修身教授録Ⅱ第8講 気品

気品とは人間の値打ちの全てを言い表すと言っていい。
気品とはその人の最も深い所から発する内面の香りである。
しかしこの気品は先天的なものが働いていて、人間一代の努力や修養では及び難いところがある。
祖先代々の修養の集積なので、自分が修養を積めば子孫に受け継がれる。
そのためには「慎独」=一人でいる時も己を慎むことが最も大切。

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「いつも神様やご先祖様が見ていますよ」「もう一人の自分で俯瞰して見てみる」といった教えですね。
エッチな動画を見るくらいはご先祖様も許してくれると思いますが、ネットで罵詈雑言を書き込んだり、不倫したりなど、バレなきゃいいやではなく天使の自分がそれを止める意識を常に持たなければいけません。

しかしこの気品ですが、気品があり過ぎてスキのない人はどこか近づきがたい雰囲気があります。
私は気品がある訳ではないですが、仲良くしたい人にはあえて弱点を隠さずスキを作るようにしています。
まあ今でも近寄りがたい人間ではないと思うので、慎独はしっかり心がけたいと思います。

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