修身教授録<Ⅰ>第26講 仕事の処理

人間の生活は仕事の連続である。
優れた人ほど仕事が多いので強く感じているはず。
真の修養とはある意味この仕事の処理に中心があると言えるほど。
少しも仕事をためないで当面の仕事を次々と処理していく。
結局この点を離れると真の修養は積めない。
そのためには「とにかく手をつける」こと。
最初から100点を目指すのではなくまず80点でというつもりで。

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性欲の話の次に急に実用的な話で、戸惑いを覚えながらも自分を振り返る機会になりました。
私は40代のテーマを「積小為大」としておりまして、それは自分がコツコツ積み上げるのが苦手だからこそそういうテーマにしています。その一環として、「できる限りボールを自分側に置かない」というのを一つのミッションにしています。職業柄数カ月にわたるプロジェクトを抱えることがほぼほぼなので実践できているかはほど遠いですが、プロジェクトでも自分にボールがある時にはなるべく早く解決しようと心がけています。
本文中に「一気呵成に」という言葉がありましたが、特に今年はまさにそこを意識して仕事しています。でも、まずは80点というところを理解していただけなくて仕事を一気呵成に進められないジレンマを抱えています…

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