戦負けばかり。 そのうち「一回戦負けが当たり前」、自分でもそんなふうに思ってました。 負けグセがついてるっていうんですかね。 道場の後輩連中からもバカにされ(弱い先輩は先輩扱い出来ないわなぁ)、同年からもバカにされ、相手にされず、 ただ「昔からいるだけ」の人間でした。 大きな大会が開催えーと7月だったか8月だったか忘れちゃったけど夏休みだったと思います。 その年の夏に神戸だったか大阪だったか「花博」が開催されてたん