見出し画像

CL愛知10-4best72位 ~君の瞳にスターオーダー~

京都でポケモンカードをしているがちぶとと申します。

noteを書くのは初めてですが、2月25日,26日に行われたCL愛知に参加してきたのでレポートを残していこうと思います。

2回目のCLで初めてday2に進出でき、強者の方々と対戦することができて本当に充実した2日間でした。

だらだらと旅の思い出を書き残していくだけなのですが、暇な方はぜひ。

・当選から準備まで

正直あんまり記憶がない。
Fレギュ最後のルギア環境に嫌気が差したのと、SVの対戦が楽しすぎてシティすらサボるほど全くポケモンカードをやっていなかったが、友人 (諸説ある)のムツ(@Onibozugisu)に言われたので一応応募しといたらなんか当たってた。
(Fレギュ最後のシティでギラティナ持ってったらゾロアークバレットにボスほしのわざわいでギラティナ取られて引退した気がする。今思い出して鬱になった。)

当選したからには練習しないといけなかったが、人気者の陽キャなのでなんやかんや予定埋まってて1週間前になってた。
21日くらいから本気になって取り組み出して、できる限りの時間を人間と対面してポケカできるように色んな友達に協力してもらった。

CLの1週間前から一撃ルギアのデッキパワーの高さに注目していたが、最終的にはたとえ理論上最強であっても自分が中途半端にしか理解していないデッキを握るのは一番弱いと思ったので自分が長く慣れ親しんだロストバレットを握ることを大会前日に決定。(判断が遅い)
自分はカードゲームにおいてかなり運がよくて先2アッセンブルスターを98%の確率でキメるつもりでいたのでかなり迷った。
冷静に考えたら頭イカれてるかもしれない。

当日使ったリストです。先攻取ります。

前日は夕方に友達と名古屋に着いてご飯を食べて格安ホテルに宿泊。
名古屋はとにかくなんか女の子が可愛かった気がする。
矢場とんを食べにいこうと百貨店の高いところまで行ったが、インドの人口くらいの人間が並んでいたので断念。こんなんCL終わってまう。
なので結局地下で見つけた空いてる味噌カツの店に入った。普通にめちゃくちゃ美味かったので満足。でも周りの人やっぱみんな矢場とんの話しててちょっと面白かった。

飯テロ

腹一杯になったあとはスリーブを全部入れ替えたりデッキ圧縮(物理)したり明日の準備。
この時おみくじとして初手検定やってみたらキュワワー1アクロマ1VIP2エネで明日の勝利を確信した。
もうポケモンやめちゃったけど大好きな先輩が「大会前は早く寝ろ、あとシコるな」といってたのを思い出し枕元のアクロマに愛の言葉を囁いてとっとと就寝。
友達には笑われたが俺は本気だ。

愛人


・day1

全く寝れなかった。眼球ガンギマリ。
だっていつも4時に寝てるんだもん。
大会で最大限のパフォーマンス出すためにも普段からの生活リズム見直すのはやっぱ大事なんかなと思った。ポケモンsleepに期待するしかない。

でも目さえ閉じていればある程度の効果はあるっていうのは本当みたいで意外と一日中活動できた。

名古屋でパンを買って名鉄に乗って中部国際空港へ。
特急に指定席あるの知らなくて特別車両券を買わずに乗ってしまった。おばちゃんの席占領してすみませんでした。気をつけましょう。気をつけます。

会場にはめちゃくちゃ人がいて超ワクワクした。
一人一人が何時間も練習してきてデッキ持ってきたって普通に熱いよな。

いうほど長い間練習してきたわけでもないがめちゃくちゃ緊張しながら席に着き、俺たちのCL愛知第1回戦が始まった。

・1回戦 ミライドンex(後攻) 負け

この負けが本当に辛かった。
後攻ドラピオンスタートだったものの、ガラルサンダーVでめちゃくちゃメタってるデッキでかなり有利だったのに、サイドを2-4(スターオーダー)で取ることにこだわり過ぎて結局パーツを集められずジャッジマンで全部流されて破産した。
具体的には
後1らいめいげり 4-6
先2ライトニングロンド 4-4
後2ミルタンク前
でクレッフィを前に出されたのでミルタンクで時間稼ぎをしていたのだが、何を思ったのかツツジケアのつもりでクレッフィを倒さずに何ターンも相手に与えてしまった。
この間にボス、封印石を集めるつもりだったのだが結局集まらずドラピオン含めてサイド4枚取られて負けた。
ミルタンクを倒すためのミライドンが育つのは時間がかかるのだから、順当に盤面作ってミルタンクで前殴ってれば絶対サイドレース的に勝つことができたのに、自分がしょうもないことにこだわって勝ちをのがしたのが本当に悔しかった。

このロストバレットは Tier上位のデッキのメタとして組んだものであり、素のデッキパワーがそれほど高いわけでなく、負けた人たちのよくわからない環境外のデッキがひしめく通称"地下闘技場"では勝ちにくいと自覚していたのもあって余計にしんどかった。

半分もう帰りたいの気持ちだったが、来たからには最後まで諦めず戦おうと思った。配信卓でななっぷるに会いたいからね。

・2戦目 ミライドンex(先攻) 勝ち

スタートしたらミライドンだったのでさっきの反省を生かして柔軟にプレイしようと考えていたら、
先2らいめいげり 4-6
後2電気ショック(空ピカV) 4-6
先3ボスレジエレキvmaxスターオーダーらいめいげり 0-6
で勝ってしまった。
さすがに相手のプレミのおかげだが(レジエレキを進化させる意味がないしライコウVにエネをつけておかないと反撃できない)、この勝利でまだやれると思い、俺の反撃が始まった。

・3戦目 白馬パルキア(先攻) 勝ち

ビッバスタートで、さすがにアルセウスSomethingだろうと思い込んで最初の花選びでアクロマと択になったマナフィを早々にロスト。
蓋を開けてみれば白馬パルキアで月光手裏剣の恐怖に怯えることになるが、先2相手の盤面が、正面エンペルト、ベンチパルキア、ビッバの状態であなぬけのひもを打ってパルキアを釣ってまずおとぼけスピット110点を当て、次のターンにスターオーダーらいめいげりでスターポータルを使わせる前にパルキアを倒すことに成功。そっからは流れで勝った。

・4戦目 キュレムパルキア(後攻) 勝ち

この対面でも3戦目と全く同じことをした。
パルキア(おとぼけスピット+スターオーダーらいめいげり)、ビーダル(ロストマイン)、エンペルトV(なんかの技)でサイドを6枚取って勝ち。
対面に救われている気がするが、3-1したあたりから本気で勝ちを目指すメンタルを取り戻していく。

・5戦目 ミライドンex (後攻) 勝ち

またミライドン。
相手が前にクレッフィいるのにタンデムユニット使ってたのに後から気づいてジャッジを呼んだら修復不可能な盤面になってしまったってことでサイドペナルティ1枚もらえてなんか草。
これって即指摘してたらもらえてなかったのかな..だったら言わない得なのか…?
2-3でサイド取ってスターオーダー言うまでもなく勝ち。
てかペナルティなくても勝ってた。

・6戦目 超アルセ単(後攻) 勝ち

先1ノコッチスタート雪道エンドという相当な事故で、逆にこちらはマリガン3枚もらってダブルVIPパスができたが、おとぼけスピットまでは言えず番を返す。
相手は盤面を築いていったが構築上ミルタンクがぶっ刺さっていたので投げたら輝くサーナイトが出てきたがサイコキネシスでは打点が足りていないのでそっから順当に勝ち。

・7戦目 ロストギラ(先攻) 負け

この試合はバカみたいに事故って負けた。
先攻勇気の単騎ウッウ棒立ちで番を返し、なんとか倒されずに済んだが、アクロマを打ってもキュワワーになる札が引けず、何もできずに負けていった。
9試合に1回はこのような運負けが起こることは想定できたが、5-2と後がなくなってかなり緊張してきた。
ここからの2連勝がめちゃくちゃに遠いように思われた。

We are maverick 救済なんていらない
どんな理不尽 襲おうとも
勝てばいいだけの話だろう

最強の自分の姿を想像してこの歌を口ずさみ、次の対戦卓へ向かう。

・8戦目 ロストギラ(先攻) 勝ち

さっきは事故ってギラティナに負けたが、所詮ギラティナはロストバレット対面ではロストバレットの真似事をするプロキシである。ギラティナが最強のロストバレットに勝つ道理なんてないのだ。(諸説ある)
およそツツジ以外の手札干渉はないので山札をガンガン掘って先3からロストマインを連打して勝利。

・9戦目 鋼ロストバレット(先攻) 勝ち

day2の進出がかかった予選最終戦。
相手は鋼ロストバレットだったが、ギラティナ同様先3からロストマインを連打し、相手のサポート権を上手く使わせることなく勝利。
ガチで緊張してたが、勝てて本当に嬉しかった。正直day2いけるとは思ってなかったし、今後も無理かもしれないと思っていたが、諦めなくて本当に良かったと思う。

9戦目が終わった後はさすがにドヤ顔で勝利報告ツイートをし、day2進出者への説明を受けに行く。

本戦出場したら次のCL権利もらえることすら知らなくて嬉しかった。
あと本戦出場者用の進出パスみたいなのが配られてめちゃくちゃ興奮した。
特に進出パス。これ最高のご褒美だ。

day2で強者たちと対戦できることを楽しみにしてその日はすぐ寝た。

・day2

全く寝れなかった。眼球ガンギマリ。
中途半端に早く寝過ぎたせいで途中で目が覚めて緊張からもっかい寝付けなくなった。
睡眠ってむずかしい。ポケモンsleepに期待するしかない。

day2にはムツも上がってて「day1は安定だけど、day2は上振れカス太郎が勝つ」みたいな話をした。
だけど運試しで雪道ミュウ回したらゴミみたいな手札してて草だった。(ちなみに僕がシャッフルした瞬間神みたいな手札がくる。)
決勝もそうだけどムツ一生運に見放されて生きてて面白い。

配信卓でななっぷるを迎えにいくためにいざ本戦へ。
君の瞳に、スターオーダー。

・1回戦 雪道ミュウ(先攻) 負け

後1でゲノセクトを下げることができず、先2でおとぼけスピットを当てることができ、ロストマインでしっかりゲノセクトを回収できた有利な状況で、ミルタンクを前に立ててミュウvmaxを釣ってスターオーダーダイナミックテールを決めるために山札をガンガン掘った。

…ガンガン掘ったのだが、最後の山2枚まで封印石を拾うことができなくて結局その後の雪道ジャッジマンを乗り越えられず破産した。
ガチで悔しかったが、お相手も非常に親切でかつプレイングも上手なプレイヤーだったので、純粋に勝負を楽しむことができた。

強者との対戦は本当に楽しい。ポケモンカードって最高だなって思った。
もうこれでトナメにいける望みはなくなったが、逆にワクワクして次の対戦へ向かった。

・2回戦 キュレムパルキア(後攻) 勝ち

この対面はミルタンクがぶっ刺さった。
相手のプレイング的にエンペルトVが入っていなさそうだったのでミルタンクで殴っていくことにしたら、ゲッコウガしか打点あるアタッカーがいなかったみたいで投了。

・3回戦 ロストバレット?(先攻) 勝ち

相手がウッウ単騎棒立ちで番を返してきたのでおとぼけスピット撃って終わってしまった。
上手い人とロストミラーやりたかったので残念。

・4回戦 ミライドンex(後攻) 勝ち

勝ったが、さすが強者って感じでこれまでのミライドンほど楽ではなかった。
崩れたスタジアムで攻撃無効化してきたり、絶対にレジエレキをvmaxしてこなかったのでサイド速度を遅らされていた。

正直ミライドンのことはヨワイドンとかいってバカにしてあんまり評価してなかったが、上手い人が使うとここまで来れるんですね。あんまりこういうのよくないなと思った。

・5回戦 雪道ミュウ(先攻) 負け

マインマインでゲノセクトを取ってスターオーダーを目指しにいく。
ミルタンクとイベルタルで時間稼ぎをしていったが、4-1の状態で相手は自分が貼った雪道で止まったようで、トラッシュに2枚、正面のミュウvmaxに1枚ダブルターボが見えていたので4エネダイナミックテールでミュウvmaxを倒してチェックメイトを狙ったが、雪道下で最後の1枚を引かれて負け。

この負けはおそらくエネくじがかかっていたのでかなり悔しかったが、対戦相手のプレイングも上手く、やはりとても楽しかった。
ポケモンカードやっぱ楽しい。

ここで僕のCL愛知は終了。

そっからは7-2から5連勝してトナメ行ったムツの応援してた。
配信卓でななっぷるに会いたかったが、配信卓に出たのはこっちだった。
てかこいつ体デカすぎるだろ。大体の人間に対してヘビーボンバーの火力120でそう。
でも準優勝したのは本当におめでとうと思った。
何回も何回も不運を押し付けられても捲り返そうとするの本当にかっこよかった。
(練習で僕が無限にジャッジマンの返しにアクロマ引いてきたおかげかもしれん)
チャンピオンフェスティバルでデッキ組んでたから次は勝利のしるしでデッキ組むのを期待。

これ決勝戦暴れ出したら本体のフィジカルで勝てただろ

・おわり

今回のCLは本当に最高だった。
上の方で強者が待ってると思うとほんとワクワクする。
CL宮城は出れるの分かりきってるから本気で取り組みたいね。
普通にカードのために仙台までいくの頭おかしいけどそんぐらいポケモンカードって最高だ。
誰にだってチャンピオンになるチャンスがある。

あと今回は個人的にはイカサマっぽいことされなくて気持ちいい対戦ができたと思う。
前回出たCLではガッツリイカサマされてたってことが後からわかってほんとにどうしようもない気持ちになった。(予選で対面した人の証言で初手が全部同じだったとさ)
試合前の3分けとか試合中の上から何枚ってもう当たり前になりすぎて用意に想像できてしまうので、気持ちよく対戦したい人はもっと自分でバリエーション増やした方がいいと思います。
イカサマされたって気付いたあとは下から10枚とかやってたけどそれももう予想できるしな…そもそも上から何枚ってデッキ内の順番変わってないから何も混ざってない気がする。

ということで僕のCL愛知の振り返りは終わりです。
これからもモリモリポケカやっていこうと思うので、ご縁があったらその時はよろしくお願いします。

あと、使った構築について考えたことのメモとかもまた出すかもしれません。
では。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?